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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和2年6月定例会産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:東堂 陽一 議員
質疑・質問日:07/06/2020
会派名:自民改革会議


○東堂委員
 一問一答方式でお願いします。
 5番委員からも御質問がありましたけれども、新型コロナが大変大きな影響を及ぼしました。企業局全体で結構なんですが、改めて新型コロナウイルスの影響がどのようなところにあったか、どんな対策を講じたかをお教え願いたいと思います。

○内藤経営課長
 新型コロナウイルスの影響についてでありますけれども、午前中もお話ししたとおり、3月あたりから使う水の量が減ってまいりまして、5月は結構工場も止まっていたりだとか、水道についても、飲食店、ホテルといったところが休業していたことでかなり水量は減っております。それが6月にはだんだん回復している傾向となっております。
 そうしたことから、この4月から6月の四半期で見ますと、水道については対前年度比99.5%、工業用水ですと98.2%になっております。このことから、直ちに企業局経営に影響は及ぼさないと考えております。今後も動向を注視するとともに、経費の節減に努めてまいります。
 工業用水道につきましては、4月以降資金繰りが悪化しているユーザーの皆さんを対象に水道料金の支払い猶予措置を実施しております。4月から6月の3か月で1社だけ申請がありまして、ちょっと猶予してほしいといった申請がありました。

○海野水道企画課長
 業務の運営に関しての点でお答えいたします。
 水道事業や工業用水道につきまして、職員については在宅勤務とかあるいは感染予防の拡大対策をしておりまして、実害的には職員に対しては影響は出ておりません。細かく見ていきますと、まず工事についてでありますが、発注が遅れたり施工中の工事が新型コロナの影響で一時中止するケースはありませんでした。
 また、入札契約状況ですけれども、これも昨年4月から6月にかけてのデータを見ますと、特に新型コロナの影響で変わった状況はありませんでした。
 具体的な現場における対策としては、内閣府から出ているようにいわゆる3密を避けるため、現場の労務者の働き方を注意しながらやるとか、水道事業で多々ある室内の工事では送風機等を多めに置いて換気を図る等です。
 また、通常の工事でもそうなんですけれども、朝のKY活動で労働者と健康チェックまたマスクの着用をしっかり確認しております。
 浄水管理におきましては、必要な薬品あるいはいざという緊急時に自家発燃料などの備蓄状況の確認を日々、行っているところです。
 執務室では職員が分散して働くようにしております。また浄水場の見学も中止したり、感染拡大防止を図ったところです。

○渡邉地域整備課長
 地域振興整備事業関係の影響と対策について、御報告いたします。
 地域振興整備事業の工事現場におきましても、安全対策を徹底することにより現在計画どおりに工事が進捗しております。工事現場については、引き続き現場の安全対策を徹底し、事業進捗を図ってまいります。
 また、残り1区画となりました富士山麓フロンティアパーク小山の企業誘致の営業関係ですが、こちらはやはり4月以降、引き合い企業の出勤制限や外出自粛要請等によりまして検討が進んでいない状況にあり、残り1区画について今営業がようやく再開し始めたところです。
 現在、残り1区画について3件の引き合い企業及び複数の問合せがある状況ですが、速やかに営業活動を再開して、早期の完売を目指してまいります。

○東堂委員
 それぞれ必要な対策をしていただきながら、影響もしていたとのことですけれども、その中で1点、産業委員会提出資料の7ページです。
 工業用地等開発可能性調査費補助金の件ですが、1市から新型コロナ対策予算の確保を理由とした交付申請の取下げがあったとのことですが、このことはどうなんでしょうか、影響としてはあるのかないのか、最後にこの点を確認したいと思います。

○渡邉地域整備課長
 具体的な市町名については現在のところまだ答えられませんが、当初要望があった市町につきまして、新型コロナ対策の予算が急遽必要だとのことで現在交付申請を待っている状況です。
 この市町につきましても、できれば補助金を使った調査をやりたいということで予算の見極めを行い次第交付申請の手続を取ると伺っております。

○東堂委員
 分かりました、ありがとうございます。
 次の質問です。前の方から随分質問が出ましたけれども、この経営革新を目指してというコスト削減事例集、私も大変興味深く拝見しました。個々の事例の質問がありましたし、マスタープランへの反映という話もありました。もう1点確認したいことは、年数とか金額がいろいろ多岐にわたっていますから確率的には数字としてははじきにくいかもしれませんけれども、マスタープランへの反映とある意味、趣旨は同じなんですけれども、年間でどのくらいの削減になっているかという金額、大体のつかみで結構ですので、そんなものが出せるものならばお聞きしたいと思います。

○内藤経営課長
 コスト削減事例集についてお答えします。
 この事例集は既に成果が出ているものも入っております。先ほど申し上げた管路の更新とかはこれからですけれども、今後取り組むものも入っています。したがいまして、全て今後も続けていくと1007億円余の削減になるんですけれども、現在既に成果が出ているものは電力契約の見直しによる動力費の削減、資金運用改革による増収などで、総額2億2000万円余となっております。
 したがいまして、今のところ2億2000万円は毎年成果が出る格好です。

○東堂委員
 これからに期待ものもありますので、目論見どおりにできれば大変な削減にもなります。これからもしっかりと取組をお願いしたいと思います。
 これも既にある程度、部分的に回答がありましたけれども、せっかくこういった事例集、私勉強不足で知らないものでお聞きしたいわけですけれども、やはり特にほかの機関、特に県内の市や町にしっかり情報伝達すべきだと思います。
 また、逆ももちろんあるかもしれませんが、そういうお互いの情報交換の場がどうなってるか、この情報を市や町にどのようにして伝えているかを確認したいと思います。

〇内藤経営課長
 市や町への情報提供についてです。
 これは水道事業担当課長会議といったものがあります。それから、水道広域化連携推進会議といった場がありまして、そういうところで市や町の水道担当課長の皆さんと会う機会があります。もともと時事通信のページを見るとダウンロードもできたりするんですけれども、やはり直接対面してお渡しして、いろいろな意見も頂いて意見交換をやりながら、その場でお渡ししていきたいなと考えております。
 1番委員のおっしゃったとおり逆に市町村から提案もあるかと思います。それで我々の取組についてもさらにブラッシュアップしていきたいと思っております。
 市や町だけでなくて他県ともいろいろ情報交換をする機会がありますので、そこでもこういう意見交換をツールとしてこれを活用して互いの取組をさらにレベルアップさせていきたいと考えております。

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