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委員会会議録

質問文書

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令和3年決算特別委員会文化観光分科会 質疑・質問
質疑・質問者:盛月 寿美 議員
質疑・質問日:11/08/2021
会派名:公明党静岡県議団


○盛月委員
 一問一答方式でお願いします。
令和2年度は、コロナ禍でオリンピック・パラリンピックが延期になり、令和2年度中は機運の醸成とか盛り上がりの維持とか、文化プログラムも含めてそういうところに御苦労があっただろうなと推察しております。結果として今年行われたオリンピック・パラリンピックは県内選手の大活躍もあり非常に盛り上がったことを今思い返してみまして、改めて職員の皆様、県民の皆様、本当にたくさんの人たちの御苦労、御努力があってオリンピック・パラリンピックが大成功に終わったんだなとつくづく実感いたしまして、改めまして感謝を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。
 質問ですけれども、まず政策管理局で1問お聞きしたいと思うんですが、令和2年度主要な施策の成果及び予算の執行実績についての説明書20ページにあります企画政策課の(2)東静岡周辺地区整備関係で東静岡周辺地区県立中央図書館整備事業費です。
県立中央図書館の整備時等における歩行者用通路の検討を実施したとありますが、これは具体的にどのような検討をなされたのか
それから、これに係る予算がここに書いてあるんですが、今回のスポーツ・文化観光部の予算のどこにもなかったので聞きましたら、これは教育委員会で計上されている予算ということでございました。それは承知しておりますけれども、歩行者用通路の検討の具体な内容とここには全く予算化のことがなかったのかどうか、その確認をしたいと思います。

○大石企画政策課長
 これは、東静岡駅と県立中央図書館を直接歩行者用通路で結ぶものであり、東静岡駅のコンコースと結んだほうが駅からの図書館の利用者が多いだろうということと、またバリアフリー等の観点から一旦階段を降りることなくそのまま結ぶほうが利便性向上の観点から適しているのではないかということで、歩行者用通路の設置を計画しているものです。
 現在教育委員会で設計の公募をやっているところでございます。今回は駅と図書館を結ぶ分だけの公募になっておりますけれども、将来的にはグランシップも含めた東静岡駅南口の県有地全体の回遊性も考えなきゃいけないものですから、将来的な拡張性の視点も踏まえ教育委員会が予算計上した上で、執行についてはスポーツ・文化観光部でさせていただいたということになります。教育委員会予算の再配当となっているものですから、予算としては出てきておりませんが、スポーツ・文化観光部で執行したものですから、主要な施策として計上させていただいています。
 また、検討内容につきましては、歩行者用通路の幅員や構造、橋脚の位置、駅舎側とどこで接続したらいいかといったことなどを複数案比較検討するとともに、市との事前協議等も行ったものです。先ほど申し上げたとおり将来的な拡張性を保つために必要な構造も合わせてこの中で検討したところでございます。

○盛月委員
 分かりました。ありがとうございます。
既にこれまでも議論をされていることでありますが、文化とスポーツの殿堂の形成に向けて取り組んでいると思いますので、また具体的に目に見えて事業が進んで行く形でしっかりと進めていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

 次に、スポーツ局で何点かお聞きしたいと思います。
まず1点目は、説明資料24ページのイのパラサイクリング推進事業費です。
予算額418万8659円でございますが、タンデム自転車を7台購入し県内特別支援学校3校に貸し出したということですが、この内訳をまずお聞きしたいと思います。
 タンデム自転車は言うまでもなく、障害のある方も自転車を楽しめるということで私も一生懸命普及に取り組んでいる皆さんと一緒に活動をしている1人でありまして、どんどん広めていただきたいなと思っているんですけれども、実際に貸出しをして特別支援学校の皆さんがタンデム自転車を体験してどんな反響があったのか。またこれを次にどうつなげていくのかお聞かせ頂きたいです。

○高松スポーツ振興課長
 タンデム自転車7台の整備の内訳ですけれども、7台購入したうち沼津特別支援学校に2台、御殿場特別支援学校に3台、吉田特別支援学校に2台配置したものです。
 利活用につきましては、各特別支援学校で体育の授業とかで利用していただいて生徒の皆さんがスポーツに親しんでいけるように、またタンデム自転車を使うことによって障害者スポーツの裾野の拡大、将来のアスリートの発掘などにつなげていく狙いを持ったものであります。

○盛月委員
 分かりました。ありがとうございます。
3校に貸し出したということですが、ぜひうちもというほかの学校もあると思うので、たくさんの方がタンデム自転車を身近に体験できるように引き続き取り組んでいただきたいと思います。

 次に、オリンピック・パラリンピック関係ですけどれも、説明資料31ページです。
都市ボランティアの検証を行ったということで、コロナ禍を受けてやり方も工夫して追加募集もしたという御説明を頂きました。今年度の活動になったと思うんですけれども、説明資料32ページに活動指標にもございます。こちらに大会ボランティアの登録数が記載されておりますが、静岡県の都市ボランティアさんは実際に最終的には何人の方が活動されたのかお聞きしておきたいと思います。

○横井オリンピック・パラリンピック推進課長
 都市ボランティアの活動数は、説明資料32ページにございますように令和2年度末時点で874人の登録がございましたが、8月に意思確認をしたところ、必要人数700人の試算を下回る見込みでしたので再募集をかけました。オリンピックが終わった時点で一時期は800人を超える応募があったんですけれども、最終的に762人の方に登録していただきました。登録は762人ですけれども、約500人の方が実数として活動されました。パラリンピックが無観客になってしまって活動の場が少なくなったこともありまして、このような数字になっております。

○盛月委員
 分かりました。ありがとうございます。
都市ボランティアさんについては、無観客になり当初の目標よりも少なくなったとは思いますけれども、説明資料33ページに記載してあり先ほども御説明を頂きましたが、高水準の研修を実施したと記載もあります。これから県内でオリンピック・パラリンピックのレガシーを創出する部分においても、都市ボランティアとして活動してくださった、また登録してくださった方、実際に活動してくださった方を含めて、こういう人たちが何らかの形でまた活躍していただく場とか、何かしらの方策を考えていっていただいたらいいのではないかなと思うんですけれども、もし何かお考えがあればお願いします。

○横井オリンピック・パラリンピック推進課長
 今7番委員に背中を押していただいた思いなんですが、まさしくオリンピック・パラリンピックに限らずいろんなスポーツイベントの際にお声かけをして随時働いていただけるような、オリンピックの無形の大きなレガシーとして考えております。来年度に向けてそのようなことも検討しています。

○盛月委員
 ぜひ実現していっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 最後に、説明資料135ページの上から5番目に2020東京オリンピック・パラリンピック「ふじのくに」スポーツ推進事業費がございます。
説明に、本県ゆかりの選手の強化に要した経費とあります。執行額もちょっと低いので気になったんですけれども、令和2年度中の取組として具体的にはどのような取組をしていったのか。そしてどんな成果が上がったのかお聞きしたいと思います。

○高松スポーツ振興課長
 この2020東京オリンピック・パラリンピック「ふじのくに」スポーツ推進事業につきましては、本県から多くのオリンピック・パラリンピック選手を輩出するために、そういった可能性を秘めた本県出身の選手に対し、強化指定選手として令和2年度につきましてはオリンピックで21人、パラリンピックでは18人を指定しまして、合宿やユニフォームの購入など様々な選手の強化活動の経費に対して県が支援するものであります。
 本年度のことになりますけれども、最終的にオリンピック・パラリンピック指定選手は、この中でオリンピックでは9名の方が出場いたしまして、うち入賞者は6名でございました。パラリンピックにつきましては、これも同様に9名の方が出場されまして、入賞者につきましては9名という成果が出ております。

○盛月委員
 分かりました。ありがとうございます。
本県ゆかりの選手が多ければ多いほどここにかける事業費は高くなってくるし、また執行率も高くなってくると思うんですね。なので、どんどん次の世代のジュニア世代の発掘をして育成をしていく、分母を多くしていくことも必要かなと思いますので、その辺もまたこれからの取組にしていただきたいと要望させていただきまして、質問を終わります。

○江間委員長
 質疑も出尽くしたようですので、このあたりで政策管理局、スポーツ局及び文化局関係の質疑を終了することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
 異議なしと認め、政策管理局、スポーツ局及び文化局の質疑を終わります。
 ここでしばらく休憩します。
再開は1時30分とさせていただきます。

( 休 憩 )

○江間委員長
 それでは、休憩前に引き続いて、分科会を再開いたします。
 これより、総合教育局、観光交流局及び空港振興局関係の質疑に入ります。
 では、発言願います。

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