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委員会会議録

質問文書

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平成29年決算特別委員会危機管理くらし環境分科会 質疑・質問
質疑・質問者:藪田 宏行 議員
質疑・質問日:10/31/2017
会派名:自民改革会議


○藪田委員
 一問一答方式で、原子力発電等対策費について2点お伺いをいたします。
 平成28年度主要な施策の成果及び予算の執行実績についての説明書41ページ(4)(イ)広域避難計画の修正でありますが、平成29年3月に広域避難計画に避難先市区町村を記載する修正を行ったとのことであります。今後もこうした計画にはいろいろ修正もあろうかと思いますが、今後の予定は何かありますか。お伺いしたいと思います。

○望月原子力安全対策課長
 広域避難計画につきましては、平成28年3月に策定しました。本年3月に避難先となる12都県の避難先の具体的な市町村名を記載させていただいたところでございます。
 また、あわせて避難退域時検査場所――避難される方が途中で汚染があるかどうかを検査する場所の名称も記載させていただきました。
 次の段階としまして、市町の皆様が広域避難計画の策定に取り組んでおられるところでございます。この3月には御前崎市、10月には島田市が市の広域避難計画を策定いたしまして公表したところでございます。
 ただ、まだ策定作業を進めている市町もありますし、また策定した御前崎市、あるいは島田市も具体的な避難方法等につきまして協議をしているところでございます。
 県は、そうした市町の避難計画策定状況を踏まえまして、現在調整中の避難退域時検査場所が具体的に決まりましたら、県の広域避難計画を修正していきたいと思っております。
 また、今の計画には載っていないんですけれども、多くの住民の方々が避難する可能性を考えますと、避難先でいろんなことが考えられます。そのため避難経由所を確保することについて、その運用方法も含めて検討し、骨格等が固まってまいりましたら、県の避難計画も修正していきたいと思っております。

○藪田委員
 今御説明をいただいたとおりだと思いますけれど、広域避難というのは、避難先もそうですが、途中の市町村とか、かかわってくる自治体も多いわけで、また雪の多いところとか、避難用の車両とか、途中の道路とか、円滑に避難するということは本当に難しい課題だと思いますので、その都度いろんな修正が必要になってくると思います。ぜひ実効性が上がり現実に対応できるよう、不断の努力をお願いしたいと思います。

 2つ目でありますが、説明書43ページ最下段に改善とありますが、原子力防災センターの展示スペースに説明員を配置して広報活動を実施するということであり、大変有意義だと思います。8月の委員会視察でもその場を見させていただきましたが、オープンからこれまでの見学者実績はどんなふうになっているでしょうか。

○望月原子力安全対策課長
 原子力防災センターの展示とオフサイトセンターにつきましては、委員の方々にも御視察いただきましてありがとうございました。
 来館者は現在1,300人に達してございます。一般開放を始めた7月から昨日までで1,075人と、一般開放前の4月から6月までの225人からは大幅な増加傾向になっております。
 今後も展示数、見学者等をふやす努力を続けてまいりたいと思っています。

○藪田委員
 浜岡原発と大分距離もあるということで、関連を持って新しい原子力防災センターを見学される方がどのぐらいいるかなと思ったんですけれど、今お聞きをしてそういう実績だということですので、ぜひいろんな展示を県民、国民に見せていただきたいなと思います。
 以前の施設は、私たちも何回か行きましたが、施設が老朽化していることもあって見学しても今のようにはいかなかったわけですが、新しい原子力防災センターの設備は以前の施設に比べれば格段の差があると思いますので、そうしたところを生かして、難しい問題もそうですが、基礎的なことを県民、国民にわかりやすいようにこれからも説明をしていただきたいなと要望をして、質問を終わります。以上です。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp