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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成19年決算特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:岡本 信也 議員
質疑・質問日:11/15/2007
会派名:平成21


○岡本(信)委員
 簡単に1点、関連すると2点質問いたします。
 今、報告では工事は順調に推移している、これはよろしいかと。
 それからこの10ページの利用促進。この点について質問いたします。この中でエアポートフェスタ‘06、こういう行事に1万1000人が集まったと、来たということが書いてある。この取り組みの評価、これが1つ。

 それからもう1つは、工事は今収用のことが出ましたけれども、土地を含めて順調に推移しているということが報告ありました。それでまたエアポートセールス等も今実施をしているということも報告がございました。
 以前、空港の計画をしている段階で、私も12年前に委員をやったんですが、需要予測とか路線をこのぐらいを考えているとそういう報告があって、静岡空港の必要性というのが当局から説かれていたそういう記憶がございます。
エアポートセールス、18年11回、本年は13回ですか、この程度まで予定しているということがここに書いてありますが、現段階で予測される、ほぼこれは確実に路線としていけるだろうというのがどの程度あるのか。そしてどの程度の需要が予測されるのか。それと開港までまだ1年ちょっとあるわけですから、最終的な目標ですね、目標。これぐらいの路線を確保してこれだけの需要を最終目標としたいと、そういうことをこのごろちょっと聞かなくなったような気がするんです。
立ち上げるときは盛んに需要予測と路線、何路線ということを言われていた。このごろ急に何か聞こえなくなった、その辺はどういう抑えをされているのか。というのは、最終的にはそこの問題に僕は帰すると思うんです。1番機が飛んだ、それからどうなんだといったときに、やっぱりどれだけの需要があるのかなと、ここがやっぱりすごく空港に対し評価をされるわけなんで、現段階で結構です、その辺の把握がございましたらお聞かせください。以上です。

○犬丸利用推進室長
 まず、エアポートフェスタについてお答えいたします。
 エアポートフェスタにつきましては、昨年8月20日に空港建設地で開催いたしまして、委員御指摘のとおり約1万1000人の参加者を得て大盛況のうちに終了しております。県内各地からさまざまな団体が参加してイベントを盛り上げていただきまして、富士山静岡空港の早期開港と路線就航に対する期待感の一層の醸成が図られるとともに、県民の熱意を国内外の航空会社に示すことができたと評価しております。
 
次に、現段階での路線及び需要の見込み、そして開港時点での目標でございますが、現段階での路線につきましては、まず国内線につきましては日本航空が札幌に1日1便、福岡に1日3便、全日空が札幌に1日1便、沖縄に1日1便ということでございまして、2社合計で3路線、1日6便が確保されたところでございます。また、県内企業がリージョナル航空事業に参入するという意欲を示しているという報道もございます。次に、海外につきましては、韓国アシアナ航空がソウル路線の1日1便の就航表明をしております。ここまでが現段階で具体的に就航表明、就航方針が示されているところでございます。
 今後、まだ1年4カ月ありますので、さらにエアポートセールスを続けていくわけですが、現段階の感じといたしまして、先月知事が上海にトップセールスに行っておりまして、上海に本社を置きます中国東方航空、上海航空の2社の総裁、会長といった方と面会をして、静岡空港への就航要請をしております。中国路線につきましては、この2社に加えまして、8月に副知事が面会をした南方航空も富士山静岡空港に高い関心を示しておりますので、この3社の中で上海路線を初めとし北京、大連といった路線の誘致を進めていきたいと考えております。
 また、台湾、香港につきましても、各航空会社から富士山静岡空港への高い関心が示されておりまして、台湾につきましては、中華航空は定期便またはチャーター便で1番機を飛ばしたいというような発言もいただいておりますし、エバー航空につきましてもチャーター便の就航に向けて調査をしているということでございます。また、香港の航空会社からも開港年に31便のチャーター便の計画を立てているという話もございますので、台湾、香港につきましては最初はチャーター便になるのか、あるいは定期便になるのかわかりませんけれども、できるだけ多くの便数を確保したいということで努力を続けているところでございます。
 また、タイあるいはシンガポールといったところにも、昨年度トップセールスを実施しておりますので、今年度も引き続き、タイ、シンガポール、その他東南アジアの航空会社へのセールスを続けておりますので、できるだけ多くの路線・便数が確保できるように引き続き努力をしていきたいと考えておりますが、現時点で開港時に具体的に何路線、何十万人の需要といった形でお示しするのはなかなか難しいと考えておりますけれども、より多くの路線・便数、利用者の確保に向けて引き続き努力をしているところでございます。以上でございます。

○岡本(信)委員
 わかりました。先ほど6番委員、それから14番委員からいろいろな提言とかあるいは課題に対して質問がございました。また答弁がございましたが、いろいろな方々の御努力でここまでこぎつけたと言いますかね、そういう点での労力については敬意を表したいと思います。
 そして今、私が路線にずっとこだわったのは、私が飛行機に乗ったときにどういう動きをするのかなということ。例えば、北海道へ行ったときに――何回か行ったんですが――北海道の中をぐるぐる回ってまた帰ってくるわけなんですが、それはやっぱり帰ってくることを想定したときに、やっぱり路線が多い方がいいんですよ。選ぶ飛行場もそれで決まっちゃう可能性が実はあるわけですよ。
本当に極端な場合、函館で降りてぐるっと回って釧路から帰ってくるとなると、やっぱり路線が多いところに行ってしまう。1路線しかないと、千歳へ降りてまたぐるっと回って、また千歳へ戻って来て帰らないかんとなると、これは需要を考えたときにはなかなか難しい。需要が伸びないという可能性もあるので、私は路線を確保する、いろいろな今海外の話も出ましたし国内の話も出たんですが、この点についてこれから先1年と約4カ月あるわけなんで、これに最大の努力をやっぱり傾注する必要がある。私はそういうふうに考えるわけです。
それがある意味、今まであった課題をすべて払拭するということ、言葉がいいのかどうかわかりませんが、つながるんだろうなということを思います。この辺の利便性、つまり路線を確保して利便性を高めると、そして空港としての本当の機能というのを高めていくと、県民のための本当の足になっていくというような方向で今後の、開港までの努力をぜひお願いしたいなと、そんなように思います。これ1点だけで質問を終わりますが、今後ぜひ御努力の方をお願いします。要望です。

○天野(一)委員長
 ここでしばらく休憩いたします。
 再開は1時といたします。

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