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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成30年12月定例会建設委員会 質疑・質問
質疑・質問者:杉山 盛雄 議員
質疑・質問日:12/14/2018
会派名:自民改革会議


○杉山委員
 3問、一括質問方式でお願いします。
地元のことばかりですが、まず国道414号線静浦バイパスの進捗状況について伺いたいと思います。
 東部では国道136号線の土肥、それから伊豆縦貫自動車道の天城北道路が来年1月に開通ということで公表されまして、東部の道路が徐々によくなっている印象がありますが、沼津市内で今整備を進められている静浦バイパスも地域にとっては大変重要な道路です。本年の2月ですが、ようやくアルプストンネルが貫通しました。
 3月18日、県や自治体ではなくて地元住民の主催でありましたけれどもイベントが開催されまして、1,000人以上の地域住民が参加をして本当に期待の高い事業であります。
 余談ですが、3月18日には私と前沼津市長の大沼さんが並んで餅まきをしまして、その3日後に逝去されまして、前市長にとりましてもこれは期待していた事業であります。この進捗がどのようになっているか、今後の見通しを伺いたいと思います。

 それからもう1つ、沼川の新放水路。これについてももう言うまでもなく沼津市の水路におきましての浸水被害を解消するために、県では平成24年5月に河川整備計画に基づいて新放水路を、平成44年の完成を目指して整備を進めていると伺っておりますが、用地には国道1号線、またJR東海道本線、海岸防潮堤部など大規模で重要な構造物があります。これは多額な事業費と長い時間かかると予想されますが、昨年は私も出席させていただきましたけど、この起工式が盛大に行われまして、県では異例であると思いますが担当課までつくっていただきましてその意気込みは非常に大きく感じておりますが、現在の進捗状況をお聞きします。

 最後に、沼津駅周辺総合整備事業の原地区における貨物ヤードに対しての土地収用法第35条に基づく調査が終わりました。大変いろいろな話題になってやった事業でありますけれども、この後何か報告できるようなもの、変化があれば教えていただきたいと思います。

○青木道路整備課長
 国道414号静浦バイパスの進捗状況と今後の見通しについてお答えします。
国道414号静浦バイパスは、沼津市口野から下香貫に至る延長5.1キロメートルのバイパスでありまして、このうち沼津市大平から下香貫までの延長2.5キロメートルを優先整備区間として整備を進めております。現在トンネルに続きます仮称大平高架橋の工事の進捗に努めておりまして、下部工6基のうちこれまでに1基が完成、現在3基を施工中であります。また残る2基につきましても発注準備を進めており、全ての下部工の工事発注が今年度完了する見込みでございます。
 また、下部工完成につきましては来年度を予定しており、引き続き上部工工事に着手する予定でございます。
 県としては、引き続き予算の確保に努めまして工事の進捗を図り、優先整備区間の早期完成に努めていきたいと思います。

○中野河川海岸整備課長
 次に、沼川新放水路整備事業の進捗状況について御説明いたします。
最初に用地の状況ですが、沼川から海岸部までの下流区間900メートル区間につきましては、海岸部の墓地を除く全ての用地買収が完了しております。現在その墓地の契約状況につきましては、67件の墓地対象者のうち59件の方との契約ができております。残り8件につきましても年度内には契約できる目途が立っているところです。
 沼川から高橋川までの上流の1,400メートル区間の用地買収につきましては、11月末時点で約5万5000平方メートルのうち4万2000平方メートル、76%程度の用地の取得ができているところでございます。
 次に工事の状況ですが、JR東海道線の交差部より下流のボックスカルバート区間の一部の仮設土留め工に着手しております。当地区は地下水位が高いものですから、ボックスカルバートを施工するに当たり地下水の処理をするということで、現在地下水を遮断するための地盤改良工事を実施しており、また上流側につきましても用地買収済区間で掘削及び築堤工事を進めている状況でございます。
 最後に、5番委員から発言のありました大規模重要構造物の海岸防潮堤部及びJR東海道線との交差部につきましては、来年度からの工事着手を予定しております。具体的には海岸防潮堤部を国土交通省に工事委託するに当たり、中部地方整備局の設計審査会にお諮りしまして一応了承を得たので、国土交通省では来年度からの工事受託に向けた事務手続を進めていただいているところでございます。またJR交差部におきましては、現在JR東海に設計委託をしており、県ではJR交差部を横断しているNTTや東京電力の埋設物の移設補償を行っているところでございます。

○勝又街路整備課長
 私からは、土地収用法第35条調査後の状況について御報告いたします。
10月30日から11月2日までの4日間、35条調査ということで現地をお騒がせしながら、皆様の協力をいただき無事終了したところでございます。
 35条調査の実施により、これまでなかなか任意交渉に応じていただけなかった地権者の皆様方とその方々の土地代、物件の補償費用が算定可能となりました。
 実は、11月下旬に地権者側からの申し出によりまして、用地買収の仕方などについて沼津市が集団面会を行いました。
 今後、沼津市で各個別の地権者のお考えなどの意向調査を進めながら、年明けになると思いますが補償金額の算定をしながら、準備が整った方々から任意交渉に応じていただけるように交渉していくと伺っております。
 もう1つ、地権者の一番多い地域が桃里地区なんですが、ここの地区では県と市で環境説明会を開催させてくださいと申し出ていたんですが、自治会のほうも難しい状況が続いていました。一応今回の調査が終了したことで、年明けになると思いますが、そちらの自治会でこういう貨物が来るとこういう状況になりますという環境説明会をできるよう調整しているところです。

○杉山委員
 ありがとうございました。
 国道414号につきましては、本当に地元が期待している道路なんですが、私の個人的な意見ですけれども、この延長が伊豆中央道までつながれば本当に生きてくる道路であるなと考えておりますので、何年先になるかわかりませんけれども、しっかり汗をかいて予算をとりながら、またお互いに努力をしてまいりましょう。
 沼川の放水路につきましては、一番最初に凸版印刷さんに移転をお願いしたことが非常に大きな効果を生んでいる。住民の方々もそれまで県は本気でやるのかというほどで、長年の懸案であったものが動き始めた。そして予算もボックスカルバートの変更によって約半分以下、そして国のプランの応募によりまして約半分の補助金がいただけるというような今の進捗状況の中で、例えばもう少し予算が年単位でふえてくれば、今の平成44年という数字が42年や40年以内となることも聞いておりますので、私も個人的にはこの辺の予算関係についても尽力をしてまいりたいと思っています。
 それで、沼津駅の高架ですが、まさしく今説明があったように進捗していることは承知をしております。これは沼津駅周辺事業だけでなく東部の経済の発展ということを大義に私もずっと今まで賛成して頑張ってやってきましたので、また沼津市を含めて相当の努力をお願いいたしまして質問を終わりにします。

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