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委員会会議録

質問文書

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令和3年2月定例会文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:河原崎 聖 議員
質疑・質問日:03/08/2021
会派名:自民改革会議


○河原崎委員
 委員の皆さんがあえてお聞きにならないのかと思いますが、次の定例会が7月くらいまでないのであえて伺わせていただきます。
 今の状況を見るとオリンピックが開催できるのかどうなのか、3月中に現会長が決められるようなことを言っていたかと思います。そういった意味で何事もそうだと思うんですが、やるぞと言っているうちはいいんですけれども、難しいのは撤退かなと思います。
 万が一中止になった場合にしても、これまでお金をいろいろな準備に積み上げており、開催候補地となったことで知名度が上がった部分もあろうかと思います。
 そういった意味では、先ほど来お話が出ているレガシーとして、何かしら生かしていくことが必要かと思います。今の段階ではっきりこうすると言えないのは当然ですが、言える部分がありましたら言っていただきたいと思いますし、そうなった場合はどのような手続といいますか庁内で体制を組んで後処理していかれるお考えなのか、お答えできればしていただきたいと思います。

○鈴木スポーツ・文化観光部参事(オリンピック・パラリンピック担当)
 オリンピック・パラリンピックにつきましては、ちょうど1年前に新型コロナウイルス感染症の影響で1年延期になり、ここまでいろんな準備を進めてきました。先ほど来から話が出ているレガシーの検討につきましても、延期の間にいろいろとさせていただいてきたところでございます。
 大会会場として本県が選ばれて現在まで進んでいますが、オリンピックが開かれることで静岡県に国際的な規格のマウンテンバイクのコースができました。テストイベントでも見ていただいたコースです。こういったところをいかに活用していくのかが、今後自転車文化を進める上で非常に役立つのではないかと思っております。
 また、ソフト面では都市ボランティアの方々が800名ほど登録されております。こういった方々には大会のときに当然ボランティア活動をしていただくわけですが、仮に大会がなくなってもボランティアをしたいという気持ちを抱いていると思っておりまして、スポーツのボランティアを今後につなげていくときの母体になるのではないかと思っております。
 また、県、市町もそうですがこれまでオリンピック・パラリンピックを契機とした各部局のたくさんの事業があります。地域の農産品を提供する企画をつくっていこうとの動きもございました。こういった動きの焦点をオリンピック・パラリンピックに絞るだけではなく、その先にもつなげていけるような取組をぜひしていただきたいと思っております。こういったことをつなげることで、オリンピック・パラリンピックが今後どのような展開になろうとも、レガシーという形で残していきたいと考えております。

○河原崎委員
 お聞きしたことにストレートに答えていただいている部分と、そうでない部分があると思うんですが、先ほど申し上げたとおり撤退は難しい判断でもあるし行為でもあるので、もしそういうことになった場合にはまず開催地をはじめとする県民の理解を求めるためにどのような段取りを組むかとか、庁内でどういう検討体制を組んでやるのかとか、その辺のことをあらかじめ分かるように準備しておいていただいたほうがいいのかなと思います。恐らくお答えはないと思いますので、要望だけにとどめておきたいと思います。

 もう1点は端的に伺います。
 先ほどもスポーツについての議論がされ、その中で地域づくりにスポーツをというお話もあるわけですが、スポーツと観光の融合についての考えがどうなっているのかという話です。
 県内の商工団体や観光団体からスポーツ合宿に対する補助をやってもらいたいという要望が出ております。実際ほかの県ではやっているところもあるようで、そういったことがスポーツの開催地間の競争に勝ち残っていくためには考え方として重要なのかなと思います。これらについて現在何かお考えのことがあるのか、観光交流局の所管かもしれませんが、もしお答えできればお願いします。

○大石スポーツ政策課長
 スポーツ合宿に対する補助はまだありませんが、現在スポーツ政策課として県の持っているスポーツ振興協議会で合宿誘致を考えております。そして県で何のお手伝いができているかにつきましては、スポーツ産業展が先日行われ、全国に向けて各市町村でスポーツ合宿などを誘致することをやっており、そちらにブースを出展し各市町やDMOに出ていていただいて、静岡県内のスポーツ合宿の売り込みをするお手伝いをしています。あとはスポーツ産業協議会の運営の中で合宿誘致のためにいろいろ話し合ったり、会員の各企業を活用した宣伝活動や窓口業務をやろうとしております。
 また今後の動きで言うと、オリンピック・パラリンピックに関連してホストタウンのノウハウ等が生まれてきていますので、それをうまく活用していこうとしております。
 そういった形でスポーツ局としましても、いろいろな合宿誘致に協力しております。今後補助金となりますとなかなか一朝一夕にはいかないですが、各市町には合宿誘致に向けた補助金を出しているところがありますので、その辺の宣伝や合宿の誘致に県も協力する形で対応していきたいと思っております。

○河原崎委員
 先ほど申し上げましたとおり、ほかの県では出しているところもあるとのことですので、そんなに簡単に結論は出ないかと思いますが、御検討頂きたいと思います。
 静岡県の商工会議所連合会の要望や富士市の観光協会からも要望が出ています。それから先ほどお話があったオリンピックのレガシーですが、聖地や都などの言葉はありますが、それに身を伴わせるという意味でも具体的な施策が必要なんじゃないかなと思いますので、御検討頂きたいと思います。

○野田副委員長
 それでは委員長と交代します。
(委員長の三角塔を移動)

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

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メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp