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委員会会議録

質問文書

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平成22年決算特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:吉川 雄二 議員
質疑・質問日:11/12/2010
会派名:自民改革会議


○吉川委員
 1点だけ質問させていただきます。
 川勝知事の3776上海フィーバーのばか騒ぎですね、踊らされた皆さんを哀れみまして、あえて質問をさせていただきます。それにしても富士山の標高の数だけ行かそうなんていう発想は、これは発想じゃなくて発作ですね。私、最初これを聞いたとき、余りにも浅慮、浅慮ってわかりますか。浅はかな考えに、初めて聞いたときに腹を抱えて笑いましたけど、いずれにせよ、そこで質問をさせていただきます。
 平成21年度の県省友好交流の成果と実績、さらに今後の課題についてお伺いをしたいと思います。
 私は平成3年に初当選をさせていただきまして、一貫してこの県省友好交流に潜む危険性を論難してまいりました。それは何ゆえかと申しますと、まずその第一は、我が国と中国の甚だしい政治システムの懸隔であります。
 我が国は自由といわゆる複数政党の競争を基本とした民主主義国家であります。一方、中国はどうかと申しますと、三権分立もありません。まして野党という概念すらないんです。中国共産党によるまさに一党独裁国家であります。事々さように、我が国とは根本的に政治体制が相違しているわけであります。それゆえ自由貿易という観点から見ると、このグローバル化の中で中国の特殊性、これを引き受けていくことができるかどうかということだと思うんですね、日本が。
 経済の論理というのは、常にボーダーレスですね。グローバル化を必ずや余儀なくされていくわけでございます。それに対して政治とか文化の論理というのは、何事かその国の異質性に拘泥するわけでございますね。こだわっていくわけでございます。それゆえ、我々はこの中国の特殊性を引き受けるいわゆる覚悟があるか、そしてそれに耐えられるかということだと思います。
 また、隋書倭国伝がございますね。隋書倭国伝以来の2国間の歴史的経緯があります。しょせん中国は我が国日本を今もって東夷の一朝貢国としてしか見ておりません。そしてまた、反日とか排日のパトス、あれは中国の国家運営の核心をなすものであります。反日、排日のパトス、あれは中国の国家運営の核心をなすもの、これは間違いありません。
 例えば、万鈞の例で言いますと、大東亜戦争の失敗もそうですね。あれはあの国の外交にしてやられたんですね。中国の外交にしてやられて、米英両国を敵に回して戦わざるを得ない二正面作戦を余儀なくされたんですね。こういう歴史に徴してみれば、我が国はあの国とは一定の距離を置いて保つことが、外交においては肝要だと思います。
 友好という言葉がございますね。この友好という言葉は大変耳ざわりのよい、病的なレトリックですね。これにごまかされてはなりません。ごまかされちゃうんですね。特に、日本人は情緒が混入しやすいんです、頭の中に情緒が。だから、外交といういわゆる国益の伸長の場にあって、国益を伸長していかなきゃならない場にあって、情緒を混入するというのはあってはならないことですね。友好のこの2文字というのは静岡県側にはありますけど、中国にはありません。私はこのことを果たして川勝知事がわかっているのか。2国間の歴史の経緯もわかっていてやっているのか本当に理解に苦しみます。
 いずれにせよ、そこで質問ですが、この説明書の37ページの2の(1)の(ア)、中国との友好交流の推進とありますが、これにどのような成果があったのか。具体的に挙げていただきたいと思います。

 次に、(イ)の海外技術研修員受入事業についてでありますが、研修の具体的な内容について教えてください。さらに、日本人の研修員を中国側に送るといったようなことはあったのか。そして、これは県省いずれの要請でこの事業が始まったのか。

 さらに、3点目として、今般の尖閣諸島における中国漁船の衝突事件がありますね。あるいは毒入り中国ギョーザの問題もございました。さらには時として起こる中国国内における反日暴動、これらを受けて、今後の県省友好交流のあり方、課題についてお伺いをいたします。

○岩城国際課長
 まず中国との友好交流の推進のうち、平成21年度の相互交流の実績であります。これはお互いに行ったり来たりの定期協議団の派遣ということになりまして、平成21年度には先方から5人参っています。それから定期協議団も4人参っております。行政調査団も6人参っております。それから技術研修員につきましては3人受け入れております。

 それから、技術研修員の具体的な内容でありますけれど、県のほうへ農業団体とか民間の経済団体とかを受け入れまして、そこで日本語研修を1カ月、その後数カ月間実務の研修をしております。
 それから、日本人を送ったかどうかということで、これは県の職員を浙江省の対外友好協会のほうへ1人派遣をしておりまして、1年まで行きませんけれど、数カ月間派遣をして、向こうで実務につかせるということをやっております。
 それから、どちらのほうが言い始めたかということでありますけど、これは相互交流ということで、お互いに始めましょうということで始まったというふうに聞いております。

 それから、今後のあり方、課題ということでありますけれど、今委員のほうからおっしゃられた歴史、あるいはその国の文化の違い等ありますけれど、国の政府の外交とか、あるいはそういう関係にかかわらず、静岡県とそれから浙江省、そういう地域と地域とのつながりがこれから非常に大事になってくるという考え方でこれは進めてまいっております。これからももちろんお互いの交流をするという形にはなりますけれど、それ以外に各市町や各団体、それから民間の方々、それから経済ももちろんビジネスをやられる方、それぞれがそれぞれの形で、お互いにメリットがある形で交流を進めていくようなものが本当の地域と地域の交流ではないかということを考えております。今回3,776人を大幅に超える皆さんに浙江省、それから上海万博へ行っていただきましたけれど、これをここで切ってしまうのではなくて、これがさらに来年以降、それから再来年には両省県の交流が30周年を迎えるということで、さらに拡大してお互いの理解を深めていくと。県民、それから先方の中国の浙江省の方々お互いの理解が深まれば、国と国とのそういう文化の違いを乗り越えて、もっと仲よくなれる、あるいは経済的な交流が深まる、そんな形で考えております。今後とも継続、それから拡大をするような形で考えていきたいというふうに思っております。

○吉川委員
 今改めて私が県省友好交流について考えるとき、まず経済優先の姿勢を改めることが最も大事ではないかと思います。経済優先の姿勢を改めること。論語に「君子財を愛す、之を取るに道あり」とあるんですね。君子財を愛す、されどこれを取るに道ありと。商いを通じて、いわゆる国や社会に貢献するのがビジネスの本来のあり方だと思います。
 しかしながら、本県知事は目先の利益のために政策を誘導しているとしか思えません。少なくとも我々は眼前の利益を座参して、日本精神を毀損せしめるようなことは絶対にあってはならないと思います。
 本県知事についてもう一言言わせていただきたいと思います。中国漁船衝突事件、あれは今にして思えば、日中両国は既に戦闘状態に入れりという場面であったと思います。しかしながら、知事はこれを過小評価して、その後も引き続き上海初め、中国への訪中を推し進めていたんですね。さらに何の根拠を持ってかわかりませんが、知事はこう言ったんですよ。この問題は、日中両国ともに瑕疵があると。日本の右翼が聞けば、腹を抱えて笑いますよ。私は少なくともこれを聞いたとき、川勝さん、あの人ひょっとしてシナの回し者かなと思いましたね。いやいや、シナ人じゃないかと。考えてみますとね、川勝平太の太を取りますとどうなるかと申しますと、ケ小平ならぬ、センショウヘイ、カワショウヘイとか、こういう呼び名が一番私は似合うんじゃないかと思っております。
 いずれにせよ、そういえばこんなことを聞きましたね。例の7月5日以来県庁内の職員の間ではやっている歌が――あんな平太にだまされて、なんていう歌がはやっているそうですが、それは定かか定かじゃないかはもう一度よく聞いてみたいと思います。
 さらに、私が憂慮するのは、いわゆる連鎖する反日、排日運動ですね。これは戦前もあったんですね、通州事件とか済南事件、日本人の虐殺事件ですね。残虐な人の殺し方をするのは、これはシナ人のある意味での一つの風習です。残虐な人の殺し方をするのは。そして、この暴動を起こすシナ人が、異口同音に口にするのは、愛国無罪という言葉でございます。知っていますか。愛国無罪というんですね、彼らは。国を愛して行えば許されるとこう言うわけだ。だったら大津事件を起こした津田三蔵や山口二矢なんかはとっくに無罪ですね。

○岡本委員長
 16番委員、できるだけ決算審査に外れないようにお願いします。

○吉川委員
 はい、わかりました。
 最後にですね、中国漁船の衝突事件だって、これインターネット上に流した海上保安官だってこれも無罪ですよ。大体シナ人ってのは動機は行為を正当化しないという、どうも世界の常識がわかってないようであります。
 いずれにせよ、今委員長のほうからも話がございましたもんで、県省友好交流、これは断固いま一度見直すべきだと私は思います。以上であります。
 
○若梅国際・交流局長
 いろいろ御意見いただきました。中国との交流につきましては、経済関係にとどまらず、今回の3776友好訪中事業でも、書道ですとか、囲碁ですとか、文化面での交流。さらには人材交流の関係では観光関係での交流を進めていくと。また、浙江省からも行政職員の交流を進めていきたいという提案をいただいております。
 このような形で、県の施策が、それぞれの幅広い分野でさまざまな交流ができるような形で、県、行政主導で進めておりますが、市、町、民間レベルの交流へつながっていくような形の取り組みを進めていきたいなというふうに考えております。以上です。

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