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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成29年12月定例会厚生委員会 質疑・質問
質疑・質問者:前林 孝一良 議員
質疑・質問日:12/14/2017
会派名:公明党静岡県議団


○前林委員
 それでは、一問一答形式で何点かお聞かせいただきたいと思います。
 最初に確認ですが、生活保護の類型ですけれども高齢者、母子、障害者、傷病者、その他とありますが、その他の内容について確認をしたいと思いますのでお聞かせください。

○山内地域福祉課長
 類型別の世帯数のその他ですけれども、これは厚労省の区分でありまして、高齢者、母子、障害者、傷病者に当てはまらない残りがその他となります。実際には平成20年のリーマンショックからふえておるわけですけれども、一般的には本来であれば働ける世帯が含まれている世帯と言われております。

○前林委員
 大体わかりますけれども、少し曖昧な内容かなと感じております。
 それに関連して次のページに生活困窮者自立支援事業で、本来ならば働いていただきたい方々を応援する事業が行われたと私は理解をしておるんですけれども、この費用対効果の話です。平成29年度当初予算で4447万5000円の予算を立てて、実際は平成29年度実績で延べ12人の参加。これはいかがなものかと私は思ったのですが、どのような認識でいらっしゃるのでしょうか。

○山内地域福祉課長
 4447万5000円の事業でございますけれども、生活困窮者からの相談を受ける自立相談支援窓口を設置し、あらゆる相談を受けて、それぞれの相談に対するアセスメントにより個人の支援プランを作成します。それからそれぞれの状況に応じて就労とか、居宅支援、学習支援とか割り振りをします。
 ひきこもり等で直ちに就労活動ができない人に対しては就労準備支援事業をやっていまして、これが12名で延べ23名でしたけれども、この事業は生活困窮者自立支援事業の一部の事業でございまして、4400万円の中の700万円程度の事業でございます。
 確かに、700万円で12名では費用対効果がいかがなものかとのこともございますけれども、直ちには就職活動のできない人たちが合宿や就労体験をしまして、既に特養へ就職する1人を含む3名が就労していまして7名は今求職活動中でございます。

○前林委員
 わかりました。
 要するにひきこもり等の方々もいらっしゃってなかなかこの合宿に連れてきて、いろんな体験をさせることができにくいと理解をさせていただきます。ただこういう生活困窮者自立支援事業が非常に大事だと思いますので、決して費用対効果がないからやめろと言うのではなくて、やはり結果が出るような取り組みをしていただきたいと要望をさせていただきます。

 それから看護師の話ですが、委員会資料42ページに県立3病院の看護師の採用試験の状況が書いてあります。
 それからがんセンターも同じですが、この採用予定数ではなくて、平成28年度に離職された方はどの程度いるのかその数字を見ないことには病院の状況がわかりませんので、それぞれの病院で平成28年度、平成29年度に離職された看護師数を教えていただければありがたいです。

○池谷がんセンター事務局長
 がんセンターにおける看護師の離職者数につきましてですけれども、平成29年度の数字はまだ途中ですのでまとまっておりませんが、平成28年度につきましては43人、離職率7%でした。ちなみにそれ以前と比べまして、ここ5年間で離職率が一番低い状態にあります。平成29年度もほぼ同じぐらいになるのかなと思っています。

○鈴木医療政策課長
 県立3病院のそれぞれの離職状況につきましては、今手元に資料がございませんので、確認させて報告させていただければと思います。

○前林委員
 委員長、後からの報告ということでお願いしたいと思います。

○山本委員長
 後ほど資料の提供をお願いいたします。

○前林委員
 今、がんセンターの数字を教えていただきまして、7%で43人という数字はいかがなものでしょうか。どう認識されているのかお伺いしたいと思います。

○池谷がんセンター事務局長
 7%の数字は、全国的な数字に比べて明らかに低い数字だと思っております。がんセンターの看護師の出身地別の特徴として全国からいらっしゃっているとのことがございまして、離職に当たりましては、地元へ戻る方が結構いらっしゃいます。ここでの経験を生かす形で地元に戻るようにもともと想定していた方々です。それからもう1つは看護師の場合は経験があればいつでもどこでも採用してくれる場がございますので、自分の生活スタイルに合わせた形で離職される方がいらっしゃいます。
 もう1つは、勤めてはみたけれど、がんセンターに合ってないと御自分で思ってやめられる方もいらっしゃるのが実態でございます。

○前林委員
 それぞれの事情でやめられる状況はわかりますが、せっかく育てた方々が違う場所で活躍されるのは、いい面でもあり残念な面でもあります。私の認識ではがんセンターは看護師さんに非常に人気のある職場と思っておりますので、やむを得ないとは思いながらも、がんセンターで働いてよかった、さらに続けて働きたいと思うような環境づくりにぜひ御努力をお願いしたいと思います。

 次の質問ですが、ブラックジャックセミナーの中で私がひっかかったのは、主催はがんセンターですが、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社メディカルカンパニーが共催で入っています。県の事業で民間業者が共催として入るのはちょっと違和感を覚えましたが、この辺の御説明をいただけますでしょうか。

○内田マネジメントセンター長
 ブラックジャックセミナーにつきましては、そもそもジョンソン・エンド・ジョンソン社が全国的に展開している事業です。県内の主要な病院の幾つかを選定して行っている事業でございます。実態といたしましては、県がんセンターの医師を中心に運営しているので主催はがんセンターとしてやらせていただいております。

○前林委員
 よくわかりました。
 いい企画だと思います。名前がいいですね、ブラックジャックセミナー。私たちの年代には非常になじみがある。子供たちに対してどうかなと思いましたが、子供たちのそういう意識づけのいい機会になるように大事にしてほしいと思います。以上でございます。

○山本委員長
 質疑等の途中ではありますが、ここでしばらく休憩といたします。
 再開は、午後2時55分からといたします。
( 休 憩 )
○山本委員長
 それでは、休憩前に引き続いて委員会を再開いたします。
 先ほど7番委員から資料の提供を求められておりましたが、準備ができたようなのでお願いします。

○鈴木医療政策課長
 県立3病院の平成28年度の看護師の離職状況についてお答えいたします。
 まず、県立総合病院が49人、こころの医療センターが6人、こども病院が34人、計3病院で89人となっております。この離職率でございますけれども、県立総合病院につきましては6.6%、こころの医療センターは5.3%、こども病院は7.7%となっております。
 ちなみに、日本看護協会が全国の状況を調査しておりまして、平成27年の全国の常勤看護師の離職率が10.9%、静岡県内が9.5%となっております。これらの数字を比較しますと、県立3病院は全国及び県内より低い数字となっております。

○山本委員長
 よろしいですか。
 では、質疑等を継続いたします。

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静岡県議会事務局議事課

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