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委員会会議録

質問文書

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平成22年2月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:中沢 公彦 議員
質疑・質問日:02/24/2010
会派名:自民改革会議


○中沢(公)委員
 2点お願いします。よろしくお願いします。
 栄養教諭、栄養職員の関係です。このピンク色の書類の中の70ページ、栄養教諭及び栄養職員の配置の件で内訳を教えてください。
 それと予算の計上の仕方ですが、この資料の見方としては例えば小学校費、中学校費、高等学校費とか特別支援学校費とかというところの教職員費に入ってくるのかどうか、それを確認させてください。
 そして、栄養教諭について、配置は全国的に見て我が県はどういう状況なのか教えてください。

 それと今後、栄養教諭の配置についての動向、計画を教えてください。

 それと、栄養教諭ではなく、栄養職員で対応するということに対するメリット、またデメリットがあったら教えてください。それは予算とか経費の面も含めてですね。これが1点です。

 2点目は、富士山の日の学校休業の件ですが、これはどんなことがあっても県議会で言ってきてくれって、地元から言われていますので私も言わせていただきますが。私ある県立学校PTA会長もやらせていただいていまして、子供がそれぞれ中学校とか小学校も行っていますが、私のところにこの件賛成と言ってきた人は1件もありませんで全員反対。私も含めて全く反対ということでございますが、先ほどからこの話が出てて、遠藤教育長の熱心なお話もいただきましたが、聞けば聞くほど休みにする意味がわからないというか、要するに私がまず言いたいのは、富士山を大事にする、思いを新たにする、歴史、伝統、文化を知る、これはとっても大切なことなんですが、これが休みという発想になる、まず発想の意義が問題じゃないかなと思います。
 2つ目は、先ほど来出ていますが、真意がうまく県民に伝わってないんじゃないか、誤解があるんじゃないのか。また急なことだからということで、それぞれ考えがある中でパブリックコメントもいただいたという話なんです。
 だったら、それはすなわち拙速であって、もっと時間をかけるべきであって、そうしたら県民周知の時間をとってでもみんなの啓発をすることに、イコール富士山に思いをはせるとか、伝統、文化、歴史をもっと啓発するということになるんじゃないかなと思いますから。もう1つ言いたいのは、手法とか手続とか、プロセスに問題があるんじゃないかなと思うんですね。
 だから、休みにするという発想に問題があることと、そこまで踏んできたプロセスに問題がある。だから、いまいち県民も我々も理解ができないし納得もできないんだと思います。
 だから、富士山を大事にしなきゃいけないとか、歴史、伝統、文化を知るとか、そんなみんな大事にしたいことと思っていますから、それがイコール休みになるという発想が、いまいちよくわかってないんですね。
 私のところに、ちなみに賛成は1件もないという話をしましたが、どんなことがあっても何とか反対する方法はないのかということで、先ほど聞いたら教育委員会は6人でしたっけ。何とかその人たちに反対してもらえるようにお願いしたいなと思っているぐらいですけども、そういう部分でまずお聞きしたいことは、手法、プロセスに関して不備がなかったと思っているか。いや、よくよく考えてみますと若干不備があったことは否めませんと思っているか、その辺のプロセスに関してまず御所見を伺わせてください。

 それと、例えば私立学校とかそういった部分を含めて、ほかのところの協力の見通しはついているのか。いやいや、全くついてないですけど、これから頑張りますという話なのか、その見通しぐあいを教えてください。

 それと、これはちょっと半分親としてみたいな質問になっちゃいますが、もし万が一休日になってしまったとき、子供たちは部活もだめで、勉強もだめで、家にいることもだめで、例えば受験勉強やテスト勉強もだめで、とにかく親と一緒に富士山のことで出かけなきゃいけないのかということになると部活は休みにしてくれるのかとか、塾も休みにしてくれるのかとか、テスト勉強とか受験とかというのも、日程はそれにあわせて都合を変えてくれるのかとか、その辺はどうなのか。
 私も親として、家にいちゃまずいんだったら、どこか連れていかなきゃいけないのか、休日の過ごし方を教えていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。以上です。

○遠藤教育長
 3点、今御質問があったと思いますけれども、まず第1点目の手法、プロセス、これは何かまずかったところがあるのではないかというふうな御質問だったと思いますけれども、私どもといたしましては、富士山特別委員会というのも県議会で行われているわけであります。そういうふうなものの中で、1月の中旬でありますけれども、今回この2月23日はもうとても無理である。だけれども、来年まではまだ行事予定を立てるのに2月中ぐらいまでで来年度の行事予定を立てますから、教育委員会、政令市等を通じて、県立学校ももちろんであります。来年度については、富士山の日は休業日とする可能性があるので、そうなっても大丈夫なような学校行事を組んでくださいという形で連絡をしてありますので、手法、プロセスが余りにも極端にまずかったのではないかというふうなことではないというふうに思っております。

 他の協力の見通しはでございますけれども、私どもがそういう連絡をしたときに得た感触としては、たまたまですけれども、つい先日富士のほうにも出かけましたけれども、これは西部ではなくて東部でありますから当然といえば当然かわからないですけれども、これはいつでもやれる準備ができているよというふうに答えてくださった教育長さん方もおられました。
 ですので、これから協力を新たに求めていくということではなくて、一応そういうことで準備を整えてくださいと言っていますので、協力の見通しは私はかなりあるというふうに思っております。

 なったときにどうするのかということですが、休業日の過ごし方は、人それぞれでありますし、極端なことを言えば、学校が何をやってもいいんです。学校はその日にたまたまうちのところで何かこういう行事をやろうよということであれば、その休業日は別に――極論ですよ――振りかえて富士山のための何か学習をするというふうなことをやることも可能であります。
 ですので、家から出なくちゃいけないとか、そういうことを強制するものでは全くありません。ですから、休業日というときに、やっぱりその理解の仕方だなと私は思っています。答えになったかどうかわかりませんが、一応3点についてはそういう回答であります。

○鳥居事務局参事兼学校人事課長
 栄養教諭、学校栄養職員の配置数ということと、栄養教諭の今後の配置計画はあるのかという、その点についてお答えいたします。
 平成21年度現在ですけども、学校栄養職員につきましては全県で317名配置しております。それに対しまして栄養教諭ですが、21年度5人ということで、これは全国的にも非常に少なく最下位という状況です。

 この栄養教諭の配置につきましては、他県では学校栄養職員、これは学校におきまして献立等を作成する担当の者ですけども、その者を食育の指導のできる栄養教諭に任用替えをしている県も多々ありますが、本県では基本的にはそれをしないで、国のほうでも栄養教諭を多くつけるようにということで加配があるものですから、それを利用してつけてまいりました。来年度の加配ですけども2名ということが決まりました。しかし全体では学校への配置が今4名と合わせて6名しか配置できないと。
 そういう状況があり、前政権におきましては、来年度の栄養教諭の配置の数が235人とかなり多い数の加配を出していただけるという方針が出ていましたが、政権がかわり来年度は47人と非常に減ってしまいました。この状況でいきますと、本県が今行っている国からの加配をもらって、そして栄養教諭をつけていくという方針では、ちょっとスピードアップについていけないのではないかということもありまして、急遽財政室とも調整する中で、学校栄養職員の中で栄養教諭の免許状を持っている方を任用替えすると、そういう方向について動きをしてもいいかと伺っていたところ、国の状況がこういうことであればそういう方向でもいいのではないかという指示をいただいたものですから、急遽任用替えの試験を行うことになりました。
 来年度はかなりの数で栄養教諭がふえると思います。ただかなり時間的に急いでやっているものですから、教諭としての力がある方を採用できるか、それも心配ということで人数には限定しないで試験を行い、実力のある方をつけていきたいと考えています。計画的には平成25、26年度あたりにはすべての市や町の教育委員会、学校等に1人は栄養教諭を置きたいと、このように考えているのが今の計画です。以上です。

○松本財務課長
 今、鳥居課長が答弁した内容の予算は、先ほど言いましたように小学校費と中学校費、それぞれ教職員分という形で現時点で計上してございます。以上です。

○鳥居事務局参事兼学校人事課長
 学校栄養職員を栄養教諭にした場合、人数的には任用替えですから、例えばある共同調理場に仮に3人の学校栄養職員がいた場合、そのうちの1人が任用替えしますので、後補助はありません。
 したがいまして、この任用替えのほうにつきましては、今やっている学校栄養職員としての仕事にさらにプラスして、栄養教諭としての生徒の前に立って食事の大切さ等を指導するという仕事量が少しふえてくるということがあります。本来の一本分の定数が来れば、そういう重なりはないわけですけども。以上です。

○中澤事務局参事兼学校教育課長
 学校栄養職員というのは給食管理が主な職でございます。したがいまして、その学校の給食をつくって提供していく、その総まとめをしていくと。
 それから、栄養教諭の場合は、学校全体の食育を進めていく、推進していくという役割もありますので、例えば子供の前に立って、栄養のことについての授業をすることもありますし、あるいは学級担任が年間の中で、こういうところでこういう食育を子供たちに学習を進めていってほしいという計画などを立てる、そういう役割もあります。
 したがいまして、学校栄養職員の場合は、学校全体の食育が進みにくいというのがデメリットになるかなというふうに思っています。以上です。

○中沢(公)委員
 時間もあれですので、簡単にお願いします。
 栄養職員と栄養教諭は、給料はどうなんですかね。それとあと待遇とか。

 2点目、平成23年度以降の中で免許のある方は任用替えをして栄養教諭にという話で、さっき何か平成25、26年度とか言ったのは意味がよくわからないので、それをもう1回お願いします。

 それと富士山の日ですけど、例えばこれは余り言っても意味がないからしようがないので、1つだけ聞きますが、部活とかはどうなるんですか。これは部活も休みにしてくれよということを方針として出すのか、部活をやりたければやってくれよということでやるのか、その辺はどうなんでしょうね。お願いします。

○鳥居事務局参事兼学校人事課長
 学校栄養職員と栄養教諭ですけども、栄養教諭になりますと教育職になりまして、今の額よりも月当たり約2万円程度上がります。全体としましては差額として28万円程度の額が多く給与として入ることになります。

 それから、平成25、26年度ですけども、今一遍にはすべての市や町に栄養教諭を配置できませんので、計画的に3年間なり4年間の計画の中で配置していきたいということでございます。

○遠藤教育長
 部活動につきましては、そのときは休業日でありますので授業がないわけです。
 したがいまして、生徒の行動というのはかなり自由度が増してまいります。例えば中学校3年生であれば、多分これは高校入試というのは直前に控えておりますから、一生懸命勉強するんだろうなというふうに思いますし、それぞれ置かれている学年によって違ってくるということでありますので、学校の方針としてこの日は部活動も休みだよというふうなことについては、校長先生の御判断でなされることであって、教育委員会が部活動をやっちゃいかんというふうなことは言うことができないというふうに考えています。自由に使える日だということであります。

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