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委員会会議録
質問文書
平成28年９月定例会文教警察委員会 質疑・質問
 | 質疑・質問者： | 天野 進吾 議員 |
| 質疑・質問日： | 10/05/2016 |
| 会派名： | 自民改革会議 |
○天野（進）委員
まず、この委員会に本当に何年ぶりかで入ったわけでありますけれども、きょう、昨日、この静岡県の犯罪という本を見させていただき、大変に警察の皆さんの御努力が如実に示されている。私は大変にうれしく思ったところであります。まずその気持ちを申し上げておきたいと思います。どうぞこれからも頑張っていただきたい。
また、この委員会に初めて筋警察本部長がお出かけいただきました。京都の御出身で、知事も京都、知事と警察本部長ともにこれから京都を代表して静岡県に貢献していただけることを、まずもって期待を申し上げます。
さて、警察本部長といえば静岡県360万人県民の平安は、まさに筋本部長の双肩にかかっていると言えるところであります。それゆえに今、担われた責務の大きさに時に震えることもあると思いますが、いかがでございましょうか。幸い本日も委員の皆さんからは多種多様な観点から正鵠を得た質問や指摘が開陳されましたが、そうした歴史こそが日本の平安の基礎となっていると考えます。
人々が安心して生活できる裏には、紛れもなくこの国の警察機構が築いてくれたものと確信をいたしております。あすでのさらなる任務が待つあなたであれば、本県で業務の遂行は決して長いことはないでしょう。だからこそ本部長には、自分史にさん然たる職責が残りますよう、例え短い期間であれ本県警察の勤務の足跡と健闘に期待するものであります。
また、6,000人を超える本県警察職員の最高司令として、まずはその意気込みをお聞かせいただきたいと思います。
○宮城委員長
分割でよろしいですか。
○天野（進）委員
分けます。
○筋警察本部長
お答え申し上げます。
まず、私このたび御縁がございまして、こうして警察本部長として静岡県に勤務をさせていただけること、大変光栄に思っております。こういう立場につきました以上は、県警察の最高責任者として県民の皆様の安全・安心を確保するため、全力で取り組んでまいりたいとこのように考えております。
治安情勢等については、先ほども申し上げたとおりで、全体的には今お褒めいただいたように、静岡県の犯罪にありますとおり、数字は非常によくなっております。しかし個別に見ますと先ほどから申し上げておりますような特殊詐欺の問題ですとか、あるいは高齢者の交通事故の問題ですとか、あるいは配偶者の配偶者暴力といった問題もございますし、それからまた災害対策、あるいはラグビーワールドカップ、東京オリンピック・パラリンピック大会の一部の開催ということを踏まえた国際テロの未然防止といった諸課題がございます。こういった課題に一つ一つ真剣に取り組んでまいりたいと思います。
県民の皆様が警察に対して信頼していただけますように全力を尽くしたいと、このように考えております。
○天野（進）委員
本部長としてのお心を、今披露いただいたんですけども、ここでちょっと雰囲気の違う質問をさせていただきます。
実は、私の事務所に過日知人から、なぜか田中角栄元総理に関する出版物が持ち込まれました。要するに読んでほしいということで持ってきたでありましょう。確かに政治家としては日本の政治家の中では白眉とも言える人物だと私は思っております。しかし私には法は法、鉄則は変えることはできません。いまだ帯のついたまま本棚に並んでおります。
そこで、単刀直入にお尋ねしますが、私人、私として考えたときに、本部長、田中角栄という政治家の是非論、それについてちょっとお聞かせください。私はそのことは本部長としての一つの心だと思っておりますので、あえてお尋ねをいたします。
○筋警察本部長
田中角栄氏は、私が小学校のころに総理をされておりまして、当時も今太閤とかコンピューターつきブルドーザーとか、いろんな異名を持っておられたというのはよく承知しております。その後いろいろございましたけれども、最近また２番委員御指摘になられたようにブームのようで、たくさん田中さんに関する書籍が出版されたりしているようでございます。
お尋ねは、私、私人として田中角栄氏の是非についていかんと、こういうことでございますけれども、大変申しわけございませんが、公の立場でもございますのでお答えは差し控えさせていただきたいとこのように思います。
○天野（進）委員
本部長ではありますけれども、いや結構です。でも自分自身のものの考え方として、正は正、非は非ということについて、実はお尋ねをしたかったということであります。しかし本部長のお言葉、それを了として、ここは私のほうが引き下がります。以上です。
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