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委員会会議録

質問文書

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平成22年2月定例会企画委員会 質疑・質問
質疑・質問者:遠藤 榮 議員
質疑・質問日:03/12/2010
会派名:自由民主党県議団


○遠藤委員
 おはようございます。
 私もせっかく時間をいただきましたので、日ごろ考えていることと言いましょうか、特に企画部の関係について私はこう考えているということを若干申し上げまして、あとは大変お世話になりました今回退職される職員の方のお話をさせていただきたいと思います。
 私は、かつて昭和63年に当時の斉藤知事に大型プロジェクトがあるから企画調整部というのをつくるべきだと進言をいたしました。そしてその時の記述をたまたまきのう自分の机の上に見つけたんですけれども、この中で知事公室を企画調整部にすべきだということで取り上げています。古い話で大変恐縮でありますが、かつては私のふるさとの先輩であります斎藤寿夫知事の時代に企画調整部という形でつくって、竹山知事までずっと来られたわけですが、山本知事のときにまた知事公室に戻した経緯があります。そして斉藤知事、石川知事、今日の川勝知事まで来たわけであります。
 そういう歴史を見てみますと、口幅ったく聞こえるかもしれませんが、県庁の中で企画調整部、企画部というのは家庭でいうならお父さん、総務部が財布を持ったお母さん、そんな形でずっと来たと思います。これは私個人だけが思うことかもしれませんが、基本的には企画部は県庁の頭脳でなければならない、いろいろなことを発信する場でなくてはならないと思います。
 なぜこんなことを言ったかといいますと、来年度から肝心なところが少し分散されるという形でありますので、そういうことも含めて企画部長は来年度の組織改革についてどのように考えているか御答弁をいただきたいと思います。

 それから子育ての問題ですが、きのういろいろなデータをお聞きしまして、やはり三世代のところでは子育てがなかなかうまくいっているということです。貧乏の子だくさんといわれたこともありましたが、今は逆の方向でありまして、私は子育てというものはお母さん、お父さんだけじゃなくて、やっぱりじいちゃん、ばあちゃんの力をかりて子育てをするのもひとつの手かなと感じています。これは答弁は要りません。

 あとは事業仕分けの問題ですが、枝の剪定と同じで枝をたくさん切り過ぎると枯れてしまうように、事業仕分けも適当な形の中でやるべきだと思います。
 こういうことも含めながら私はずっと長い間この世界にいますが、企画部のあり方については方向づけが若干変わってきているかなと思います。企画部長の答弁をいただきたいと思います。

○大須賀企画部長
 遠藤委員がおっしゃる企画調整部は県庁の頭脳であるべきという考え方には、私も非常に同感いたしております。
 来年度につきましては、国際関係、交通政策、さらには空港利活用の関係が文化・観光部に行きまして大変寂しくはなりますが、その一面、企画部として非常に体が軽くなりまして、本来の企画あるいは調整業務に専念できるんではないかと前向きにとらえております。
 昨日でしたか、物流関係の業務があちこちに分散してなかなか調整が難しいというお話がありましたが、そういった調整業務を企画部で担いまして、県全体でうまくコーディネートしていくと言いましょうか、そういった業務が軽くなることによってむしろ積極的にできるんじゃないかなという考えを持っております。
 いずれにしましても軽くなることを我々としては活用しまして、県庁の頭脳、調整部門としての役割を果たしてまいりたいと思っております。

○遠藤委員
 ありがとうございます。
 仕事の中身は軽くなり過ぎないようにぜひ頑張っていただきたいと思いますし、あくまでも企画部は県庁の中の中心的な部門だということを認識していただいて、多くは申し上げませんが、そういうことを考えながら今後ただただ頑張っていただくことをお願いいたします。

 次に、これまで県政、県庁のために大変尽力されて、今年度残念ながらと言いますか、定年退職を迎える方がこの中でお2人おります。
 統計利用室長の大石恒雄さんと生活統計室長の中村信子さんです。それぞれ昭和47年、45年に県庁へ入られて、それぞれの分野で大変活躍されてこられました。これまで38年、中村さんは39年と半年ということで大変長い間県庁の職員として、また地域のためにやってこられました。
 特に大石さんにつきましては電算、情報システム関係の大変特殊な仕事でお骨折りをいただき、また富士や沼津の各出先機関でもいろいろな形で活躍されました。
 中村さんにつきましては、まさに県民の声を聞くと言いましょうか、本当に県民サイドに立ってお仕事をずっとやられてきて、中部行政センターとか県民の声を聞く仕事などに活躍いただきました。
 できましたら我々あとに続く者に対しまして、それぞれ一言ずつ御感想を述べていただきたいと思います。

○大石統計利用室長
 ただいま御紹介いただきましてありがとうございます。
 私は県の職員になりまして38年、多くが先ほど御紹介いただきましたように情報に携わりました。今最大の思い出は何かといいますと、これは県の仕事ではなかったんですが、国の仕事でe−Tax――国税電子申告・納税システムに必要な公的個人認証サービスというシステムの立ち上げに国のほうへもまいりまして、県を代表して行っているというつもりでおりました。そのようないろんな情報システム、それから情報化の構想や計画、数えてみたら十何本ありました。それらの策定に携われたのも上司を初め同僚、部下の方の協力があったからこそと思っております。私は非常にいい公務員生活を送ることができたと今思っているところです。
 今後、また新しい仕事につきますけれど、そういった中ではまた皆さんの御支援をいただくことがあるかと思いますが、新しい仕事で社会に貢献できるように頑張っていきたいと思います。
 どうも本当にありがとうございました。

○中村生活統計室長
 せっかくの機会でございますので、一言だけごあいさつ申し上げます。
 省みますと、私は恥ずかしいことばかりでちょっとここで御披露するのは勘弁させていただきますが、本当にその都度周りの皆様に助けていただきました。ありがとうございました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
 ただ、委員から御質問もいただきましたが、ことし国勢調査がございましてすでに準備段階に入っております。今、市町の職員も一生懸命やっておりますが、県の職員も準備を進めております。また調査がうまくできますよう委員の先生方にもぜひ御支援をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
 ありがとうございました。

○遠藤委員
 ありがとうございました。
 かつては家庭も顧みずに仕事をされたことと思いますが、これからも健康に十分留意されまして、家庭にも地域にも、また我々県庁に残っている者に対しても温かい御支援をいただきたいと思います。
 大変ありがとうございました。以上で終わります。

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