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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成23年決算特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:四本 康久 議員
質疑・質問日:11/02/2011
会派名:民主党・ふじのくに県議団


○四本委員
 説明書の16ページ、特別支援学校の狭隘化の解消ということで、こういうことをやったというのはよくわかりました。これで狭隘化が解消されたのか、その成果、それとこれにおいては課題があると思いますので、それをお願いいたします。
 
 続きまして、38ページのICFのところでございますけども、これはやっぱり障害を持つ人、一芸に秀でているっていうことがたくさんあるんですね。これをいかに引き出すかということで、大変私もこれいい事業だと思います。具体的な内容、また成果をお尋ねいたします。

 最後、61ページの生涯スポーツ振興費です。この中の広域スポーツセンター事業――静岡型の、いわゆる総合型の地域スポーツクラブの育成支援――これは今回新しくスポーツ基本法、その前にあったスポーツ振興法の中では、各市町村で1つつくっていこうというような大きな努力目標があったと思います。その中で、今回22年度の中での実績、成果はどうだったのか。それとトータルの設置数がどのぐらいあるのかお尋ねします。

○渡邊特別支援教育推進室長
 最初に特別支援学校の整備についてお願いいたします。新しい分校もふえ、大変地域の学校がふえてきています。これによって大分狭隘化については解消をされてきているというふうに認識をしています。例えば富士特別支援学校の場合は、今年度富士宮分校を開設いたしました。これにつきましては、富士宮分校が1学年27人の定員で設置をしておりますので、1校当たり81人の学校が新たにできたという形になっております。
 あわせて富士特別支援学校につきましては、校舎の増築を義務分におきまして72人分、12教室設置しておりますので、今回の施策の中では150人程度のものの狭隘化が解消されたというふうに考えております。設置当初規模の段階から考えていきますと、十分な段階に来ているというふうに考えています。
 ただ、これは富士特別支援学校の場合でして、まだこれから幾つかの学校を整備していきますので、この整備計画が進む中で、適切な環境が整っていくんではないかと、そういう状況ができたというふうに考えております。

 2点目ですが、能力発掘事業の関係です。これは平成19年度から始まった事業で、当初は1芸というか秀でたものを持った者を集めて皆さんに発表して見ていただくと。それによって自分もさらに高まるし、周囲も高まっていくという事業の継続の中で行われている事業です。
 昨年度につきましては2つのメニューがございまして、1つは芸術という視点で伸ばすということで、静岡大学の東名誉教授を講師として、学校を回っていただいて美術活動等の中でその子から輝くものを引き出していただくと。その引き出したものをどう伸ばすかという指導も含めて御助言をいただきました。
 もう1つのメニューは、ジョブコーチによるメニューです。働くという視点で特別支援学校では、特に高等部を中心にして一生懸命やっているわけですが、やはり教員の研修も含めてまだまだ社会参加、それから働くということの意識については専門的なかかわりが必要であると思っています。昨年度につきましては、浜松のNPOネットワークセンターのジョブコーチの力をいただきまして、職場実習の際に引率をしてもらって指導いただくというようなことを実際にしてまいりました。こちらについては、今多様な人材活用の事業もありますので、いろんな場面で同じような事業については展開をしていきたいというふうに考えています。以上です。

○松井スポーツ振興課長
 地域クラブの件でございますけれども、11月1日現在でございますが、24市町55クラブでございます。平成22年度に設立されたものにつきましては9クラブでございます。今後これにつきましても検討して、支援を継続をしていきますけれども、県民のこれでスポーツの意識というものが高まるかとは思っております。
 それ以外に、今準備中の市町ですけれども、設立済の市町を除いて準備中の市町が5、育成計画がある市町が2、育成検討中が4市町ということですので、全部あわせて35市町がそろうというふうな予定でございます。

○四本委員
 どうもありがとうございました。
 特別支援学校のところですけども、この分校は静岡方式と言われるぐらい注目をされているのは承知しています。私は課題もお尋ねしましたけど、課題はないのでしょうか。
 しかし、富士宮分校については81人が当初入るのかなと思っていました。だけども箱だけつくりゃいいってことじゃないわけですね。実際入っているのは1年生だけだった。その前からいる人たちは来なかった。これはやっぱり実績がないとか、いろんな心配があったと思います。1年生も27人の定員に対して17人ということで、今後いろいろ考えていく必要がある。ソフトを考えていかないと、なかなかこの解消というのはまだまだだと思います。特に知的障害の高等部はまだまだ右肩上がりでしょうから、今後についてはもっと考えてくださいという意見申し上げて終わります。

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静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

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