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委員会会議録

質問文書

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平成23年2月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:杉山 盛雄 議員
質疑・質問日:03/02/2011
会派名:自民改革会議


○杉山委員
 それでは、数点質問をさせていただきます。
 まず、富士山の日の休校についてお伺いしたいんですけども、教育長が県内の高校について皆さん方に休校にしてもらうように、さらに努力していきたいような旨の発言をされたとの報道を目にしました。それについて、ちょっと聞きたいんですが、先日ニュースで確か静岡高校だったと思うんですが、2月23日は休校、しかしその二、三日後に大学の二次試験があって、生徒も先生もかなり登校していて、こんな日にとても休めないよというような映像が流れていました。
 ちょっとその辺の兼ね合いにつきまして、この時期に休校にするということについて、受験生に対してどんな対策というか、どういう考えを持っているか、教育長にお伺いしてみたいと思います。

 それから、特別支援学校の生徒の関係で休校になった場合、例えば子供の保護者から、何か休校推進に対する御意見がなかったかどうか。そのことをお伺いしたいと思います。

 それから次に、これも報道で流れていたように思いますが、柔剣道の必修科目化に関するアンケート調査で先生方の70%以上が自信がないという回答をした旨の報道がありました。
 それに対して、どのような対策、またお考えなのか、それもお聞かせいただきたいと思います。以上です。

○安倍教育長
 それでは、富士山の日の関連の御質問にお答えしたいと思います。
 まず1点目の、高校3年生、いわゆる受験生への対応ですけれども、高校の場合、3年生は2月の上旬から自宅学習に入っており、特に学校での授業というのはないわけです。けれども、実態からいいますとやはり受験を控えて、教科担当の先生への質問等で学校に自主登校している、そういう生徒は多いと思います。2月23日は子供たちにとっては休業日になっておりますけれども、教員にとっては勤務日でございますので、そういう意味では、特に高校3年生を中心にして大学受験のための学習、そのための質問等に学校に来るということは当初から想定をしておりましたし、そのことだけで富士山の日の趣旨が損なわれるかといいますと、そういう受験勉強と並行して、県内で行われているさまざまな行事に参加するとか、あるいは報道等の情報を得ながら自分なりに富士山の日の趣旨を確認するということは、私としてはできるのかなというふうに思っております。

 また2点目の特別支援学校の保護者の御意見等についてですけれども、確かに私もこれを実施するに当たっては、保護者の方が働いておられる、あるいは子供がこういうウイークデーに休みになるとリズムが崩れて、ある程度精神的に不安定になるようなお話も聞いております。そういうことに対して、ことし個々に対応していくということもひとつ考えられるかなと思いましたけれども、まず今回の場合には、特別支援学校につきましても特に各学校の対応ということではなく、県下一律にこの日は休業日にすることで、もしそこでまた課題がありましたならば、その課題を踏まえて各学校で対応する。あるいは県全体として、特別支援学校に対しては対応するというようなことも検討していかなければいけないかなと思っております。ただこれに対しましては、特別支援学校の場合には学校に来ることによる子供たちの安全確保、その日の給食とか、あるいはスクールバスの関係等々あり、いろいろな要素が絡みあっておりますので、そういうものを踏まえて多角的に検討していかなければいけないのかなと思っております。以上でございます。

○中澤事務局参事兼学校教育課長
 柔剣道、つまり武道の必修化についてお答えをいたします。
 教員が武道の指導に不安を感じているかというような調査は県としてはいたしておりません。しかしながら現在、静岡県の公立中学校173校中162校が既に体育の時間に武道を実施しております。また県柔道協会や剣道連盟の協力のもと、DVDや指導冊子を作成いたしまして、それを各学校に配付してあります。さらにDVDにあります安全に配慮した基本動作などを、映像による確認とともに実技研修会において1つ1つの技における注意事項を教員みずからが実践して確認するなど、生徒の安全確保を第一にした研修を展開しております。今後とも教員の支援となるような研修会を実施してまいります。以上です。

○安倍教育長
 富士山の日について、答弁漏れがございましたのでお答えしたいと思います。
 いわゆる富士山の日の今後の方向性については、私としましては県下の35の市町が歩調を合わせて、この日を休業日にしていくことが理想かなというふうに思っておりますけども、今回実施する9市町にその状況を少し聞いてみますと、やはり各市町によって状況もいろいろ異なっております。子供たちにとってこの日が本当に意味のある日になるかどうかというところが、最終的な判断基準になろうかと思いますので、今回9市町で実施した状況等も情報収集しまして、年度当初の市町教育長会議で実施状況の報告をするとともに、来年度の富士山の日への取り組みにつきましても各市町の実態を踏まえて、実施をしていただくようなお願いをしていきたいなというふうに思っております。以上でございます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

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