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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成30年2月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:宮沢 正美 議員
質疑・質問日:02/21/2018
会派名:自民改革会議


 2点について、分割質問方式で質問させていただきます。
 まず、次期総合計画案64ページですけど、@の自主的防犯活動の促進支援についてでありまして、2つ目のポツでは地域安全推進協議会など防犯ボランティア団体への支援をしていくとうたっております。防犯ということを考えると、地域の皆さんの協力なくしては本当に効果が上がっていかないわけでありますが、地域ボランティア団体には具体的にどのような支援をしていく計画でこのような記載になっているかお伺いさせていただきます。

○夏目生活安全部参事官兼生活安全企画課長
 まず、防犯ボランティア団体についてでありますけれども、大きく分類をいたしますと、1つに小学校のPTAが行う学校区内のパトロール活動など地域において自主的に防犯活動に取り組んでいる、いわゆる自主防犯ボランティア団体がございます。もう1つに、警察署長と地区防犯協会長であります市長や町長が連名で委嘱をして防犯活動を行っていただいております地域安全推進協議会がございます。
 このような防犯ボランティア団体活動の支援といたしましては、連絡責任者を指定いたしまして良好な関係を保持しつつ、各地区の犯罪発生状況や防犯対策等の情報提供をタイムリーに行ったり、ボランティア団体の活動状況につきましてマスコミあるいは市町の広報紙、警察のミニ広報紙等の媒体を活用しまして積極的に広報をしておりますほか、物品の支援といたしましてパトロール用のベストや防水ライト等の貸与なども行っているところでございます。
 また、具体的な防犯活動の実施要領等につきましては、非常勤職員の身分を有します防犯指導専門員を通じまして各防犯ボランティア団体に対して適時適切な活動のあり方についての指導、支援を行っているところでございまして、引き続きこれらの取り組みの支援を強めていきたいと考えております。

○宮沢委員
 自主的なボランティア団体とか、あるいは行政、警察が委嘱する地域安全推進協議会などさまざまな団体があるかと思いますが、今言ったように連携支援していくことは大事だと思いますので、そういう視点で頑張っていただきたいと思います。

 3つ目のポツには、市町とか地域住民、事業者等の関係機関との防犯ネットワークを整備することが書かれております。どのようなネットワークの整備なのか、そしてまた連携のあり方について具体的なお考えがありましたらお伺いさせていただきます。

○夏目生活安全部参事官兼生活安全企画課長
 関係機関との防犯ネットワークがどういったものか、またその連携ということでお答えさせていただきます。
 警察におきましては、電気、ガス、水道等のライフライン事業者あるいは新聞配達店、牛乳等飲料販売店、建設業や不動産関係の事業者団体等のほか、民生委員や児童委員連絡協議会、老人会等の地域団体等と防犯に関する協定あるいは覚書を締結いたしまして、社会各分野の各層をカバーする防犯ネットワークの整備拡充に努めてきたところでございます。
 管内に整備されました防犯ネットワークの全体像を把握し、情報が罪種や被害者の類型ごとに末端まで行き渡るネットワークとなっているか有効性を常に検証いたしまして、不十分な場合には既存のネットワークの活性化、または新たなネットワークの構築を図ってまいりたいと考えております。
 ネットワークの連携例を御紹介させていただきますと、まず警察本部の例ですけれども、タクシー協会及び個人タクシー連合会とそれぞれ協定を締結いたしまして、振り込め詐欺の被害を防止するため警察からの情報提供あるいは犯人と思われる者を乗せたタクシー運転手などから積極的に通報を行っていただくネットワークがございます。また警察署の例ですけれども、新聞店やスーパーマーケットなどと覚書を交わし、安全安心見守り隊を結成いたしまして、高齢者の見守りや不審者情報の提供による安全対策を行っているところでございます。

○宮沢委員
 このネットワークは非常に大事だと思います。県民、市民と日常的にかかわっているいろいろな職業の皆さん、団体の皆さんはさまざまあるわけでありますが、そうした皆さんとしっかり連携をとっていくことの重要性を痛感しておりますのでネットワークの力をより高めていっていただくようにお願いさせていただきます。

 次に、2点目の質問に移ります。
 次期総合計画案68ページ、自転車事故防止対策ということで7番委員からも小中高校生を対象とした点について質問をしていただきました。事故防止にはソフト的な対策とハード面――いわゆる環境をきちっと整備していくことも大事かと思いまして、その中で道路管理者と連携し自転車通行環境の整備に取り組んでいると思いますが、通行環境の整備に関する基本的なお考えがありましたらお伺いさせていただきます。

○杉本交通規制課長
 自転車の通行環境の整備の基本的な考え方についてお答えいたします。
 自転車利用者が被害者となることはもちろんでございますが加害者となることも防止するため、道路管理者と連携いたしまして、まず車道上における自転車通行に危険がある箇所、2つ目としまして歩道上における自転車と歩行者がふくそうする箇所など危険性が高い箇所への対策を優先することを基本的として整備しております。

○宮沢委員
 道路管理者との連携が必要だと思いますので、いろいろ連携をとって、優先順位といいますか危険箇所を洗い出して環境の整備をしていただくことをお願いしておきます。
 先ほど県民というお話も出ましたけれど、静岡県をサイクルスポーツのメッカにしようということで、県民はもとより全国から自転車の愛好者をこれから呼び込んでいく計画もあるわけであります。そうした意味で本当に広範な自転車の安全対策がこれからの時代必要になってくるかなと思いますので、総合計画の中には触れられておりませんが幅広い対策を打ち出していただくようにお願いして質問を終わります。以上です。

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