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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成20年2月定例会産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:堀江 龍一 議員
質疑・質問日:03/12/2008
会派名:自由民主党県議団


○堀江委員
 提出資料の2ページと3ページの収益的収支のところで19年の2月現計と20年の当初予算を見ると、工業用水も水道事業のほうもそうなんですけど、営業収益は下がるのにかかわらず、営業費用はどちらも予算的には余分にふえているんですけど、これは委託料が上がるということなんでしょうか。

 それから、経営健全化計画のところにある水道ですけど、全国一安い水道水供給料金の維持とこうなっていますけども全国一安いんですかこれ。熱海は比較すると高いんだけど、その辺2点ちょっと教えてください。

○小関経営室長
 工業用水道のほうは当初費で比べますと、2ページの上のほうに書いてありますように、19当初費と20当初費では、富士川の導水トンネルの改築工事に伴いまして先ほど申し上げました代替送水を行って動力費が非常にふえると、あるいは汚泥処理の委託費用がふえると。一方、給水収益につきましては、やはり工業用水のユーザーが撤退してるものですから収益は減ってる、ですから利益は減ります。
 一方、水道のほうにつきましても、この上のほうの収益的収支のとこに書いてございますが、大体収入のほうはとんとんなんですけれども、費用につきましては若干節約によりまして費用は減っておりますけども、一番の主な利益の落ち込みの原因は、やはり営業費用のほうの委託料、これは水利権の更新の委託の費用だとかそういう遠州水道の更新時期を迎えているものですから、そうしたいろいろな水利権の関係書類の手続なんかが主な要因でございます。

 続きまして、全国一安いということでございますが、やはり静岡県は46.75円で第2位の愛知県が55.59円ということで約9円の差があります。これは私どものほうとしますと能力で割っておりますので、私どもの統計の中でいきますと、とにかく圧倒的に静岡県は優位性がありまして、また、熱海市もたまたま熱海だけが30円の基本料金プラス28円の使用料。ですから30円という基本料金は、県内の水道料金の中でも一番安いんです。遠州水道は33円ですので。ところが熱海はたまたま400メートルも高いところの熱海峠に乗せるもんですから利用料金が28円ということで高いように見えますけども、母体となってる基本料金というのは非常に安いということであります。
 いろいろ見方はありますけども、ちなみに熱海は全国的に見ても58円ということは全国の団体の中でも15位ですので、非常に安いほうに位置していると。59料金中15位ですので4分の1ぐらいのところに入っているというふうに考えております。

○堀江委員
 駿豆水道は今言われたように熱海は高いところへ行くからこれは当然だと思うんですけども、三島市と函南町とを比べると11円ですね、差が。函南町と熱海市を比べると、やっぱり11円ですね。これは何かそういう計算の根拠というのは、ちゃんとされているんですか。

 最近、富士のバナジウム水とか家庭も今は水道を使わないで、うちなんかもそうなんですけども、ポリタンクみたいなのをどかっと乗っけて、お湯が出てきたり水が出てきたりするというのがどんどん定着してくると水道事業にも影響してくるんじゃないかと思うんですけども、その辺の見通しとかは考慮されているんですか。熱海なんか高いとなると、家庭やなんかでは、そういう水を使ったほうがよっぽどよくなってくると思うんですけども。

○小関経営室長
 三島と函南の料金の差でありますが、これは当然、三島は中島浄水場から一番近いところであります。続いて函南ですので動力費がやっぱりそこでは違います。遠州みたいに自然流下でいけば統一料金でいいんですけども、やはりこれはポンプアップを全部していますので、距離の逓増性とあとは負担の増をちゃんと計算いたしまして、三島はたしか2キロぐらいしかありませんので一番安い、函南はかなりある、熱海は物すごい山の上。そういうことで動力費を計算して格差を設けております。

 次の使用水量のことですけども、我々は用水供給事業ですので、給水している市町は自己の井戸水だとかうちの水だとかをブレンドして供給しております。例えば遠州水道は17年から28円も安くしましたので、浜松はどんどんどんどんふやしております。
 ところが一方、熱海市は人口も減り観光業も非常に厳しいということで、できるだけ県水を減らして自分の地下水、あるいは丹那湧水の湧き水のほうが当然単価は安いですのでそちらを使っていくと。そういうことで、受水市町が自分の中でどっちが得かという受水費を計算しながら給水しておりますので、委員御指摘のことにつきましては県のほうとしては直接影響は受けておりません。

○堀江委員
 安心して飲める水を、先ほど7番委員のほうから職員の意識をしっかり持ったほうがいいんじゃないかという話がありましたけども、その辺これからもしっかりと安心して飲める水を供給していただけるようにお願いして終わります。

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