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委員会会議録

委員会補足文書

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平成29年12月危機管理くらし環境委員会
議案説明及び所管事務事項等の報告 【 当局側説明 】 発言日: 12/14/2017 会派名:


○木くらし・環境部長
 今議会に提出しておりますくらし・環境部関係の議案及び所管事項につきまして御説明を申し上げます。
 初めに、議案関係であります。
委員会説明資料の1ページをお開きください。
初めに、平成29年度12月補正予算についてであります。
第126号議案「平成29年度静岡県一般会計補正予算」くらし・環境部関係は静岡県男女共同参画センターの管理運営に係る協定につきまして、債務負担行為を設定するものでございます。
 次に第127号議案「平成29年度静岡県県営住宅事業特別会計補正予算」は、今沢団地建替等整備事業におきまして、移転対象者との調整に日時を要したこと等によりまして、年度内に完了することが困難と予測されるため、繰越明許費の議決を求めるものであります。
 なお、議案説明書の該当ページは記載のとおりでございます。
 2ページをお開きください。
平成29年度12月補正予算追加提案分についてであります。
第154号議案「平成29年度静岡県一般会計補正予算」くらし・環境部関係は、職員の給与改定に伴う補正であり、1835万4000円の増額でございます。
 次に、第155号議案「平成29年度静岡県県営住宅事業特別会計補正予算」は、特別会計に係る職員の給与改定に伴う補正でありまして、176万2000円を増額し、予備費を減額するものであります。
 3ページをごらんください。
第140号議案「建築工事の請負契約の一部変更について」は、県営住宅安倍口団地第1期建築工事において、工法の変更等によりまして、請負契約の一部を変更するため議決を求めるものであります。
 4ページをお開きください。
第141号議案「建築工事の請負契約について」は、県営住宅茶畑団地第1期建築工事の請負契約について議決を求めるものであります。
 5ページをごらんください。
第145議案「公の施設の指定管理者の指定について」は、静岡県男女共同参画センターの指定管理者につきまして、あざれあ交流会議グループを指定するため議決を求めるものであります。
 6ページをお開きください。
第149号議案「県営住宅家賃の支払いに関する和解について」は、県営住宅家賃の長期滞納者6名を相手方といたしまして、家賃の支払いに関し、和解すること等について議決を求めるものであります。
 7ページをごらんください。
当部が所管する事項につきまして御説明申し上げます。
 まず、移住・定住の促進についてであります。
平成29年度上半期の実績は、移住相談件数が4,097件で前年同期の約1.5倍、移住者数は345人で前年の1.8倍といずれも増加しております。来年1月には市町、地域団体等と一体となった全県規模の移住相談会静岡まるごと移住フェアを開催するなど、一層の移住・定住の促進を図ってまいります。
 8ページをお開きください。
消費者行政推進基本計画の改定についてであります。
次期計画では、目まぐるしく変化する消費者を取り巻く社会環境に応じた消費者教育の推進などを重点的に取り組む事項として明記いたします。また持続可能な開発目標――SDGsや適格消費者団体設立の動きへの対応を新たな取り組みとして位置づけ、消費者施策を総合的かつ計画的に推進し、安全で安心して暮らせる地域社会を目指してまいります。
 9ページをごらんください。
ユニバーサルデザイン行動計画の改定についてであります。
次期計画では、進捗がおくれている心のユニバーサルデザインの醸成を図り、実践できる人材の育成を強化するとともに、ハート、ソフト、ハードの3分野がバランスよく進捗するよう全庁を挙げてユニバーサルデザインの推進を図ってまいります。
 10ページをお開きください。
防犯まちづくり行動計画の改定についてであります。
次期計画では、犯罪弱者であります子供、女性、高齢者等の安全確保の推進を重点取り組みに位置づけ、人材育成、環境づくり、情報共有の3つの戦略のもと施策を推進し、安全・安心のさらなる充実を目指してまいります。
 11ページをごらんください。
高校生を対象とした生命のメッセージ展の開催についてであります。
本年度の新たな取り組みとして、高校生の交通安全意識の高揚を図るため、県内の高校におきまして交通事故犠牲者等の遺族が作製いたしました犠牲者の等身大のモニュメントに生前の写真、遺族のメッセージなどを添えて展示するアート展を開催しております。
 高校生は、自転車を主な交通手段としていることも多く、今後運転免許を取得する世代であり被害者にも加害者になる可能性を有していることから、この取り組みを通じまして高校生を初めとして県民の交通ルールの遵守とマナーの向上を図ってまいります。
 12ページをお開きください。
 男女共同参画基本計画第3期実践計画の策定についてであります。
 次期計画では、本県は全国的に見て女性の登用が低いことから、女性参画の少ない職域への参画拡大や女性の活躍推進等を新たな重点テーマに位置づけまして、女性活躍を推進する動きを加速させるとともに、男性、女性がともに暮らしやすい社会づくりを目指してまいります。
 13ページをごらんください。
 賃貸住宅供給促進計画の策定についてであります。
 高齢者や障害者、子供を養育している方など住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給を促進いたします。このため改正住宅セーフティネット法に基づきまして、住宅確保要配慮者に対する住まいの供給目標、入居の促進等に関する事項を内容とする賃貸住宅供給促進計画を作成してまいります。
 14ページをお開きください。
 静岡県耐震改修促進計画の推進についてであります。
本年10月末までの木造住宅の耐震化助成件数は、本年度までの緊急措置として拡充いたしました助成制度の効果もあり前年同期比約1.7倍の977件となっております。
 引き続き、市町と連携して積極的な活用を促し、平成32年度末の住宅の耐震化目標95%達成に向けまして強力に推進してまいります。
 15ページにまいりまして、多数の人が利用する建築物につきましては、本年1月の耐震診断結果の公表以降、新たに6件の耐震性が確保され耐震化は着実に進んでおります。多くの所有者が耐震化に前向きに取り組み始めたこの機会を捉えまして、引き続き支援制度や補助制度を丁寧に説明し、着実に耐震化を促進してまいります。
 16ページをお開きください。
 環境意識の高揚に向けた取り組みについてであります。
 多くの県民の関係意識の高揚と県内で活動いたします環境教育関係者同士の交流・連携強化を図ることを目的といたしまして、来年1月環境教育推進フォーラムを開催いたします。
また、本年度県内4大学の環境サークルと協働してプロジェクトを立ち上げ、第1回意見交換会を開催いたしました。学生たちは今後も継続して環境問題に関する意見交換を行うとともに、連携して環境活動に取り組んでいくと伺っております。県といたしましては、その活動の充実を図るための支援を行い、若年層全体の環境意識の高揚につなげてまいります。
 17ページをごらんください。
 県立森林公園のアカマツ林保全・再生指針の策定についてであります。
 県立森林公園のシンボルでありますアカマツ林は、松くい虫の被害により減少してまいりましたが、薬剤散布などの防虫対策を徹底したことで、近年その被害が収束しつつあります。この機会を保全から再生への転機と捉えまして、自然の再生力の活用と県民参加の森づくりを特徴とする県立森林公園のアカマツ林保全・再生指針を策定いたしました。今後はこの指針に基づき、地域住民や森づくりボランティアの協力を仰ぎながら、アカマツ林の再生を進めてまいります。
 18ページをお開きください。
 緑化推進計画の策定についてであります。
 現行のふじのくにの魅力を高める花と緑のまちづくり計画を見直しまして、新たな緑化推進計画を本年度中に策定することとしています。
 次期計画では、花と緑が織り成す美しい庭園県・しずおかを基本理念として、地元の花苗産業との緑化活動のつながりを強化、園庭や学校などへの芝生の普及、緑化推進の重点エリアの選定、緑化活動の担い手育成などを重点取り組みとして位置づけまして、社会総がかりの緑化活動を推進してまいります。
 19ページをごらんください。
 ふじのくに生物多様性地域戦略の策定についてであります。
 多彩で豊かな自然を後世に継承していくための行動計画でありますふじのくに生物多様性地域戦略を今年度中に策定いたします。戦略では単に自然を守るだけではなく、産業や文化等のかかわり合いを含めて、生物多様性の大切さを理解し、これを支える世界をつくり、生態系を保全、再生、創出することを目指しております。
 また、特徴的な地域の環境を重点的に守るための5つの地域別個別計画を盛り込み、行政、県民、事業者などのそれぞれの主体が連携、協働を図りながら着実に行動計画を推進してまいります。
 20ページをお開きください。
 食品ロスの削減についてであります。
 食品ロスの削減に向けた啓発事業として、外食店を対象としたふじのくに食べきりやったね!キャンペーンと家庭を対象としたふじのくに食べきりやったね!チャレンジを実施しております。キャンペーンの参加者数や開設したフェイスブックのページ閲覧数が増加してきており、食品ロスに対する理解が深まりつつあります。
今後は、ふじのくに食べきりやったね!チャレンジで県民の皆様から寄せられた食品ロス削減の優良実践取り組みの奨励を行うとともに、キャンペーンと並行して県民の皆様に身近なところでの啓発活動に取り組んでまいります。
 なお、説明資料1ページの左側をごらんいただきたいと思いますが、こちらに消費者行政推進基本計画を初め、分野別計画や戦略の案、平成29年度環境白書などの資料の一覧を載せてございますので、御参考としていただくようにお願い申し上げます。
 議案及び所管事項の説明については以上でございます。
次に、総合戦略の評価概要について御説明差し上げます。黄色のファイルをごらんいただきたいと思います。
 8ページをお開き願いたいと思います。
 8ページの戦略1命を守り日本一安全・安心な県土を築くについてでございます。
 中段の3重要業績評価資料――KPIの達成状況の1つ目、多数の者が利用する大規模な建築物の耐震化率は、公共建築物の耐震化については順調に進んできておりますが、民間建築物の耐震化のおくれによりましてC評価となり、進捗にややおくれが見られます。
このため、プロジェクト「TOUKAI−0」を推進し、大規模な建築物の所有者に対しては戸別訪問を行い、補助制度や耐震化の必要性を説明し、耐震の促進に努めてまいります。
 15ページをごらんください。
 戦略2誰もが活躍できる、安定した雇用を創出するについてであります。
 中段のやや下にございますが、2−2女性や健康な高齢者が活躍する社会の実現をごらんください。
KPIの行政及び事業における指導的地位に占める女性の割合は、進捗におくれが見られることから、引き続きまして女性みずからの意欲、能力の向上を支援するとともに、経済団体等と連携して女性の部下を持つ上司や経営者の意識改革にしっかり取り組み、女性の積極的な登用を促してまいります。
 49ページをごらんください。
 戦略3“ふじのくに”ならではの魅力あるくらしを提供し、新しい人の流れをつくるについてであります。
 中段の3−1移住・定住の促進をごらんください。
 KPIの住宅及び住環境に対して満足している人の割合は進捗におくれが見られますが、豊かな暮らし空間の実現に取り組む市町数、空き家バンクの設置等、空き家の活用に取り組む市町数、県及び市町の移住相談窓口等を利用した県外からの移住者数については順調に進捗しております。
 50ページをごらんください。
 主な取り組みについてでございます。
 左上の移住・定住の促進では、東京都内の移住相談窓口の運営、就職、子育て、セカンドライフなどの段階に合わせた情報の発信、受け入れ体制の強化に取り組んでおります。地方都市での便利な生活や趣味を満喫する生活など、本県で実現可能な多彩なライフスタイルを提案することにより、移住・定住を促進してまいります。
 少し飛びますが、90ページをごらんください。
 戦略の4になりますが、若い世代の結婚、出産、子育ての希望をかなえるについてであります。
 中段の4−1社会総がかりでの次世代育成の促進をごらんいただきたいと思います。
KPIの固定的性別役割分担意識にとらわれない男性の割合は、団体との意見交換会や講演会を開催し、男性の意識改革を促進したことによりましてB評価となり、順調に進捗していると考えております。
 私からの説明は以上でございます。審査のほどよろしくお願いいたします。

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