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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和6年2月定例会産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:鈴木 利幸 議員
質疑・質問日:03/08/2024
会派名:自民改革会議


○鈴木(利)委員

 私からは、年度末を迎え産業委員会説明員のうち、企業局では木野企業局長と尾崎企業局参事が今年度をもちまして現在の職を退かれると伺っております。長きにわたり県行政の推進に多大な御尽力をされましたことに心から敬意と感謝を申し上げます。

 紹介させていただきます。

 木野企業局長におかれましては、昭和61年4月に奉職されて以来、38年の長きにわたり一般行政職員として県行政に携わってこられました。この間経済産業部地域産業課長、教育委員会事務局教育部参事兼財務課長、経営管理部財務局長、監査委員事務局長などの要職を歴任され、県行政の推進に多大な貢献をされました。

 令和5年4月からは、企業局長としてふじさん工業用水道における効率的な水運用によるコストの削減に向けた取組を進められたとともに、柔軟な債券運用による収益増大に取り組まれたほか、浄水発生土の有効活用をはじめとする環境負荷の軽減や循環型社会への対応など長期的展望に立った持続可能性のある工業用水道及び広域水道の安定供給のために御尽力されました。

 また、オーダーメード方式による牧之原萩間工業用地や長泉東野工業用地の造成に向けた事業を着実に進められるとともに、広報活動などハード・ソフト両面から本県産業基盤の整備に向けた道筋をつけていただきました。

 加えて、近年頻発化、激甚化している災害対策に当たっては、内部統制の強化について先頭に立って指揮を執られ、危機管理体制の強化に御尽力されました。

 尾崎企業局参事におかれましては、昭和63年4月に奉職されて以来、36年の長きにわたり土木技術職員として県行政に携わってこられました。この間交通基盤部景観まちづくり課長、熱海土木事務所長、清水港管理局長などの要職を歴任され、県行政の推進に多大な貢献をされました。

 令和4年4月からは、企業局参事として大規模プロジェクトであるスズキ株式会社相良工場敷地の拡張に向けた整備計画に関し自ら先頭に立って協議を進めていただいたほか、ふじさん工業用水道事業の水運用の変更に伴う新たな包括民間委託事業の実施に当たっても技術面で主導的な役割を果たされるとともに、若手中堅職員の良き指導者として時には良き相談相手として、これまで培われた知識や経験を生かし企業局技術者の人材育成にも御尽力されました。

 また、先般発生した能登半島地震への対応につきましては、職員の派遣に当たり限られたマンパワーの中、日々多忙業務に追われる企業局職員の状況に格段の配慮を重ねつつ、一方で将来に向けた経験を積むというバランスとの間で大変難しい調整をされました。

 退職される皆様におかれましては、今後も健康に留意されるとともに、これまで養われた豊かな経験と見識を生かし地域社会においても御活躍されることを祈念申し上げます。

 御退任に当たりまして、これまで携わってこられた県行政を振り返り、後輩へのアドバイスがありましたら一言ずつお願いします。

 それでは、木野企業局長からお願いします。

○木野企業局長

 ただいま2番委員から身に余る御紹介を頂き、また発言の機会を頂きましてありがとうございます。

 私は、この38年間主に予算経理畑で行政の仕事をしてまいりました。産業委員会の委員の皆様をはじめ県議会議員の皆様には大変お世話になりました。

 企画部の部付主幹を務めていた平成21年度は、知事が石川知事から川勝知事に変わったときで、静岡空港開港を機に空港部が廃止され年度途中に常任委員会が企画空港委員会から企画委員会になるなど非常に激動の時期でした。本会議での質問がかなり多くなり、皆さんの控室に足しげく通わせていただきました。

 これまでの仕事で特に意義深く感じていますのが、教育委員会事務局財務課長のときに取り組んだ特別支援学校及び県立高校の教室へエアコンを設置することと老朽校舎の建て替えです。

 多額の費用がかかるとのことでずっと先送りされていたのですが、県議会各会派の後押しがあり予算の確保、教育施設課の設置を前に進めることができました。改めてお礼申し上げます。

 後輩の皆さんにお願いしたいのは、次の異動までに各人の携わっている業務を1つでも改善してもらいたいということです。懸案事項を処理する、円滑に仕事をするためにマニュアルの作成やデータベースを整備するなど、あの人がこの職場にいて良かったと思われるような功績を残せるように努めてもらいたいと思います。

 終わりに、私はこの3月で企業局長を退任しますが、現在の企業局では厳しい経営環境の中、職員の発案による新しい施策がいくつも進行しています。職員が一丸となって壁を突破し前に進むことを祈念いたします。

 産業委員会の委員の皆様におかれましては、企業局への引き続きの御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げ私の挨拶といたします。長い間ありがとうございました。(拍手)

○尾崎企業局参事

 2番委員から身に余る御紹介を頂き、また発言の機会を頂きまして誠にありがとうございます。

 私は、36年間土木技術職員として技術と行政の双方で勤めてまいりました。土木事務所など出先が3分の2、それから本庁が3分の1といった具合で、5年ほど前には袋井市都市建設部にも行ってまいりました。この間数多くの建設事業に携わらせていただきました。

 ここに来て思うことは、国はすごく大きくて、大都市を見ている傾向が非常に強いということです。市町は地域のことを大変よく分かっていますがどうしても視野が狭くなる傾向があるります。こうなると県は、この中間領域で範囲はかなり広く質の高さや細かさなどを要求されることから、県の立ち位置は大変重要で責任も重いと感じているところです。

 十五、六年前ですが、国土形成計画の中部圏地方計画と首都圏の計画つくりに携わることがありました。静岡県は中部圏に入りますけれども、中部圏計画では愛知、三重、岐阜の3県の結び付きが大変強く、この3県で1つの圏域になっていると非常に感じました。

 首都圏については、神奈川県も山梨県も東京を向いていると強く感じました。静岡県はしっかりしなければと、そのとき強く思いました。

 産業委員会の皆様をはじめ県議会議員の皆様には、県職員と一緒に静岡県を盛り立てていってほしいと切に願うところでございます。

 私は、今後も建設系の分野でもう少しだけ頑張りたいと思っております。静岡県の発展に少しでも貢献できるように努めてまいりたいと思っております。長い間ありがとうございました。(拍手)

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メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp