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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和3年8月臨時会総務委員会 質疑・質問
質疑・質問者:良知 淳行 議員
質疑・質問日:08/30/2021
会派名:自民改革会議


○良知(淳)委員
 一括質問方式でお願いします。
 総務委員会説明資料の1ページ、令和3年度8月補正予算についてであります。
 初めに、今回の追加補正予算は本県への緊急事態宣言の適用に伴い必要な経費を計上しているとのことでありますが、改めて補正予算の構成と考え方をお伺いいたします。
 
 続きまして補正予算の財源について伺います。
 昨日、国は新型コロナウイルス感染症地方創生臨時交付金の事業者支援分について追加内示を行い、本県につきましては約56億円余の配分がありました。
 そこで、今回の補正予算について国庫補助金が約195億円となっておりますが、臨時交付金などの活用について今後の補正財源との残額がどの程度となるのかをお伺いさせていただきます。

 最後に今後の対応についてですが、今回の補正予算は9月12日までの緊急事態宣言に対応するための必要な経費等を計上しておりますが、現時点での感染状況を踏まえれば残り2週間での感染症の収束はなかなか難しいのではないかと考えます。
さらに緊急事態宣言には、まん延防止等重点措置よりその期間がさらに延長される場合、休業や時間短縮に対する協力金などの新たな経費が必要となるわけでありますが、改めて予算をどのように対応していくのかお伺いします。

○齊藤政策推進局長
 ただいまの御質問のうち、補正予算編成の考え方についてお答えいたします。
 今回追加提案しました補正予算案につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により8月20日本県に緊急事態宣言が発出されたこと等に伴いまして緊急に対応を要する3点、事業者支援、医療提供体制の強化、生活困窮者への支援について編成したところであります。
 1つ目の事業者支援につきましては、緊急事態宣言の発出に伴い休業や営業時間短縮の要請に応じた飲食店等への協力金を支給するとともに、売上げが減少した中小企業等の事業継続を支援するため応援金を支給するものであります。
 このうち、協力金につきましては6月補正において8月4日からのまん延防止等重点措置の適用に伴う必要額を計上しておりましたけれども、今回は本県が8月20日から緊急事態宣言の対象地域に追加され期間の延長、対象地域の拡大がありましたので、それに伴い必要な額を計上するものであります。
 また、応援金につきましても6月補正において既に8月分を計上済みでありますけれども、今回9月分についても対象に加えるものであります。
 2つ目の医療提供体制の強化につきましては、感染症の患者数の急増により病床や宿泊療養施設が逼迫していることを踏まえまして、ホテル借り上げの軽症者向け宿泊療養施設を増設しその施設の一部を臨時医療施設に位置づけて機能強化を図るとともに、入院調整に時間を要する場合等の一時的な待機場所として県内の東・中・西各1か所ずつ計3か所に病院の空き病棟等活用した入院待機ステーションを設置するなど医療提供体制や自宅療養者に対する支援を強化するものであります。
 3つ目の生活困窮者への支援につきましては、感染症の影響により収入が減少した世帯を支援するため生活福祉資金の貸付け及び自立支援金の給付の受付期間を延長するものであります。
 今回、緊急事態宣言の発出によりまして打撃を受ける事業者の皆様への支援や感染症の急速な拡大を食い止め医療崩壊を防ぐための対策について一刻も早く対応する必要がありますことから補正予算を編成したものであります。

○平塚財政課長
 私からは財源と今後の対応についてお答えいたします。
 まず財源について、今回の補正予算では国庫補助金を約195億円計上しておりますけれども、そのうち御質問のありました臨時交付金事業者支援分については20億円を活用しております。
 臨時交付金につきましては、本県に事業者支援分56億円が追加配分されていますので今回20億円を活用し残りが36億円になります。
 この事業者支援分の36億円については、今後緊急事態宣言の延長等の財源に活用していきたいと考えております。
 なお、今回の国庫補助金195億円のうち20億円が事業者支援分の交付金ですけれども、その他の175億円につきましては飲食店等の協力金に対して国から約8割負担の交付金がありますので、その分として108億円、その他生活福祉資金の貸付け、あるいは宿泊療養施設の医療関係の経費、こういったものに厚生労働省から補助金、交付金が出ておりますので、合わせて195億円という内訳になっております。

 続いて今後の対応についてです。
 緊急事態宣言は9月12日までですけれども、それ以降の延長も今後想定していかなければならないと考えております。延長となれば現在同様の仕組みであるかどうかまず確認して、現在も協力金等の支援措置をしておりますので、それに対応する必要な経費については補正予算を含めて対応していく必要があると考えております。国の財源措置も確認しながら速やかに、機を逸することなく対応していきたいと考えております。

○良知(淳)委員
 スピードを持って対応するようよろしくお願いします。

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