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委員会会議録

質問文書

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令和3年決算特別委員会危機管理くらし環境分科会 質疑・質問
質疑・質問者:阿部 卓也 議員
質疑・質問日:11/09/2021
会派名:ふじのくに県民クラブ


○阿部委員
 それでは分割質問方式で。
 決算ですので執行率の関係で3問ほど質問させてもらいますが、まず主要な施策の成果及び予算の執行実績についての説明書116ページから122ページ、188ページ、189ページの建築住宅局関連の決算についてです。
 建築住宅局全体にまたがるので星野建築住宅局長に聞きたいと思うんですが、188ページの第3項建築住宅費を見ると予算執行率は合計値が91.1%、第1目を見ても80%台が並び、72.3%という豊かな暮らし空間創造事業があります。
 第2目はさらに執行率が低くて79.2%が合計値です。それ以下70%台が並んでいますが、これはそれぞれの説明を読むと事務費節減に努めたとありますが、令和2年度に特段努力して事務費節減等々に努めたポジティブな成果のほか、そうではなくてそもそも予算立てが甘かったのでこれだけ執行率が低くなってしまったというネガティブな結果なのか、それぞれによって違う可能性がありますが、一応総括としてお聞きしたいと思います。

○星野建築住宅局長
 当初予算を組むに当たって、やはり様々な市町の要望や県民の要望などを勘案しながら、あるいは前年度の実績などを積み上げた結果、予算化をお願いしております。
 ただいろいろな事情、コロナの事情もあったと思いますが、目標としているものに達しない事業、特に耐震化事業などは予算に対してやはり執行率が低いのが実情です。ただやはりその目標に対してしっかりと予算を用意し、それに向けて取り組むことも我々の仕事だと考えておりますので、御理解頂きたいと思います。

○阿部委員
 分かりました。
 よくお分かりのように、コロナという特殊要因もあったと思いますし、また市町の要望を受けての積算の結果になるのは理解できます。
 ただ、執行率でやはり建築住宅局の部分が特段に低い数字が並ぶことはありますので、努力の結果のポジティブな成果なり、ネガティブな、いわゆる取りあえず予算が足りなくてショートするよりはいいだろうという雑な積算だけはしないでいただきたいということだけはお願いしておきたいと思います。
 耐震化事業「TOUKAI−0」などはよく僕も事情が分かります。経済的理由の方が多いと思いますので、きちんとターゲットを絞って対策を立てた施策立てをお願いしてこの質問を終わります。

 次ですが、説明資料186ページに2つ60%台が並んでまして、先に心のUDプラス事業費の質問をします。
 執行率が64.2%で、説明資料等々を読むとコロナ禍で出前講座等が減ったことが原因とは考えられますけれども、代替策は考えられなかったのかも含めて答弁を求めます。

○若月県民生活課長
 心のUDプラス事業については、今9番委員からお話がありましたようにコロナの影響がかなりございます。それで2月補正で110万円ほど減額しております。
 年度後半に向けて事業を実施していく心積もりでおりましたけれども、コロナの第3波がやってきて、結果的にそれなりに不用残が出てしまったということです。
 事業の1つはユニバーサルデザイン特派員の取材です。さすがに第3波のさなかに取材に行くことは難しいので代替も難しかった。また心のUDプラスの実践講座では車椅子の押し方の実技を行うものですからそれもなかなか代替が難しく、その他の事務費を節約した部分もありますけれども、最終的に150万円ほどの不用額が出たということでございます。

○阿部委員
 了解しました。
 コロナ禍でUD対策ができなかったからどんどん遅れてしまったということにならないように、またどういう形でやっていったらいいか、またこの空白になってしまった時期でどういうことが起きているのか検証はぜひしておいていただきたいと思います。しておられるとは思いますが、それをお願いしてこの質問を終わります。

 最後に、説明資料84ページ、186ページの通学路の防犯カメラ設置事業です。地元やあちこち近隣等々の感触を聞いても通学路の防犯カメラの現場ニーズはかなりあるはずなのに、こんなに執行率が低かったのはどうしてなんだろうという疑問があります。理由をお聞かせ頂きたいと思います。

○中西くらし交通安全課長
 防犯カメラの設置台数は、昨年度は58台分の予算に対しまして61台を設置しております。計画どおりであった一方で、交付申請額について1台当たり15万円を上限に予定しておりましたが平均8万8000円で、申請額に差額が生じました。

○阿部委員
 分かりました。
 明快な御答弁で何よりですが、1つだけ確認です。当初の予算とはかなりの差異がありますので、予算立てしたときとは機能面で劣ることがなかったのか。それから当初の予算立てをしたときになぜその金額になったのか、それだけお伺いします。

○中西くらし交通安全課長
 一部の設置場所においては安くできたところもありましたが、もう一方で市が設定する補助率や補助の上限額が我々が想定したより低かったことがあります。
 我々としては10分の9あるいは1台の上限が30万円で設定しておりましたが、実際は2分の1や3分の2でした。また上限が15万円や20万円の市もありましたが、機能面が落ちたことは特にないと考えております。

○阿部委員
 分かりました。
 最後にお聞きするとしたら、令和2年度の結果を受けて今年度予算以降、この通学路防犯カメラ設置事業について市町の状況も鑑みてどういう考えで総括されたのか、お聞きしたいと思います。

○中西くらし交通安全課長
 この事業は、令和2年、3年、4年度の3年間で173台を想定しておりましたが、今年度も新たに必要だという箇所についても予算の範囲内において各市町に補助できるように今進めているところでございます。当初想定していた設置台数よりも多く設置ができるということです。

○阿部委員
 分かりました。終わります。

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静岡県議会事務局議事課

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