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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成28年2月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:佐地 茂人 議員
質疑・質問日:03/09/2016
会派名:自民改革会議


○佐地委員
 一括質問方式でお願いします。
 答弁は完結に明確によろしくお願いいたします。
 1点目、次年度二十数名の増員という形でお話を伺っておりますが、次年度の人員配置についてはどのような効果、工夫を凝らして取り組んでいかれるのか教えてください。

 2点目、警察庁舎の整備について老朽化対策等、他の委員からもさまざまな質問がございましたが、バリアフリー対策などの点についての庁舎の整備等も重要であると考えますが、どのようにお考えでしょうか。

 3点目、この質問は我が党の大学生の政策コンテストという中で、本県の優秀賞をとった提案の政策でありますが、災害時における他県との連携ということで、東海地震に備えた合同演習や、例えば隣の山梨県等で積雪対策、山岳対策、また富士山の噴火等で、東海地震の場合には山梨県の警察の方が合同演習を静岡県で行う、山梨県の訓練に関しては静岡県警が合同して向こうの対応に当たるという形で、本当に災害等が起こった場合の協定も必要なのでしょうが、やりとりがスムーズにできる訓練をしたらいかがという提案でした。この件についてはどのようにお考えでしょうか。

 4点目、新東名高速道路の県境管轄について。
 愛知県との協定について、いま一度確認をさせてください。
 また、平成29年度には中部横断自動車道が開通予定でございますが、山梨県との管轄等の話し合いについてはどのようになっているか教えてください。

 5点目、政令指定都市の静岡市警察部と浜松市警察部の事務事業の内容については、どのようになっているか。浜松市警察部と静岡市警察部との大きさが私はちょっと差があるのではないかなと感じているんですが、事務等の違いがあるのかどうか、そこら辺を教えてください。

 あわせて静岡市、浜松市と都市部の犯罪抑止と検挙についてはどのようにお考えか教えてください。

 6点目、最後に新規事業等についてです。
 道路交通法等改正対応事業費の内容について、先ほどもしかしたら答弁が一部あったかもしれませんが、具体的にお示しください。

 また、女性を中心とした再雇用を次年度から進めていくと伺っておりますが、当然経験者の女性を雇用するにもちゃんとしたルールが必要だと思っております。
 この雇用の採用が臨時であるのか、非常勤であるのか等、採用はどういう形でやられるのか等、決まっているところを教えてください。

 それからもう1つ、新聞等で道路交通法改正で、右折の矢印で右折だけではなくて、中央分離帯の関係上、Uターンが可能になると伺っておりますが、こちらの点について県民に対しての広報活動と、周知徹底をどのような形でされていくか、考えられている点がありましたら教えてください。以上です。

○杉本警務部参事官兼警務課長
 まず、新年度に向けた人事配置についてであります。
 現在検討中でありまして、組織体制を含めて適材適所の配置を考えておりますが、警察活動の組織運営として、最大のパフォーマンスを発揮できる体制及び人事配置を検討しているところであります。

 次に、市警察部の関係であります。
 基本的に事務事業については、市警察部については変わりはありません。
 警察法第52条の規定に基づいて、指定市に市警察部を置いて連絡調整、それから意見交換等を行って、治安施策の円滑な推進の連携をしていくということであります。

 あともう1つ、女性の再雇用の関係です。
 新年度から育児休業明けの育児短時間勤務の女性警察官について、任期つきの短時間勤務の警察官を任用しようという制度であります。
 これについては、経験者の元警察官で、一応警察庁で示された警察庁の基準を参考にしながら、警察官として4年以上勤務して8年を経過していない者、あまり間があいてしまうと制度とかが変わってきますから。それから交番相談員とか、元警察官で非常勤職員として勤めている者は2年以上非常勤職員として勤務していた方を対象として、4月1日以降公募をして、人材バンク的な形でリストにしておいて、その中で対象となる育児短時間勤務の職員、警察官が出てきた場合、場所とか階級とか、マッチングできる者を任用していくと考えております。

○武村総務部参事官
 最初に、バリアフリー関係についてお答えします。
 来庁者に利用しやすい施設の取り組みでありますけれども、警察庁舎におけるバリアフリー対策としまして、現在全ての警察署には幅80センチ以上の出入り口及び自動ドア、幅120センチ以上の廊下、誘導用点字ブロック、玄関スロープ、身体障害者用トイレ、駐車場を整備しております。
 また、静岡中央警察署及び平成10年以降に建設しました三島警察署等9警察署にはエレベーターを設置しております。
 今後警察署を建てかえる場合、また新設する場合には全てにエレベーターを整備することとしております。
 平成28年度から工事を着手する予定の松崎分庁舎につきましても、2階建て庁舎ではありますがエレベーターを設置するなど、来庁者に利用しやすい施設の整備に取り組んでまいります。
 また交番・駐在所につきましても、建てかえ時において身障者用トイレを整備するなど、バリアフリー対策に取り組んでいるところであります。

 次に、道路交通法等改正対応事業費についてお答えします。
 平成27年6月17日公布の道路交通法の一部を改正する法律により、自動車及び運転免許の種類として、準中型免許が導入されることなど法改正に伴いますシステム改修、自動車運転免許証を作成し、情報を管理する運転免許保有者管理システムや、交通事故に関する情報を管理分析する交通事故防止的システム、交通違反車両に対する情報を管理する交通違反管理システムなど、警察が持っておりますシステム改修をまとめたもので一括して情報システムを改修する予算となっております。

○岩瀬災害対策課長
 災害時における山梨県警との協力、東海地震などに備えた訓練の質問であります。
 災害時におきまして、山梨県警察と個別の協力協定はございませんが、相互に支援が可能な体制が確保されております。
 これは、阪神・淡路大震災を教訓として設置をされております広域緊急援助隊――平成7年に設置をされた部隊がありますが、その後東日本大震災後に、さらに救出救助など災害対応部隊として、警察災害派遣隊が編成をされております。東海地震が発生した場合には山梨県、静岡県、愛知県、三重県、長野県、神奈川県については被害が予想される場所ということで、それぞれお互いを除いた全国から広域緊急援助隊を含む警察災害派遣隊が派遣されることとなっております。
 なお、1番委員から御指摘がありました相互に震災と災害に備えた訓練でありますけれども、合同訓練としては、毎年山梨県警察を初め長野県警察、新潟県警察の広域緊急援助隊との合同訓練を実施しているところであります。
 また、昨年の8月本県の焼津市、藤枝市で開催しました総合防災訓練では、山梨県警察の広域緊急援助隊が、本県の焼津市まで進出訓練ということで実施をしているところであります。

○出雲地域部参事官兼地域課長
 災害時における山梨県警察との協力の関係の山岳対策について説明をいたします。
 山梨県警察との連携につきましては、山梨県警察本部及び富士山を管轄する警察署と、事故防止対策やあるいは救助活動方法について定期的に検討会を実施するとともに、相互に富士山での遭難事故発生状況であるとか、あるいは遭難事故の情報等の交換を行っておりまして、情報の共有化を図っております。
 また、昨年の2月には富士山御殿場口において、本県と山梨県の山岳遭難救助隊による合同訓練を実施しております。
 今後も、検討会の開催あるいは情報交換等を通じて情報の共有化を図ることによりまして、山岳遭難事故防止に向けた対策を決定していきたいと考えております。

○出雲交通部参事官兼交通企画課長
 高速道路の県境関連について説明をいたします。
 高速道路を初め、警察の管轄境界は一般的に県境でありまして、ことし2月に開通しました新東名高速道路の浜松いなさジャンクション以西の愛知県警との管轄境界も県境となっております。
 中部横断自動車道の管轄境界につきましても、一般的なあり方に基づいて検討中でございます。

○鈴木生活安全部参事官兼生活安全企画課長
 市警察部との関連で出ました、都市部の犯罪抑止についての質問についてお答えいたします。
 御承知のとおり、刑法犯認知件数は平成14年に全国のピークになりまして、この翌年平成15年から街頭犯罪抑止総合対策ということで、全国警察を挙げて取り組んでまいりました。
 一定の成果を得まして、これを発展させて平成25年から、地域の犯罪情勢に即した効果的な犯罪抑止対策を全国警察を挙げて進めております。
 これはどういうことかといいますと、その地域地域の犯罪情勢を個々に分析いたしまして、そこの地域で必要な犯罪抑止対策、検挙対策を進めていこうというものでありまして、既に数年実施して成果を得ているところであります。
 例えば先日であると、静岡南警察署は自転車盗が昨年県下ワーストワンになってしまったということで、これをもって生活安全課の係長がテレビに出演しまして、実際現場に行って鍵かけの仕方を教えたりとか、そういうところをテレビのニュースで放送してもらって、全県民に見ていただくような対策をとったと。これも1つの抑止対策という、そのようなことを進めているところであります。

○小川交通規制課長
 右折の青色矢印信号の解釈の変更についてお答えいたします。
 右折の矢印信号の解釈変更につきましては、今から4年ほど前の平成24年4月に、道路交通法施行令の改正により、右折の矢印でUターンすることが可能になりました。
 この解釈の変更につきましては、県警のホームページや各種講習等において周知に努めているところでありますが、今後も引き続きあらゆる機会を通じて周知徹底を図っていきたいと考えております。

○佐地委員
 バリアフリーの下の基礎なんですけれど、建てかえのときにエレベーターをつける形でいくと、非常にまだ先が長いところがあるわけですね。平成11年より前という形になるので。となると我々の地区の静岡南警察署は4階まであるんですよ。しかも警察用の階段なものですから、非常に一段一段が高いわけです。あれは高齢の方には非常に大変です。ぜひバリアフリーという観点から、取り組みを考えていただきたいということ。以上です。よろしくお願いします。

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