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委員会会議録

質問文書

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平成28年10月11日スポーツ振興等特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:山田 誠 議員
質疑・質問日:10/11/2016
会派名:自民改革会議


○山田委員長
 よろしいですか。それでは私から1つだけ聞きたいと思います。
 リオのオリンピック・パラリンピックにいらっしゃってると思うんですが、その中で、特に先ほどから伊豆のベロドロームを使うという、いわゆるサイクルセンターも使ってという形なんですが、そのハード面、特にオリンピック以上にパラリンピックの方々というのは、特に自転車でもいわゆる身体に障害のある方が大勢いるわけですけど、そういった方々に対してのハードの部分で、特にここの部分というのが重要だというところはあるんでしょうか。

○林辰夫氏
 トラック競技場ですか。

○山田委員長
 トラック競技で。

○林辰夫氏
 今現在も、パラのサイクリングは伊豆でやらせていただいてますので、全く不備というわけではありませんが、私自身があそこで一番足らないと感じているのは、やはり同じような状況の方が観客として見えますから、その人たちが見る場所とか、その観客席に行く動線が確保されてないということがあります。それはオリンピック組織委員会も十分わかっていますので、例えば専用のエレベーターをふやすとか、それとか車椅子の人だったらまだこうして見れますが、例えばノルウェーというところは物すごいそういうところが進んでいるところで、そこでしたら、もう本当にベッドにこうして寝たままの人でも見れるような席があったり、日本でしたら、身障者用にといって階段の横に板とかつけてスロープにしたり、わざわざ取りつけたみたいになっていますが、ノルウェーではそうじゃなくて、最初からその人たちが入れるような建物としてつくってありまして、済みません、ちょっと話が長くなりますけども、大きな道路の交差点でも地下でどこでも行けるようになってるんですが、日本の場合だったら階段の横にエレベーターをつけるかなんかで、地理的に難しいですけど、ノルウェーなんかに行くと、もう四、五十メートルも手前から緩いスロープで、誰でも入っていけるようになってまして、もう最初からその人たちが行ける。
 まちでも足のない人とか手のない人が普通に食事やデートをしてますし、くぐるところがない交差点では、車椅子の人が来たら、全然関係ない方が自然に押していくという状況を何回も見まして、これが福祉の進んだ国なんだなというのがわかりましたので、もしそういうことが、例えば伊豆のトラックで取り入れられるようなことがあるんでしたら、すばらしい。
 例えばリオでは、入り口の横に、これ何の道かなと初め思ったんですけど、よくよく考えると車椅子の人がずっと上がっていって、ほぼ半周ぐらいしてから中に入れるような通路がありました。仕上げは突貫工事をやられたみたいで、おくれてる、おくれてるとお聞きやったと思いますのが、突貫工事でやっても、ちゃんと皆が上ってこられるような角度でトラック競技場を巻くように通路がありました。
 それは、その人たちだけじゃなくて、ほかの荷物の搬入にも十分利用できますし、幅も十分ありました。4メートルか5メートルはありましたので十分いけましたし、トラックでも上がっていけるような格好になっていました。
 ですから、そういうような、口でどうのこうのじゃなくて、見てわかるような優しさとかいうのを、もしできることであれば、伊豆で開催される施設に取り入れていただければすばらしいんじゃないだろうかと、それが真のおもてなしじゃないんだろうかというふうに感じております。

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静岡県議会事務局議事課

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ファックス番号:054-221-3179

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