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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成23年7月エネルギー有効利用推進特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:天野 一 議員
質疑・質問日:07/25/2011
会派名:自民改革会議


○天野(一)委員
 今9番委員からも質問がありましたけども、この倍増プランは浜岡原子力発電所と電力の安定供給があるということを前提につくられたプランで、そしてこのプランが発表された後、地震が起きたんですね。私は浜岡原子力発電所の問題も含めて、このプランや静岡県のエネルギーの問題について早急に県民にやはり問うべきだと思うんです。もし浜岡原子力発電所が静岡県からなくなった場合には、中部電力の管内で静岡県において電力を発電してる量はどの程度あるのか、県民はほとんど知らないと。
それで今、日本の国のあり方として低炭素社会、そして自然エネルギー、そういった流れは当然だと思うんです。だけども今までは電力の供給が安定的になされて、経済界も民生も今までの電力は供給されるという前提で計画がつくられてある。それでこの倍増プランもそういった形でつくられたわけですから、その前提が崩れた計画をそのまま続けてやっていくのかどうか、その点についてまずお伺いしたいなと思ってます。
 
 さらにそれを前提に行った、このプランの検討メンバーである「ふじのくに未来のエネルギー推進会議」、これにはどういう人が入って計画したのか。私は、この倍増プランは前提となる条件が違ってるわけですから、変えるべきだと思うんですけども。もちろん、ことしはすぐにはかえれないにしても、少なくとも見直しをする考え方があるか、まず1点伺いたいと思います。
 
 次に2の2のところで、経済産業政策会議で、副知事が部会長として短期的及び中期的な視点から検討を進めて取りまとめたんだけども、この会議はこれからも続けられるのかどうなのか。そしてこの施策のチェックと、それからこの問題点とか課題についてだれが統括してやるのか。副知事がやるのか。その辺についてお伺いしたいと思います。

○松浦くらし・環境部長
 倍増プランの関係でございますけれども、確かに前提となるものについてはこれまでのエネルギーの関係の数値等をもとにしてつくったわけでございますが、ただ新エネルギーの導入をこれから倍増するということで県として取り組むということ、これについては現時点でもこの考えは変わってないわけです。ですから、この計画をいかに早く前倒しで達成していくかということが、当面これから取り組むべき課題だというふうに考えております。
そうした中で今後国のほうでエネルギー基本計画がどういう形になってくかわかりませんが、そういったものが仮に見直しになった場合に本県のこのプランがどのような影響を受けるかについては、その段階でその影響等も見ながら考えていきたいということでございます。ですから将来的にはそういった見直しということもあり得ますが、現時点ではこのプランをいかに前倒しで加速しながらやってくかということで取り組んでまいりたいというふうに考えております。
 
 それからエネルギー・地域経済部会でございます。統括するのは副知事ですけれども、この関係で検討したことについては、知事がトップを務め副知事、部長で構成しております経済産業政策会議においてその検討の結果を報告して、経済産業政策会議としての方向性を知事の指示のもとで出していくということで行っております。
 当面こういう形で短期的、中長期的な取り組みをまとめたところでございますけれども、今後の中長期的な取り組みについてはまだ検討もこれから進めていくとこでありますので、この部会は必要に応じて今後も開催されるものというふうに考えております。以上であります。

○天野(一)委員
 この倍増プランは基本的には変えないと言っているんですけども、目標達成を早めるということは、例えば、来年度の予算で、新エネルギーに対する技術的なものとか、いろんな形で予算を少なくともたくさんつけて、そして応用するという考え方かどうか、もう1点お伺いしたいと思います。
 
 それから、このエネルギーの問題については、今、各部ごとに縦割りになってるんですけども、少なくとも今のエネルギーの問題を考えたとき、特に静岡県は浜岡原子力発電所の問題も含めたときに、私は全庁的に取り組むための仕組みがどうしても必要じゃないかと。エネルギー対策について。そういうことについてはどういうふうに考えているか、ちょっとお伺いしときます。

○松浦くらし・環境部長
 来年度予算のことについてはまだ今後の話ですので、今時点ではわかりませんが、ただ新エネルギーを推進するというこの考え方については、そういう考えでもって来年度予算に対しても臨んでいきたいというふうに考えております。
 
 それからエネルギー関係の所管部局というのは、新エネルギーに関して今申し上げますと、くらし・環境部の環境局が取りまとめ部局になっております。ただ新エネルギーといっても、いろんなところがきょう説明員で出席しておりますように、さまざまなところが関係しております。これについては所管部局をいずれに決めたとしても、すべてを1つの部なりあるいは課でやるということは大変現実問題無理なんじゃないかと。全庁的に進めるという意味では、今設けているような地球温暖化対策の新エネルギーの部会などにおいてお互いに連絡をとりながらやってくということで、そういった対応をせざるを得ないというふうに考えております。ですからエネルギーに関係しましては、今、エネルギー・地域経済部会というのが副知事のもとでありますので、こういったところでの連絡あるいは調整ということで、こういった部会の中でもまた検討が進むというふうに私自身は考えております。以上であります。

○斎藤環境政策課長
 「ふじのくに未来のエネルギー推進会議」のメンバーでございます。このプランの44ページに委員の名簿が載ってございます。大学の研究者とかエネルギー関係の企業の方に入っていただきました。委員長といたしましては、静岡理工科大学の荒木学長。それから静岡大学、県立大学、あるいは県外の方もいらっしゃいますけど大学の先生。それから事業者といたしましては、中部電力、静岡瓦斯に入っていただいております。
 またオブザーバーといたしまして、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構――NEDOですけども、ここの方にも参加していただいてるとこでございます。以上です。

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