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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成20年12月定例会企画空港委員会 質疑・質問
質疑・質問者:植田 徹 議員
質疑・質問日:12/15/2008
会派名:自由民主党県議団


○植田委員
 9番委員と重複をするかもしれませんけれども、重要なことですからお尋ねをします。
 まず、資料の1ページ。追加工事を平成21年の1月30日までにやるという工期が書いてあります。これについて、徹夜でも工事をするようにというお願いをしているというところでありますね。この1月30日がどれほど前倒しになっていくのかなと、その見通しをお聞かせください。

 3ページですけども、県のたくさんの皆さんが、全庁を挙げてそれぞれの企業に状況説明とおわびやら説明をしたという実績は228件ということがあります。それで、3番の欄にそれぞれの御意見が出ております。この意見を空港部としてどのように受けとめているのかなと。そして、その意見に対しての対応ですね、こういう意見があった、空港部はこういう対応をしますよと。対応策を一つ一つお聞かせください。
 一番肝心なところですけれども、当初の3月開港から最長7月になるという延期をしました。これについて、例えば、就航を予定している航空会社は人も雇ったでしょう、人件費もかかるでしょう。これらについて、開港が延期になったことによって賠償なんていうのはどうなんでしょう、出てこないんでしょうか。そういう情報の察知はしておりませんか。その辺のことをお聞かせください。

 11ページですけど、今いろいろの航空会社が、正式ではないですけども大韓航空とか、あるいは中国南方航空とかという航空会社が触手を伸ばしていただいているという話なんです。きょう現在の公表していただける分で、その見通しをお聞かせをください。
 ここで、つい先日、知事が中国へ行って中国東方航空の上海便が週4便決まったという明るいニュースはありますけれども、さらに大韓航空もそのような報道もありました。きょう現在のその他の航空会社の見通し等をお聞かせください。

 それから、15ページです。9番委員と同じなんです。私は、当日の9日に東京から帰ってきた息子を車に同乗させて、家族5人で、初めてつけた富士山ナンバーをひっさげて空港を見に行きましたよ。9番委員は3時間と言いましたけど、私は4時間でした。
 実は、中に入らないで途中で引き返してきました。次男にちょっと見てこいと。延々1キロメートル歩かせて、いや、全然車動いてないと。じゃ、もう途中で引き返したほうがいいということで、途中で引き返してきました。そのときに多分、県の皆さんが臨時に雇った誘導する案内人がそれぞれ立っていましたよ。ただ立っているだけだったんです。いや、皆さん、これから行っても動かないからお引き返しくださいとか、何らかの対応をとってくれるならまだしも、ただ立ってるだけ。トランシーバーで、もう入れるなとか、引き返させろとかいう案内があれば、あんなに苦労しなくて済んだ。ということは、当初の見通しの甘さ。これはうれしい悲鳴だと思うんですけども、逆に9番委員じゃないですけど、開港した後にこのようなことが起こったら大変なことになる。我々議員でさえも、途中で引き返しちゃったんですよ。すごく静岡空港開港にかける、空港を見たいという思いで行ったんですが、あのときの対応は、本当にいかがなものかなと、つくづく思いました。

 最近、空港のPRがメディアから大分減ってしまっているという現実は、これは開港予定日が決まっていないからということが最大の理由ですよね。いろいろな面で看板とか、例えば、多分3月と書いてあったのを上に張って、こういう対処をしていると。あっちこっちでこういう張り紙等を見ます。あるいは、もう既に看板撤去ということもありますよね。
 このようなことを含めて、部長にお尋ねしたいんですけれども、知事答弁でも開港はなるべく早くということしか言えない苦しい立場はわかりますけれども、部長として、一日も早くとはわかってますけれども、ぜひ部長の意気込みをお聞かせください。以上です。

○勝山整備室長
 最初に、追加工事の状況についてのお尋ねについて御説明申し上げます。
 御案内のとおり、資料の1ページの工期に書いてございますとおり、1月30日を工期として現在契約して進めております。この1月30日という工期は私どもが設定したわけでございますが、これ自体がかなり厳しい工期設定をしておりまして、いろいろな創意工夫があって初めて可能となることを見込んで契約をさせていただいております。そういう前提の中で、業者さんには休日ですとか、それから夜間工事もお願いをして、できるだけ速やかに工事が完成できるようにというお願いをしてまいりました。
 ただ実際に、夜間工事をやっても、その夜間工事だけで短縮できる実際の期間というのは非常に短い。つまり現場で施工する設置にかかる時間というのが、余り大きくありませんので、この3カ月の中で申せば少ないもんですから、それを例えば半分にしたところで、そこで短縮できる期間というのは、本当に数日程度しかございません。今、一番全体の工期を握っておりますのは、工場で製作しております灯器が、いかに早く完成できるかということでございます。
 ただ、この秋から今ごろにかけては、いろんな空港の灯火とか、そういうものの製造が一番ピークの時期にありまして、我が空港の契約の分だけ早期にというのは、なかなか実現しにくいというような状況にあります。
 しかしながら、今業者さんから伺っているところによりますと、できるだけ頑張ってということでお願いをしてございまして、私どもが把握している限りでは、1週間程度は何とか早まるというのを聞いておりますが、これが正直言って限界ではないかなと、業者さんも非常に努力をしていただいていると、このように私は感じておるところでございます。以上でございます。

○岩瀬空港部理事(路線就航担当)(空港部部長代理)
 3ページの説明の状況でございます。私どもも各団体等に説明に回りまして、また企画部を中心に、関係のところに文書等も送っていたわけでございますが、そこにございますように、おしかりとともにいろんな意見をいただいております。大きく言いますと、もう少しいろんな情報を早くくださいというのが1つ。それから、開港日を早く決めてください、開港日が決まればそこからまた一緒にスタートをしたいので、ぜひ早目に決めて連絡をいただきたいというふうなお話が主ではないかと思っております。先ほど部長からも答弁申し上げましたように、できるだけ早期に開港日を決定したいということでございます。
 その目鼻がつきましたら、その情報を皆さん方にできるだけ早くお伝えをして、そこから一緒にいろいろな取り組みを、またスタートしていきたいというふうに考えております。
 損害賠償につきましては、先ほども室長のほうから答弁をいたしましたけれども、まだ具体的なお話はいただいておりませんので、またそういったお話が出れば、誠意を持って私ども対応してまいりたいというふうに考えております。

 それから、路線のお話でございます。国際線は御存知のとおりアシアナ航空が決定をしているわけでございまして、中国との定期路線も、議員連盟の皆様の御支援も大変いただきまして、ようやく中国東方航空の上海便週4便が決定をして、今後機材や運航時間が決まるということでございます。あわせまして中国南方航空も先日大連の副支社長がお見えになりまして、日本支社の方と一緒に現場のほうをごらんをいただきました。引き続き就航に向けて積極的にポートセールスをやっていきたいと思っております。
 それ以外のところは、台湾、香港、タイとか、ベトナム、グアム、ハワイといったところが就航予定路線としてございますけれども、こういったところには、当初からできるだけチャーター便を飛ばしていただけないかと。そのチャーター便はできるだけ定期便につながるような形で実現できないかということで、今取り組みを進めているところでございます。
 そうした中で、委員から大韓航空の韓国便のお話がございました。大韓航空につきましては、昨年のアシアナ航空の就航表明後も静岡空港に就航する方針には変わりはないという意向は示されておりまして、私どもは状況を見守っていた状況でございます。最近になって、新聞報道等によりまして就航の意向があるということが発表されまして、富士山静岡空港に対して、依然として強い就航意欲を持っていただいているということがわかりました。現在、航空会社の意向の把握に努めるべく、調整を始めているところでございます。近いうちに内容をお示しいただけるのではないかというふうに私ども期待をしているところでございます。また、これが実現をいたしますと、アシアナ航空、大韓航空と両方が入るのは、国内では実に成田空港とか羽田空港、セントレアとか関西国際空港、それから福岡空港だけということになりますので、本県の潜在力を高く評価をしていただくということになると思いまして、地方空港として極めて異例なことになるものと感じているところでございます。

○芝田総務室長
 スカイ・レジャー・ジャパン関係の渋滞、まことに委員に申しわけなかったと思います。
 先ほど9番委員のところでもお答えさせていただきましたけれども、基本的には輸送計画に甘さがあったということに尽きるかと思います。
 それと、6番委員のお話の中で案内人のことに少し触れられておりました。実は、委託したイベント事業者のほかに、ボランティアで手伝っていただいた方がかなりおられます。例えば、学生のボランティアにつきましては、2日間で80人であるとか、一般のボランティアの方も2日間で280人ほど御協力いただいております。こうした方々のお力でもって運営をさせていただいたわけですけれども、基本的には全体の運営がうまくいかなかったということに尽きると思いますので、ここにつきましては御批判を受けねばならんということで反省しております。
 ただ、先ほども申し上げましたとおり、その後にここが至らなかった、ここが悪かったということを、いろいろデータを添えて報告をもらっておりますので、それを今後十分生かしていきたいということで、信頼回復に努めてまいりたいと考えております。以上でございます。

○岩ア空港部長
 これまで、開港日を遅くとも7月、それができるだけ前倒しするようという考え方で、いろいろ現在も調整に取り組んでいるところでございます。一方、開港日がなかなか決められないことによりまして、例えばエアラインからしますと機材回し、それから人員の配置等を年度ごと、上半期・下半期ごとにという形で詰めていくわけでございますけれども、それを何月にセットすればいいのかというところが決まらない中で、航空会社のほうからも早く決めるようにと、決めていただきたいというお話を従来からいただいていたところでございます。
 また、県民の皆様の中には修学旅行でございますとか、チャーター便に乗って海外旅行をしたいですとか、いろいろ具体的に早く日にちが決まってそれに合わせてスケジュールを組みたいというような御意見というのは、非常に多いものと承知しております。
 また、対外的にこの空港をさらにPRしていく中で、開港日が決まらないことによりまして、なかなかPRにも熱が入りにくいというような面もございます。
 そうした中で、私といたしましてはもろもろの状況を勘案しながらも年内には開港日を決定、公表することによりまして、県民の皆様方に富士山静岡空港の利用促進等も含めて、改めてお願いに上がりたいというふうに考えております。以上でございます。

○植田委員
 それぞれ皆さん、答弁ありがとうございました。結局ですね、空港ができて、我々東部に住んでいる人間にしましても、外へ出ていく、あるいは外から来てもらった人達の――これは企画部にもお願いをしましたけれども、企画空港委員会ですから――アクセスの重要性は一番認識をしていただきたい。お互いに連携をとって、アクセスいかんで空港利用促進に拍車がかかると、私はそう思っております。
 もう一度、開港日の決定は、年度内か年内かお答えください。以上です。

○岩ア空港部長
 年内には開港日を決定、公表したいと考えております。

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