• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成23年10月大規模地震対策特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:遠藤 榮 議員
質疑・質問日:10/26/2011
会派名:自民改革会議


○遠藤(榮)委員
 先生には私の郷土にきていただいて、大変活躍を期待しているものの一人でありますが、今先生から御説明をいただいた話より若干ずれて申しわけないんですが、私、富士の田子の浦地域っていうところに住んでいるんですが、富士川断層の問題で岩手大学に視察いったとき、大変危険だというような話をされまして、私どもはあの断層はもう寝ていると思ったんです。そういうことで先生は、今、いろんな形の中で研究されていると思うんですが、かなり大きな地震があるという不安も残っておりますし、一時は非常に騒がれたんです。しかしながら、今は余り騒がないっていう言い方をすると少しあれですが、おさまったような言い方されているようでありますが、その点についてどうなんですか。

○阿部郁男氏
 要するに、富士川断層も東海地震も、同じプレートの境界で起こる地震でございます。東海地震は静岡県の西半分が乗っているユーラシアプレートといって、中国からずっと伸びているプレートの下に、フィリピン海プレートという、フィリピンのほうからのプレートが押してくるんですけども、富士川断層っていうのは、ユーラシアプレートと富士市が乗っている北米プレートというプレートの間にできている断層なんです。東海地震が起きたときに、誘発されてこっちがずれるっていうことも十分に考えられると思います。富士川断層の場合。

○遠藤(榮)委員
 非常に何ていいますか、複雑な断層だっていう話は聞いていますし、私も少し調べてみたんですが、断層が群になっているんです。そういうことの中で一時は非常に危険だっていうことで、私もすぐ近くに住んでいて不安だったんですが、おさまったというようなことで、やれやれ今もう寝静まったかなと思っていたら、この間の視察へ行ったときに岩手大学で言われたんです。富士川断層っていうのは、静岡県の断層の中で非常に危険な断層の1つだっていうようなことを。いやそれはと思ったんですが、それはそれなりにまたいろいろな形で少し研究させていただきたいと思うんですが、一時はかなり下がったんです。

○阿部郁男氏
 危険性は高いとは思います。東海地震が、要するに何回か、何十回か動くうちに、1回ぐらい一緒に動くのか、あるいはその前後に動くのかっていうような感じで考えていただければなと思っています。ちょうどそのプレートの境が新潟から――皆様御存じかと思うんですけども――長野を通って、諏訪湖を通って甲府盆地抜けて富士川のところにくるわけです。新潟の中越地震とか、あの辺の地震も実は一連のプレートの境目の影響で起きているわけです。富士川断層も、もう1000年以上動いてないというふうにいわれているので、そろそろ動いてもおかしくないのかなと思います。最近東大の先生とかは、新潟から富士川まで全部割れてマグニチュード8ぐらいになるって言っている先生もいらっしゃるんですが、要するに何千年に1回の地震を、ここ30年ぐらいに起きるか、起きないかっていう議論をすること自体がかなり難しいです。そういうことがあるっていうのを想定して、やっぱり準備はしておいていただいたほうがいいのかなというふうに思います。

○遠藤(榮)委員
 先生も近くにいますので、また相談に行きますので教えてください。済みません。いろんなこと言いまして。

○中谷委員長
 どうですか、ほかにはございませんか。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp