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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成22年12月定例会産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:堀江 龍一 議員
質疑・質問日:12/15/2010
会派名:志士の会


○堀江委員
 先ほど、3番委員から質問がありましたことに関連してお聞きをいたします。
 県有施設の整備の補正予算がかなりついておりますけれども、具体的にお聞かせを願いたいというふうに思います。部長から計画をしっかり持ってやっていくべきだというお話がありました。工業技術研究所は、5600万円補正がついたということでございますけど、工業技術研究所の維持補修を行うとかなりの金額になるんですが、計画はどういう具体的な計画になっているのか。先ほどのお話だと国の予算がついたから前倒しでやるようなお話でございましたけれども、2年間かかって直すつもりでいたのか、あるいはもっと長いことかかって直していくのか。その辺の具体的な内容をお知らせいただきたいと思うんです。繰り越しにして継続して工事をやっていくのには発注の仕方はどうするのか。その辺の今後の計画についてもお聞かせをいただきたいというふうに思います。

 それから、労政会館の電気設備で補正予算が450万円。どういう設備を更新するという更新の仕方、どういうふうにされるつもりでいたのか、また先ほど工業技術支援センターと同じで発注の仕方はどういうふうにしていくのか。

 同じく清水技術専門校の施設の修繕も同じように、どういうふうな整備をする計画でいたのか、また発注の仕方をどうするのか。

 それから、畜産産業費の家畜共同育成場の機能維持のための揚水ポンプ室建てかえ及び揚水ポンプ更新を行うと。これも補正が1300万円ついてますけど、どういう計画なのか。具体的にお聞かせ願います。

 それから次のページの温水利用研究センターの設備の修繕及び清掃を行う180万円。具体的な内容はどうなのか。清掃が主体なのか、修繕が主体なのか。

 それから次の計量検定所のタクシーメーターの走行検査器等の整備を行う。これの内容を具体的に教えていただきたいと思います。繰り越しが2100万円と補正予算額より50万円少ないのはどうしてなのか。この辺をお聞かせいただきたいと。以上でございます。

○鈴木研究調整課長
 それでは私のほうから、この技術研究所庁舎等維持補修5600万円の関係についてお答えいたします。農林技術研究所から工業技術研究所まで経済産業部で4つの研究所を所管しておりまして、それぞれいろいろな設備等の補修等が必要になってまいります。毎年おおむね5000万円前後の予算をつけていただいて順次補修をしているところでございますけれども、今回のものについては、平成23年度の当初予算で要求していたもののうち緊急性のあるもの、これについてこの12月補正予算で要求し、いま予算案の中に上がっているものでございます。具体的には、ここにありますように工業技術研究所の恒温恒湿室の空調の設備。これはいわゆる研究をするためにその場所を一定の温度、一定の湿度にしなければならないという施設でございますけれども、そこの空調が壊れておりますのでその補修をするということでございます。それが1100万円。それから浜松工業技術支援センターの外壁のタイルが、これも施設の老朽化に伴って落ちるような状況が出てきたものですから、その修繕を4500万円でやる。合計5600万円ということでなっております。
 今回、繰り越しをお願いしているのは、これを12月補正で予算づけしますと、工事期間が当然、平成23年度にかかることになりますので、その分これを繰り越しということでお願いするところでございます。以上でございます。

○大瀧労働政策課長
 労政会館の施設整備についてです。労政会館は県下3カ所ありますけれども、それぞれ年間計画を決めまして、維持補修を進めております。今回、国の交付金が前倒しで活用できるということですので、そのうち緊急性のあるものについて、今回12月補正予算でお願いするものです。
 工事の内容ですけれども、静岡労政会館の高圧受電設備が設置から26年経過しておりまして、劣化により停電が起きるという可能性もありますので、突発的な事故を防ぐために機器を更新しようとするものです。更新する機器は計器用変流器、真空開閉器、高圧コンデンサ等です。
 それから、契約は入札により行う予定です。
 それから、繰り越しの理由ですが、議決をいただきまして入札、契約を経て工事に入りますが、工期が3カ月ほどかかる見込みでありますので、年度内の完成が難しいということで繰り越しをお願いするものです。

○石川職業能力開発課長
 同様に、職業訓練施設に関連してお答えをいたします。
 いま、私どもは4校所管しておりますけれども、やはり計画的にということで緊急性のあるものを計上させていただきました。
 1つは、清水技術専門校ですけれども2つの工事であります。1つは本館の外壁改修工事ということで、本館の壁面のモルタルが浮き上がっている状態ですから、それがはがれて落ちる恐れがあるということでこの部分の補修。それから、壁のコンクリートの亀裂の補修、塗装の劣化の部分を外壁を塗装する。あるいは窓枠のさび、ゆがみで窓が開かない部分があるということで、そこの窓の取りかえ。それから空調設備の新設等を計画しております。
 もう1つは、清水技術専門校に3つの実習場がございますけれども、この照明施設が古くなっておりますので、この照明器具を取りかえる工事でございます。
 それからあしたか職業訓練校につきましては、原則全寮制となっておりますけれども、現行の空調施設は暖房だけなもんですから、今回寮の全部の部屋に冷房も対応する空調機器を整備しようとするものでございます。
 執行方法については、入札ということでこの議決をいただけましたら、1月から設計の準備、それから工事ということになりますから、来年度にかかってしまうということで繰り越しをお願いするものでございます。以上でございます。

○土屋畜産課長
 家畜共同育成場の維持補修の関係でございますが、静岡県の家畜共同育成場につきましては毎年1000万円程度で維持補修の経費を計上して、維持補修をやっております。その中で、今回はこのポンプが老朽化してそろそろ耐用年数がきてるということです。このポンプの水は人が飲むものじゃございません。牛が飲む水をタンクにためて、それから牛のいる放牧場へと回すというもので、牧場の生命線を握っているものでございます。これも繰り越しするのは契約上、年度内を越えるということが予想されますから、繰り越すものです。以上です。

○鈴木水産資源課長
 温水利用研究センターの設備修繕等についてお答えいたします。
 温水利用研究センターは浜岡の本所と沼津の分所の2施設からなっておりまして、沿岸域の漁業生産の維持増大のために種苗放流用のマダイ、ヒラメ、アワビなどを生産しているところであります。この際、生産過程で種苗に病気の発生が見られるわけですけれども、その発生を防ぐために海水中の病原菌などを紫外線殺菌装置を用いて処理しておりますけれども、補正予算の事業はこの装置の維持補修を行うものです。
 また、取水を清浄に保つため設置しております海水井戸にたまった堆積物を除去するもので、ともに来年度当初予算で予定していたものを前倒しで実施するものであります。以上です。

○兼子商工業局技監
 計量検定所の施設整備についてお答えをいたします。
 計量検定所は、各種のメーターであるとか、重さ等の証明をする事業をやっております。その中で今回の補正予算でお願いしておりますのは、例えばタクシーメーターでございますけれども、県内には7カ所、8台のタクシーメーターがございます。これは、タクシーを実際に検査場へ持って行きまして、ローラーの上に乗っていただいて、一定の距離を走行させた状態にしたときに、料金を徴収するときのタクシーのメーターが正確な距離と金額を示すかということを調べる機械でございます。この機械につきましては、タイヤを直接載せて測る関係でローラーが使っているうちに段々減ってきたり変形をしてきたりということがございます。それでこれまでにタクシーメーターを導入したところのものが、大分前のものになっておりまして、ここへきて一斉に交換の時期を迎えております。
 それで、午前中からのお話にもありますように、計画的にやるべきであるということで、更新の計画を立てております。実際に来年度の当初でもお願いしようとしたものもございます。またそれ以降の年度にもお願いをしようとしているもの等の前倒しを計画しております。それが4台でございます。
 それから、一部伊東にありますものにつきましては、昔の表示の仕方で非常に誤差を生じやすいということで、これを見やすくしようと自動表示システムを導入するということも計画しております。
 それから、あと台貫と呼ばれるトラックなんかをそのまま乗せてはかる大きなはかりの検定をやっております。その基準になる分銅というものがございまして、これにつきましても長いこと使用しておりまして、表面がはがれてきたりしまして、重さの例えば100キロであれば100キロの重さが正確でなくなってきている。既定の範囲には入るんですけれども、修理をしながら使っているということでこれを新たなものにしたい。いずれのものにつきましても、既製品がございませんので、受注生産になるということで大体3カ月から4カ月ぐらいの時間がかかるということで、繰越明許をいただいております。
 それから、50万円少ないんじゃないかということですけれども、先ほどの分銅のうちの一部は既製品のものがあるということで、これについては議決をいただきましたら直ちに購入ができるということで50万円を減らして繰越明許をお願いしております。以上です。

○堀江委員
 余りよくわからないんですけれども、要するに、来年度事業の予算をことしとっちゃうと、こういうことでよろしいんですね。来年当初にはこの予算は出てこないと、こういうふうに思っていいんですね。まず1点。

 それから、ちょっと質問し忘れたんですが、この産業経済会館の立体駐車場修繕に関する経費の補正予算が何で340万円もかかるんですか。340万円の経費って何に使うんですか。この辺をちょっと説明をお願いしたいというふうに思います。余り聞いてもよくわかんないけど、具体的には計画聞かないとわかりませんので。
 悪いところはどんどん直したほうがいいと思うんですね。予算がつかないから直さないとか、例えば温水センターなんかでも予算がつかなきゃ清掃をしないんじゃちょっと困ると思うんですけれども、予算がつくようにきちっとその必要性をうたっていく必要があると思うんですけれども、その辺どうなってるんですか、

○望月商工振興課長
 産業経済会館管理運営費の340万円の補正予算についてでありますが、静岡市内にあります静岡県産業経済会館の立体駐車場設備の修繕になります。内容につきましては、立体駐車場の遊星減速機及び連結軸の交換工事ということです。立体駐車場ってぐるぐる回るわけですけれども、この一番てっぺんのところで歯車があってチェーンがあってそれで回すわけですけれども、そこの一番てっぺんの部分の歯車というか、機器を今回交換するということでございます。これはいわゆる電動機の動力を歯車に伝えて回すという制御をする装置でございます。
 産業経済会館につきましては、平成2年にオープンといいますか、設置されまして、20年たつわけですけれども、この間、この遊星減速機を交換したことはなくて、今までの起動回数が58万回を超えております。時間にいたしますと稼働時間が5,500時間を超えておりまして、標準使用時間である3,600時間を大きく超えていることから、今回交換をするものでございます。特殊な装置でございまして340万円程度かかるということでございます。以上です。

○吉林経済産業部部長代理
 修繕等の予算関係についてお答えいたします。
 計画的に修繕をするということで、当初予算におきまして、年間の修繕等の計画を立てまして計画的に修繕をやっております。財政状況も非常に厳しいもんですから、財政当局等との協議もしながら設備の老朽ぐあい等を各部署――私ども所属、出先機関もたくさんございますので――から修繕の希望等々をとりまして、優先順位をつけて毎年計画的に修繕を進めているところであります。
 今回は国の交付金で、修繕等につきましては地元への波及効果もあるということで、そういうメニューにも認められまして平成23年度当初予算をある意味で財政的に前倒しして、予算をどう振り分けるかということを多分財政当局のほうで考えておると思いますので、そうした中で補正予算の要求基準の中にそういった前倒しについても、要求ができるということでございましたので、できるだけ早期に修繕ができるような形で当初予算に計上したものについて、前倒しができるものにつきましては繰り越しの制度がございますので、それを活用して今回12月の補正予算でお願いをしているところでございます。
 今後とも、修繕等につきましてはいろんな意味での出先の状況等を聞きまして、いろいろな仕事に支障をきたさないような形で予算の要求をしてまいりたいと考えております。

○堀江委員
 緊急に修繕するとか、整備をするとかっていうんじゃちょっとまずいと思うんですね。これは予算の問題でそうなったんだと思うんですけれども、やはり計画的にきちっと施設の整備とか修繕とかはやっていくべきだと思うんですね。予算がついたからどうのこうのっていうんじゃ、手おくれになったら、より予算がかかっちゃうと思うんです。
 こういう時代ですから、なるべく安くやるためにはある程度早目にやる、もしくは安いときに工事をやるとか、工夫をしないとまずいと思いますので、その辺留意をしていただきたい。
 これ余分なことかもしれませんけれども、議案説明書の書き方をもうちょっと工夫してください。今言われたように、修繕に関する経費とこういうふうになっているところと、修繕及び清掃を行うとか、整備を行うとかっていうこういう書き方。この修繕に要する経費っていうと修繕じゃなくて、何かそれにかかわる経費かなっていう誤解を生じますので、その辺の書き方をもうちょっと説明をうまく書いていただきたいと要望だけにして終わります。

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