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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成24年決算特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:仁科 喜世志 議員
質疑・質問日:11/20/2012
会派名:自民改革会議


○仁科委員
 1点お伺いいたします。
 ページは149ページ、用度課の関係です。
 (ア)の物品の購入です。
 これ読んでいきますと、中小企業の業者にも受注の機会を与えたということで、平成23年度の物品の契約――そこに6,141件で9億978万円余という数字が書かれておりますけれども――100万円を超えるものについては、ここでいう物品調達等入札参加資格委員会に諮りということで、まず契約方法とか業者の選定を行っているというコメントが後段のほうに入っております。
 今まで平成23年度の決算審査をやってきて、工事とか請負とかどういう傾向にあるかというと、もう御案内だと思いますけれども、工事で1000万円を超えたものについては制限付一般競争入札が原則です。今、県の段階で申し上げてますけれども。それから指名競争入札というのは、これ未満のもの、あるいは入札で不調になったものという説明を聞いております。また傾向としては、価格競争ばかりではなく、地域貢献とかを盛り込んだ総合評価方式をもっと取り入れていくんだということです。
 物品について、100万円を超えるものについて、何ゆえに資格審査委員会に諮りとなるのか、私にとってみれば、非常に小さい部分の中で閉鎖的に感じるんですけれども、その辺からまずお答えいただきます。

○氏原用度課長
 ここに記載の予定価格100万円超というのは、オープンカウンターにかけるものについては、原則として競争入札参加資格登録業者を選定するということでございます。物品調達等入札参加資格委員会に諮る案件につきましては、随意契約の範囲を超える額というものでございまして、物品等につきましては160万円を超えるもの、印刷については250万円を超えるものについて、資格委員会で審議をして、公正な購入ができるように審査を行っているところでございます。

○仁科委員
 そういうふうにお答えすると思いました。なぜそういうふうに聞いたかというと、金額でやられている。それじゃこの物品調達等入札参加資格委員会というのは、どういうメンバーなんですか。

○氏原用度課長
 1000万円を超える案件につきましては、出納局長を委員長として、局の次長が参加いたします。それ以下のものにつきましては、用度課長の範囲で選定しております。委員といたしましては、用度課の各班長が委員となって審査を行っております。

○仁科委員
 金額によってメンバーが変わる。よくわかりました。
 一方では、良質なものということもコメントの中に入ってます。検収は誰がやるんですか。

○氏原用度課長
 検収につきましては、契約担当者が行うようになっております。あと特殊な物品につきましては、その技能等、発注した内容がわかる者も立ち会いとして入れまして、適正な契約の履行が図られているかどうかを確認しているところでございます。

○仁科委員
 検収は契約担当者ということで、ここで違う方が出てくるわけですね。要するに金額によってその物品調達等入札参加資格委員会が出てきます。良質なものということですから、本来ならば委員会のどなたかも一緒に検収をしなければ、良質であるかどうかというのはわからないんじゃないですか。その辺はどうなんですか。

○氏原用度課長
 良質ということでございますけれども、発注に当たりましては、発注原課からの仕様等に基づきまして、購入する物品を同等品というような形で広く扱うようにいたしまして、その機種に限定するのではなく、より幅を持たせて多くの方が参加できるような方法をとっているところでございまして、そういうことでたくさんのものが入ってきて競争性が高まって、より良質なものが購入できるというように考えております。

○仁科委員
 たくさんのものから良質なものが入ってくるということですから、じゃあこの委員会の開催状況――28回開催されて、61件を審議されてますけれども――何社が実際に指名されてますか。

○氏原用度課長
 平成23年度は、指名は11件ございまして、そのうちダブっているものもございますけれども、6業者でございます。指名の主なものは、いろいろございますけれども、特定するようなものではございませんで、運行委託ですとか、車両のメンテナンス等でございます。以上でございます。

○仁科委員
 結局、この物品調達等入札参加資格委員会は、ここには契約方法及び業者の選定を行っているというふうに書いてありますが、本来はそれだけの業務じゃないと僕は思ってるんですよ。今お尋ねしますと、指名されている物件は11件で6業者だと。どこに広く受注の機会があるんですか。ましてや県内企業、中小企業に対して受注の機会の増大に配慮したということが当てはまるんですか。要するに実績というと前の経験を生かしますから、新たなものってなかなか入りにくいわけですよ。そのかわり、ここの出納局では3年の期間でこういう物品業者の登録を2週間の間にいたしますよね。そうすると、その登録している業者の数からいけば、全く狭いというふうに私は解釈するんですけれども、その辺はどうなんですか。

○氏原用度課長
 11件の指名の件数でございますけれども、そのうち車両関係が主なもので9件でございます。平成23年度までは、車両につきましては、同等品等を扱うということで多くのものが参加できるようにとしましても、仕様で排気量とか積載量とか、乗車人数を決めると、ある程度車種が決まってくるということで、指名という方法もとっておりました。今年度からは、車両につきましても、もっと広く競争性を高める必要があるということで一般競争入札方式に変えております。これにつきましては車両がほとんどでございまして、車両関係ですと幾つかの大手メーカーがございますので、そういう中で競争性を高めていたものでございます。以上でございます。

○仁科委員
 これで終わりにします。
 物品ですから、広くこういう経済事情を反映しています。県内の中小業者は苦しみに苦しんでいると思います。門戸を広げて、事務的にも簡易に安定した仕事が受注できるように配慮していただきたいと思います。これはもう要望になります。以上です。

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