• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成22年12月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:戸塚 久美子 議員
質疑・質問日:12/15/2010
会派名:民主党・ふじのくに県議団


○戸塚委員
 杉山委員の杉山節の後、小さな声で失礼します。
 2つだけお願いします。1つは、8番委員から先ほど御質問がありました地域防災訓練への中高生の参加率の問題がありましたが、その答弁の中で、訓練内容がマッチしていないという理由も述べられたところでございます。
 どんな内容ならば参加が向上するのか、またそれをアイデア集として整えたらどうか、先ほどは危機管理部から教育長へのお願いがあったため強化したというお話がございました。逆提案で、危機管理部のほうへそういう提案をするお考えがあるかどうかお伺いしたいと思います。

 2番目は、自治体クラウドが大変動き出しておりますが、補正にもLANの更新などが含まれております。教育現場でもクラウド化が検討されているかどうかお伺いし、もしそうであれば問題点など、どんな議論がされているのかを皆様に答弁していただけるとありがたいです。

○杉本事務局参事兼教育総務課長
 午前中の私の答弁で、中高生にふさわしいメニューがなかなかないという説明を申し上げました。そんな状況も踏まえまして、今年2月でございますが、防災教育推進のための庁内の協議会がございまして、その会議には危機管理部の方々にも御出席いただいております。それとは別にしまして、各学校では地元の防災役員の方々、市町の防災担当部局の方、それから学校の三者が集まって、防災教育にかかわる連絡協議会というのを実施しておりまして、地震が発生したときに、避難地になる学校の受け入れ体制等の協議をしております。その場で、先ほどの推進協議会――庁内の会議でございますが――そこにおきまして、地域防災訓練の折に中高生が参加しやすいメニューを連絡会議の場でぜひ検討していただこうということで、今年はそういう視点で、各学校の防災教育の連絡協議会を持ってほしいというお願いをして働きかけております。以上です。

○吉澤教育政策課長
 クラウドコンピューターの導入について、現状はどのようになっているかというお尋ねであります。
 現在、今年度、本県の教育委員会では学校のICT化を進めておりますが、こちらのほうは、実際にはネットワークシステム、また成績処理システムやデータサーバー等の更新をし、一括で全部の県立学校120校余りがつながるような状況を今つくっているところであります。ここについては、サーバーは自前でやっております。ただ、そのサーバーを管理する場所については、ハウジング型と申しまして、外部の企業の持っている場所をお借りして、そこで管理をしていただいているというような形を取っております。クラウド型は、サーバーも管理する場所も外部システムを使うようになっておりますが、現在、進行しているものについてはハウジング型で、サーバーについては教育委員会のほうで自前で持ち、場所については民間企業のものをお借りして、そこで保守管理をしていただいております。そういう状況であります。

○戸塚委員
 それでは、その御答弁で考えますと、半クラウド化されつつあるという、そういう仕組みですか。そういうことを1つお願いします。
 それから、その中で企業の管理ということにおいて、その企業がいつも一定の企業であるかどうか、例えば違う企業になったときのデータの確保、データが流出しないためのどういう約束事がそこで取り交わされているのかをお伺いします。

 それからもう1つ、防災のことでございますが、私はすごく自分ではいいなと思っている自分のアイデアがございまして、避難所では例えば動物も避難してまいります。犬や猫がそうなんですけども、家庭で家族同様に飼われている動物たちも避難所に避難してまいります。そういうもののお世話などを中学生、高校生がボランティアをしていただけるとか、そういうようなことの訓練、どうやって世話をするのかということなど勉強すると、日ごろからの動物の飼育の生活文化の向上につながりますので、そういうアイデアを私は提案したいと思っているんですが、ほかにも保護者の皆様からの御提案などあるかもしれません。そういうものを集められて、私のまちでは、訓練に参加しないと、参加しない理由と防災についての意見を書くという宿題を提出しなければならないことになっているようで、嫌々でも出てはいらっしゃいますけど、ぼうっと立っているお子さまたちが多いので、ちょっと内容のさらなる研究は必要かなと思いますがいかがでしょうか。

○吉澤教育政策課長
 現在行われているハウジング型については、サーバー自体が自前になります。
 クラウド型は、あくまでも企業のシステムやサーバーを全部使うということになりますので、半クラウドというのとはまたちょっと違ってくると思います。
 またもう1点、実際にクラウド型になっていった場合にどのような課題がということだと思いますが、クラウド型になった段階で、契約で情報管理や成績などの個人情報について、どういうふうに管理をするかとか、また契約が切れたときに、次の企業とどういうふうになるのかについては、前もって契約の中で決めておくなどという課題が出てくると思います。以上です。

○杉本事務局参事兼教育総務課長
 防災訓練におけるアイデアというお話でございますが、先ほど議員から、お世話する動物のボランティアという話もございました。実は、生徒、あるいは職員に対してもですが、避難所運営ゲーム――HUGというのがございまして、避難所にはどんな方が避難されてくるかわからない、健康の方ばかりでなくて、お年寄りから、今おっしゃった動物をお飼いになっている方もいらっしゃる、介護が必要な方もいらっしゃる、そういう中で、こうこういろんな方々がお見えになったときに、1枚1枚この方はこういう方、この方はこういう方、そういうカードを幾つかつくりまして、例えば体育館を避難所に見立てまして、その方々をどういうふうに配置をしようかというふうなゲームを研修会の折に職員にやっていただいたり、あるいは生徒にもやっていただくような研修をしております。保護者につきましても学校の防災教育連絡会議がございますので、保護者的な立場の方もいらっしゃいますので、ぜひいろんな意見を集約していきたいと考えております。
 それから参加しない生徒に対する宿題というふうなお話もございましたが、実は県から各学校に、中高生に参加促進の依頼をしておりまして、その折に、参加報告書を提出させるよう各学校に指導しております。あわせて感想を書いていただきましたり、訓練不参加の場合については、どういう理由で参加できなかったのか等についても報告させると、そういった取り組みもしております。以上でございます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp