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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成29年9月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:森 竹治郎 議員
質疑・質問日:10/03/2017
会派名:自民改革会議


○土屋委員長
 それでは、休憩前に引き続いて、委員会を再開いたします。
 質疑等を継続します。
 では、発言願います。

○森委員
 私からは2点、一括質問方式で質問いたしたいと思います。
 最初に、補正予算関係、次いで特別支援学校の関係の2点お尋ねしたいと思います。
 最初に、補正予算関係でありますけれども、今回学びを拡げるICT活用事業費が5000万円、先ほど3番委員からはスポーツ選手の育成について予算が必要だということで福永健康体育課長が大分心強い答弁をされたわけです。やっぱり職業高校が職業教育をやるには、設備が充実していることは大事なことかなと。
 このことを考えると、先ほど9番委員からも県民所得のお話がありました。9月13日の静岡新聞に記事が出ています。日本の教育予算の中で特に公的支出は、OECD参加国34カ国中で日本は実に最下位。国民所得の3.2%しか教育に公的予算を支出していないようです。ちなみに世界で1番、2番、3番の教育予算を国民所得の中から出しているウエートの高い国がデンマーク6.3%、ノルウエー6.1%、アイスランド5.7%で、先ほど申し上げたように日本は3.2%で最下位です。
 先日テレビを見ていましたら、日本のノーベル化学賞、物理学賞の受賞者の皆さんが押しなべて、これから日本の理工系のノーベル賞受賞者はなかなか出てこないんじゃないのかと。とりわけ大学の理工関係の予算が非常に少ないと嘆いておりました。ついせんだってそのようなお話がありましたし、またきょうの静岡新聞の朝刊の論壇を読みますと、世界の大学100位までのランクの中で東京大学や京都大学などの日本のランクも非常に下がってきているという記事が出ていました。このことを考えると、特に今回この農業、工業、商業、専門学科を置く県立高校9校に5000万円措置しているわけですけれども、この職業高校の施設の整備率は押しなべてどんな状況にあるのか、他県と遜色ないのか、あるいは静岡県はレベルが高いのか、少しおくれているのか、どんな状況にあるのかなと疑問を持ったわけでありますから、きょうこの5000万円の補正予算に絡めてお尋ねしたいと思います。
 それから同じように、ICT活用事業費が3366万円。うれしいことに私の地元の下田高校、下田高校南伊豆分校、松崎高校、稲取高校全てある。これはお礼を申し上げる。前段に触れましたように静岡県の専門学科のある高校がどのようなレベルの施設整備になっているのか。

 それから次は、特別支援学校について。
 9月19日の公明新聞の記事を見ますと、来年度から文部科学省は通常学級に通いながら別室等で授業を受ける通級指導という言葉を使っているようですけれども、文部科学省もこれから小中学校であったものを通級指導に積極的に取り組んでいくといううれしい記事が出ているわけです。この記事と今回資料としていただいた静岡県の特別支援教育を読みますと、我が静岡県では高等部が大分充実しているようです。中学3年生の支援学校に通っている子供たちが、ほぼ全員高等部へ進める状態にあるのかどうか2点目にお尋ねしたいと思います。以上です。

○小野田高校教育課長
 専門高校におけます設備に関する予算の状況について御質問いただいたかと思います。
 新しい技術と乖離している設備もございます。その設備を改修、それから改善等新しい設備を入れるための経費といたしまして、実学高度化推進事業を行っておりまして、本年度の予算額が9600万円となっております。
 他県との比較というお話をいただきましたが、今手元にデータを持ってございません。

○山ア特別支援教育課長
 特別支援学校高等部について御質問をいただきました。
 静岡県の特別支援教育のリーフレットの裏面に県内の特別支援学校の配置状況が記載してございます。1番から40番まで番号を振ってございまして、そのうち38カ所が県立学校となっておりまして、38教場のうち30教場に高等部を設置してございます。
 本県の特色としましては、高等部分校を10校設置しておりまして、比較的軽度の子供を対象とするところ、また通学困難解消という目的でも整備しております。特に分校10校のうちの4校――伊豆高原分校、伊豆松崎分校、御前崎分校、それから伊豆田方分校については、高等部の生徒が通いやすいことを目的に設置しておりますので、現在のところ、全県的に通学時間の多い少ないはございますが、困難というところは解消の方向に向かっていると捉えております。
 それから、2番委員から御指摘いただきましたが、通級の指導教室ですが、通級指導を受ける子供さんと、特別支援学校に入学する子供さんでは障害の実態も違うところがございまして、通級については来年度以降高等学校でも検討する方向でございます。

○森委員
 特別支援学校については、補正予算も出ておりますし、これからもしっかりと充実する方向で努めていただければありがたいと思います。以上です。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

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