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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成21年決算特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:宮沢 正美 議員
質疑・質問日:11/10/2009
会派名:自由民主党県議団


○宮沢委員
 それでは説明資料に沿って、若干質問をさせていただきます。
 まず、19ページ、NPOの関係ですけど、NPOアイデア活用協働推進事業ということが載っております。このことについては棚卸表の中の9ページにも載っておりますが、提案件数が2件ということの報告があります。ちょっとこれを見ると少ないかなというような気がいたしておりますけど、それらについてどのような認識をされているかということと、この提案のあった2件はどのようなものであったかお聞きをいたします。

 次に、36ページ、しずおか男女共同参画推進会議というのが設置をされておりまして、役員の方、構成団体等が書いてありますけど、この組織の役員の任期と、どのようにこのような役員の方――会長さん、副会長さんが選ばれているのかわかったら教えていただきたいと思います。

 あわせて、男女共同参画社会づくりフォーラムを東・中・西で開催されていますけど、この主催といいますか――県がやっているのかなとは思いますが――主催はどこがやっているのか、委託をされているのか、その辺についてお聞きをいたします。

 次に、79ページ、建築物の安全確保の推進ということの中で建築確認の申請許可という業務をやられているかと思いますが、平成20年度は1,002件、それぞれの土木事務所等に申請があって許可されていると思いますけども、申請が出されてから許可がおりるまで、おおむね何日ぐらいかかっているのか、もしわかったら教えていただきたいと思います。
 あわせて、1つの工事で完了検査まで何日ぐらい要しているのかというのを、大体の大枠で結構ですので、教えていただきたいと思います。

 それから、102ページ、地下水の観測調査をされているということで、特にここにも書いてありますように、東部地域において測量調査を実施したということで書かれておりますが、この結果の内容ですね、どのような結果が出たのか教えていただければと思います。以上です。

○齋藤県民生活室長
 説明資料19ページのNPOアイデア活用協働推進事業、あるいは業務棚卸表でいいますと9ページ、10ページのところにございます事業の関係でございますが、2件ということで、少ないということでございますが、この提案件数につきましては、県民生活室が受け付けております件数でございますが、一時、業務棚卸表の指標にもありますように多いときには2けた――30件余の提案があったわけでございますが、年々、減少してきております。ただ、私ども、この件につきましては業務棚卸表のところにも書いてございますように、県民生活室受け付け分は減っておりますものの、直接各部局におきまして工夫をされて協働事業に取り組まれていることのあらわれではないかというふうに考えております。同じこの業務棚卸表に県とNPO等との協働事業件数及び金額というのがございますが、これが平成19年度から各部局に調査をさせていただいて、はじき出している件数でございますが、20年度におきましては5億7000万円余の協働事業に各部局で取り組まれているということでございまして、こうしたことで提案件数そのものは減っておりますが、協働事業件数そのものは直接各部局で工夫して取り組まれているというふうに考えております。
 その2件の内容ですが、1つはある民間企業から社会貢献活動の提案ということで、その民間企業の空き店舗がございまして、その店舗を市民団体の活動のための利用に提供したいといったようなお話の申し入れを受けました。この空き店舗は、沼津市内でございましたので、県の東部地域交流プラザ――東部パレットの運営団体を紹介いたしまして活用を検討いたしましたけれども、立地条件等々の関係で、NPOの要望とはちょっと一致しなかったというふうに聞いております。
 それからもう1つは、これはあるNPO法人からの緊急雇用対策事業への採択の提案ということでございまして、木の皮をむくやり方での間伐事業というものに緊急雇用対策事業で取り組まないかということで御提案がありました。これにつきましても、担当室のほうに検討をお願いしましたけれども、結果的にはもう少し専門家の意見を聞いてから判断する必要があるということで、その段階では不採択というふうになったと確認しております。2件の内容につきましては、以上の取り組みでございます。

○萩原男女共同参画室長
 しずおか男女共同参画推進会議の会長、副会長の選任の考え方、任期についてお答えいたします。
 しずおか男女共同参画推進会議につきましては、規約を設けております。その規約の第6条におきまして、会長及び副会長を委員の互選により選出するということになっておりまして、委員の中で決めております。そして任期につきましても、規約で決めておりまして、会長、副会長の任期は1年と定めております。

 次に、男女共同参画社会づくりフォーラムの開催について、主催はどこかということなんですが、これは県の主催になります。参加者については事業所とか団体、行政と書かれておりますけども、県のほうからしずおか男女共同参画推進会議の会員の皆様、それと男女共同参画社会づくり宣言書の事業所の皆様、そして市町の行政の皆様のところにお声をかけさせていただいて開催したものでございます。以上でございます。

○小澤建築確認検査室長
 建築確認の状態についてお答えいたします。
 耐震偽装の再発を防止するために、建築確認申請の審査の厳格化がありまして、法改正に伴い建築確認の処理の停滞が一部見られましたが、現在その停滞は解消され、また昨年来の景気の後退を契機に約20%の申請の減が見られるところです。このような中、現在、多くの建築確認申請を担っている民間確認検査機関で9月の第1週に調査を実施しました。そのところで停滞は全くなく、具体的にいいますと申請を待っている状況で、小規模の住宅につきましては、即日の処理が約5割強という状況になっています。その他、県下の特定行政庁においても、小規模な物は法定で定める7日以内の処理、大規模な物でも35日以内の処理ということで、非常に円滑な執行が図られているところでございます。
 もう1点、検査についてのことですけれども、こちら一般的な木造住宅では、工事着手後3カ月から4カ月に完了検査が申請され、その申請を受けてからは、速やかに検査が実施され、おおむね1週間以内に現場検査に出向けるような体制となっております。今までの建築確認、検査が少し長引いているような状況は非常に解消されている状況にあります。以上でございます。

○西澤水利用室長
 東部地域の地下水調査の結果というお尋ねでございます。
 まず、地盤沈下調査につきましては、沼津三島地域29地点について実施しております。環境省の公表基準となる年間200ミリの沈下は観測されておりません。
 それから、そのほかに地下水塩水化の調査も実施しておりますが、大体横ばい状況となっております。
 それから、ここの102ページの富士山地域地下水湧水調査、これも東部地域の地下水調査になりますが、東部地域の湧水の拠点となります柿田川の湧水あるいは楽寿園の小浜池は、大体、富士山の標高1,000〜1,300メートルぐらいに降った雨が20年かかって出るということがわかっております。それから柿田川は大体富士山系の地下水が7割、愛鷹系の地下水が3割でございます。それから楽寿園にあります小浜池の地下水は大体富士山系が5割、箱根山系の地下水が5割というふうに結果が出ております。以上でございます。

○宮沢委員
 NPOの関係ですけど、窓口が県民生活室だけじゃなくて、それぞれ直接NPO等が各部といろいろ協働しながら事業をやられているということで、事業数、ここにも書いてあるように5億7000万円実績としてあったということのようであります。団体の認証数というのは年々ふえておりまして、20年度現在871団体ですか、あるようですけども、私は、やっぱり市民との協働という意味でNPOがこれから1つのセクターとして成長していくことが地域の発展につながっていくという思いがあるんで、いろいろな提案もしていただきながら、さらにNPOの力をかりていくという姿勢ですね、これも大事なことだと思います。
 今の御報告ですと、提案があった2件も採用にならなかったということで、実質的には新しい提案がなかったということのようでありますが、いろいろな機会をとらえて、さまざまな事業に対して提案をしていただきながら、NPOの支援にもつなげていっていただければと思いますので、よろしくお願いします。
 目標件数としては平成22年度で20提案ということもとりあえずは書いてあるんで、ちょっとその辺のところの取り組みも工夫が必要かなと思いますので、よろしくお願いをしておきます。

 続いて、男女共同参画推進のことにつきましてはわかりましたので、ありがとうございます。

 それから、建築確認申請。この20年度――当該年度のころは非常に停滞していた時期じゃなかったかと思ってお聞きをしたんですが、その後の取り組みの中であわせて幸か不幸か経済的にも大変ちょっと厳しいということの中で、現在は順調にこうした申請事務を執行されているということで安心をいたしました。
 一時期はこの事務がなかなか許可がおりてこないで事業、工事に取りかかれないという声をよく聞きましたので、今後もそういうことのないような取り組みをお願いしておきます。

 最後に、地下水の関係ですけど、地下水の地盤沈下は、調査した29地点で観測されてないということで、これはいいんですが、湧水が非常に枯渇をしているという。
 私は東部の三島市なんですけど、静岡県は企業誘致ということを非常に活発にやっておりまして、そういう意味では全国一だという報告を毎年受けて、そういう点では非常にいいんですけども、やっぱり水という問題もあわせて考えていかないといけないかなと私は思っております。そうした意味で、やっぱり企業局の工業用水等との計画とあわせて、こういう調査を生かして、そういうところで工業用水の確保をしっかりしていった中で企業誘致を進めていくという施策がないと、ますます貴重な湧水が枯渇をしていくという現状が回復できないんじゃないかなと思っております。
 そうした意味で、県民部の所管でありますけど、また企業局等ともいろいろ連携をしながら、湧水を守っていくという努力もしていただくことをお願いして質問を終わります。

○多家委員長
 それでは、ここでしばらく休憩します。
 再開は午後3時といたします。
( 休 憩 )

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