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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和元年決算特別委員会産業分科会 質疑・質問
質疑・質問者:牧野 正史 議員
質疑・質問日:10/29/2019
会派名:公明党静岡県議団


○牧野委員
 一問一答方式で1つだけ質問させてもらいます。よろしくお願いいたします。
 静岡県公営企業決算審査意見書の3ページのAに、工業用水の安定供給や地震等による災害の軽減に資するよう、第5期長期修繕・改良計画や第3期耐震計画に基づき施設更新や耐震化を実施していますが、引き続き計画的かつ効率的に実施されたいと記されております。一方で静岡県工業用水道事業決算書の7ページの第1項建設改良費の翌年度繰越額が約5億5400万円余となっております。
 そこで質問ですけれども、繰越額の大きな事業の概要と発生要因、工事完了の見通しについて教えてください。

○天野水道企画課長
 工業用水道事業の繰越額5億5000万円余について、発生した主な事業、発生要因、工事完了の見込みについて御説明いたします。
 工業用水道事業の繰り越しは17件あり、合計は5億5000万円余です。このうち3件が繰越額のおおむね半分を占めているので説明させていただきます。
 まず、1つ目が静清工業用水道三保線の配水管の布設がえ工事です。場所は静岡市清水区の村松原で、事業概要は老朽管の布設がえ工事で布設する配水管の直径は500ミリメートル、延長340メートルです。繰り越し理由としては昨年8月に入札を実施した際に入札の不調が起き、これに伴う設計の見直しや積算等の事務手続に不測の日数を要し年度内の工事完了が見込めなくなったことによるものです。現在事業を実施しており令和2年1月の完成を予定しております。
 2つ目は清水区の堀込支線で、事業概要は新規ユーザーへ配水管を延伸することです。配水管の口径は150ミリメートル、延長615メートルでございます。繰り越し理由は占有物件や静岡市の水道工事、既存の下水道の埋設箇所等の調整に加え、新しい事業者の建設工事の進等と企業局の工事工程をあわせる必要があったため繰り越しを余儀なくされました。完了予定はことしの12月末を予定しております。
 3つ目は柿田川工業用水の矢崎線で駿東郡長泉町下土狩の現場です。こちらは県土木事務所が街路事業で道路を新設しており、その関係で支障となる企業局管理の埋設管を移設するもので、事業の内容は配水管の口径200ミリメートル、延長164メートルの管を布設がえします。繰り越し理由は県の土木工事、道路工事と工程をあわせて水道管の移設をする必要があり、道路工事の工程が遅れたため工程調整をしたためです。完了予定は10月末でちょうど完了の事務手続をしているところです。

○牧野委員
 ありがとうございました。
 それぞれ理由が非常に明確でわかりやすかったです。
 最近非常に災害が多くて、以前は地震をターゲットにしてライフラインの強靱化等を図っていたんですけれども、最近は台風や大雨災害が毎年のように起こっていて来年も同じ被害が起こると想定されます。いろいろ事情はありますけれども、一つ一つスピーディーにライフラインの強靱化を図っていただきたいと思いまして、私の質問を終わらせていただきます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp