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委員会会議録

質問文書

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令和3年2月定例会建設委員会 質疑・質問
質疑・質問者:山本 隆久 議員
質疑・質問日:03/09/2021
会派名:無所属


○山本委員
 一問一答方式で質問させていただきます。
 まず、建設委員会説明資料70ページの馬込川流域の治水対策について質問させていただきます。
 浜松市の市街地を流れる馬込川は、国土強靱化のための3か年緊急対策により河口部から1.9キロの中田島橋付近までの河道掘削を行っていただきました。
令和2年度は、国の補助事業に新規採択されたことから、高塚川合流点までの約1.5キロ区間において引き続き計画的な河道掘削を推進していくとのことでございましたが、令和2年度の完了予定は実際何キロまで進むのか教えてください。

○吉澤河川海岸整備課長
 馬込川の治水対策についてお答えいたします。
 今年度の実施内容、完成予定距離は中田島橋の上流約250メーター区間において掘削工事を昨年11月に完了させ、さらに国道1号下流までの上流約300メーター区間の掘削工事を本年2月に契約したところです。
 今後、シラスウナギ漁の状況等を踏まえて工事に着手してまいりたいと考えております。

○山本委員
 御答弁ありがとうございます。
工事期間が半年しかないことと、泥の質が違うことで非常に御苦労されていると思います。
一応、残りは令和7年度までに完了予定ということでよろしいでしょうか。

○吉澤河川海岸整備課長
 6番委員御指摘のとおり、令和7年度の高塚川合流部までの完成を目指して今後順次進めていくこととしています。

○山本委員
 御答弁ありがとうございます。
例えば、令和7年の完成までに令和3年度は何百メートル、令和4年度は何百メートルといった見込み工程みたいなものを出すことは可能でしょうか。

○吉澤河川海岸整備課長
 今後の予算等については、まだ現時点では確定しておりませんので具体的なことは申し上げられませんが、引き続き国道1号の上流に向けて整備を進めてまいりますので、一応来年度も上流約300メーター区間について掘削を進めていければと今検討を進めているところです。

○山本委員
 ありがとうございます。
これは御承知のとおり、高塚川流域浸水対策アクションプランの浜松市の事業と連動しておりますので、遅れのないように確実にお願いしたいと思います。

 続きまして、この馬込川流域の治水対策に連動して芳川も整備計画の対象河川になっております。
浜松市が整備を行っている東芳川の河川改修が進んでくると当然合流地点の流量を上げる必要が早急に出てくると思いますが、大体のスケジュール感はどう捉えておられますか。

○吉澤河川海岸整備課長
 芳川の河川整備についてお答えいたします。
 芳川と浜松市が管理する東芳川、それぞれの河川整備における工事の進捗あるいは工期のすり合わせについては、これまで県と市で適宜情報共有をしてきております。
 今後も、浜松市関係部局の連絡調整会議である浜松市都市雨水対策協議会において県も積極的にオブザーバーとして参加し、県市のそれぞれの河川における整備状況などについてしっかり情報共有を図ってまいりたいと考えております。

○山本委員
 ありがとうございます。
ということは、例えば市からこういう工期でいくからこのタイミングで県は芳川の整備を終わってほしいとか始めてほしいなどの形になるのでしょうか。

○吉澤河川海岸整備課長
 具体的には、例えば高塚川などにおいては市の改修に合わせて県のキャパを広げてほしいということで連携しております。
今回の芳川と東芳川については、東芳川は市の河川で上流部の局所部の改修をしております。いずれ将来的に流量が合流点に対して広がってくることになるとすれば、それまでに県もしっかり準備していく形になろうと思いますので、その辺りの情報共有をしっかりしながら芳川の河川整備を着実に進めて準備をしていく形でございます。

○山本委員
 大変心強い御答弁、ありがとうございました。
続きまして、説明資料82ページの浜松市沿岸域の津波対策についてです。
いよいよ防潮堤も完成し、なおかつ馬込川河口部の水門も仮の締切り工事が始まっております。
来年度から本体工事に入ることになると思うんですが、完成までのスケジュール感についてまずお聞かせください。

○吉澤河川海岸整備課長
 馬込川河口部水門の完成までのスケジュール感についてお答えいたします。
 まず現状ですが、水門工事に先行した仮締切り工事を本年1月に契約し、5月から現場着手するため現地の測量等準備を進めているところです。
 また、水門本体の土木工事については来年度から現場に着手する予定でして、令和3年度から7年度までの5か年債務を本議会にお諮りしているところです。この工事は仮締切り内で水門本体の堰柱や門柱などのコンクリート工事を施工するものです。
 今後は、引き続き水門の扉体工、電気・機械設備工などの仮締切り内での工事や水門と防潮堤を接続する堤防工事などを順次整備し、早期の一体的な完成を目指してまいります。

○山本委員
 御答弁ありがとうございます。
令和7年の完成まで地震も津波も待ってくれるとは限りませんので、個人的にはその辺の工程の説明も含めて、周辺の海岸域の住民にはまず自分の身を守ることなどの啓蒙活動を含めた説明会や対話集会などを開きながら、地元の理解を深めていくことも必要だと思います。
また、これから本工事に入ると相当の工事車両が出入りすることになりますので、1度説明会を開いていただけたらなと思いますが、何か御予定はございますか。

○吉澤河川海岸整備課長
 まず今の御質問にお答えする前に、先ほど令和7年完成というお話がありましたが、今の仮締切り内の水門本体工事が7年度までの債務工事で、今の仮締切りの外の工事がまた続いていきますので、しっかりした工程ができましたら御報告したいと思っております。
 続きまして、馬込川水門工事における地元説明会等の考え方についてですが、本事業は大規模な工事で工事車両が近隣地区を通過することなどから、地元の協力を得るためにも丁寧な説明が重要であると認識しております。
 昨年10月には、関係する南区の各連合自治会長に説明、相談の上、本来であれば説明会を開催するところでしたがコロナ禍につき工事箇所に隣接する白脇地区、五島地区には水門の工事内容を記載したチラシを全戸配布し、その他5地区については回覧板でお知らせしたところです。
 今後進める水門本体工事においても、詳細なスケジュールや工事車両のルート、規制等について再度地元地区に説明してまいりたいと考えております。

○山本委員
 ありがとうございました。
住民も期待しておりますので、ぜひ着実に進めていただきたいと思います。以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。

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