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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成19年12月定例会建設委員会 質疑・質問
質疑・質問者:佐原 徹朗 議員
質疑・質問日:12/14/2007
会派名:自由民主党県議団


○佐原委員
 3番委員の夢のあるような非常にいい話でございますけど、どうかそれが実行できますように、ぜひ県の当局の皆さん方も頑張っていただきたいと思うわけであります。
 それでは私の方からの質問でございますけれども、1点目でございますけども、説明資料の中の61ページ、この中で富士宮の高架事業があるわけでありまして、決してこれに対してちゃんをつけるわけじゃありませんけれども、その中で事業認可を国土交通省から取得し、さらにJR東海と工事協定を締結するように努めていくということでございますけども、結果としては多分これ言ってみれば、随意契約になるんじゃないかと思うわけであります。
 本議会にも出ております第175号議案におきましても、道路のことにつきましてもやはりこれ、空港部が東海旅客鉄道株式会社と随意契約してるっていうことがございます。
 最近、公共事業そのものが、先ほど来からお話がございましたように、とにかくコストの縮減、縮減っていうことが盛んに声高に言われてる中にあって、このJR関係の仕事っていうのは、ほとんど言ってみれば、向こうの言うがまんまに金を出してるっていうような感じでございまして、そういった中において、特に県の職員の方々も非常に優秀な方が多いもんですから、これから先々県がやるというようなそういった面で話ができねえかなと思うんですよね。私、従前からずっと見てて、何となくJR絡みっていうのは工事の関係を見た場合、非常におかしな状態が続いているもんですから、そのことについての見解がありましたら、ぜひお聞かせ願いたいと思うわけであります。

 2点目でございます。
 静岡県の港湾っていうのが、清水港とか御前崎港とか有名な港湾があるわけでありますが、そうした中におきまして、実は私の地元の浜名湖内におきましても、ひっそりと県の管理する港湾があるんですけどね、それは何て言う港湾かっていいますとね、浜名港という港があるんですよ。これはあくまでも緊急避難港という指定があるわけでありまして、私たちにとっては背後地も含めて非常にすごい面積があるもんですからね、やはりなんか利活用できればいいなという思いがある。お話ししましたように、今大変な背後地というのがざら4町歩ちょっとぐらいあるんですよね。ところが、私が議員になった当座からもう30年以上ね、結果的には背後地の利活用がされてないんですよ。
 現在、その利活用ということにおきまして、実は愛知県の事業の中で、伊良湖半島の海岸侵食対策っていうことでそこでテトラポットをつくってるんです。その置き場になってるんですよね。そんな港なんですよ、背後地が。ですから、そういうことを考えた場合に、非常にゆゆしき問題だと思うんですよね。
 ですから、広大な県有地がある中において、これ当然、行政財産になってると思うんですけども、その背後地についての利活用っていうことをぜひ真剣になって考えていただきたいっていう思いでいっぱいであるわけでありまして、これにつきましての見解があれば、ぜひお聞かせ願いたい、以上です。

○増井街路整備室長
 JR東海への工事協定について御説明をさせていただきます。
 JR東海、当然ながら全国ベースで列車を運行してございます。一たび異常が発生をいたしますと、列車の運行は全国ベースで大きな影響を与える懸念がございます。
 こんな中で安全に列車を運行していくということが、工事をやりながらも必要となってまいります。特に通常時におきましても列車の運行について、場合によれば徐行が必要になり、また徐行がある場合には一般乗客の方々へのPR、それから異常気象時等々についてはそれなりの連絡体制や対応が必要となってまいります。また、工事中でございますが、軌道や電線の管理等も発生をしてくると。また、場合によりましてはそれらの鉄道施設の移転が必要になるというようなこともございまして、JR東海さんに絡む工事については、JR東海さんに委託をするのが最も得策であるという判断のもとに、JR東海の方に委託をしてございます。
 また、鉄道高架事業につきましては、今度は都市計画事業として実施をいたしますけれども、でき上がったものは鉄道施設として運用をしていただくということになります。すなわち、でき上がったものは、鉄道側が今後運行をしていくということになりますので、こんな面からもJRに委託をしているというところでございます。
 そういう事業にJR東海さんは経験と知識を持ってるということで、現在は委託をするということを考えております。ただし、今委員御指摘のとおり、コストの縮減という問題がございます。これは非常に公共事業に課せられました課題でございますので、コスト縮減をしていただきたいということは協議の中でずっと申し上げている最中でございます。今後、身延線の高架等については詳細な設計を行っていきますので、そのような中でコスト縮減をお願いをしていくということになります。以上でございます。

○有賀港湾企画室長
 浜名港の有効活用についてでございますが、浜名港の中では、今切口から入りました鉄道のところの左側にあります向島第2物揚げ場というところが今見たところでは一番広い面積で空いている状況になっております。その場所のことを言われているのかどうかわかりませんけれども、多分その辺のことをおっしゃられているということでよろしいでしょうか。
 先ほども委員の方からありましたように、この土地は、浜名港そのものが県の防災計画の中に防災港湾に指定されておりまして、ここの物揚げ場の岸壁につきましては、地震対策緊急整備事業ということで整備しまして、昭和59年から供用を開始しております。災害時における緊急物資等の受け入れを行うという機能を持つ施設となっているところです。
 この施設の運用につきましては、平成9年度に阪神・淡路の地震を受けて、全国統一基準として旧運輸省から臨海部防災拠点マニュアルというのが出されまして、今もこれに基づいて施設の運営をしている次第です。
 このマニュアルによりますと岸壁背後地につきましてはオープン空間としなさいという、そういうふうになっております。現在この背後地につきましては緊急物資受け入れ広場として運営をしているところであります。以上です。

○佐原委員
 前段の話でございますけども、JR東海は、今の説明の中でコスト縮減を県から要請してるって言うんだけれども、結果それを聞いてくれてるのかどうか、それをお伺いしたいんですよ。だから、県からある程度の年々のこういう予算縮減の中で、年率5%とかなんか圧縮してね、それだけのコスト削減を頼むっていうことを具体的に言ってるかどうか。多分JRっていう組織を考えた場合には、私が想像するにとっても聞かないんじゃないかと思うわけ。立場的にやっぱりJRの方が上みたいな格好で。それはね、強く県からも言わなきゃ僕だめだと思うけどね。そのあんばいがどうなのかちょっとお聞かせ願いたい。

○増井街路整備室長
 委員のおっしゃられたとおり、交渉事の中で非常に厳しいところはございます。しかしながら、現在、委員のおっしゃられたコスト縮減が全国的な話になってございます。JRもコスト縮減ということが全国的に実は求められておりまして、JRもコスト縮減というのは都市事業者から必ず言われることでして、今大分認識があります。
 おっしゃられたように何%という具体的な数字で私どもは要請するわけではないんですけれども、あちこちの事例の中でコストが縮減をされているというのが全国の流れになっております。私どもも引き続き、コスト縮減を強く働きかけていきたいと考えております。以上です。

○佐原委員
 変な話ね、今富士宮市の高架の関係につきましては事業費がざら41億円って買いてあるけれども、これは35億円ぐらいでできないかって、具体的に提出してごらん。そのぐらいのことやんないとね、多分JRは聞かんと思う。そんな感じがします。以上です。

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