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委員会会議録
質問文書
平成23年１月産業連携推進特別委員会 質疑・質問
 | 質疑・質問者： | 安間 英雄 議員 |
| 質疑・質問日： | 01/12/2011 |
| 会派名： | 自民改革会議 |
○安間委員
今のこの条例の案を全部読んではいないので、お伺いしますが。いわゆる中小企業振興支援条例、そういう考え方が盛り込まれているか、その点の確認です。
それと、これまで県も技能五輪とか、いろんなことでそういった関係を支援してきたわけでありますが。マイスター制度といいますかね。そういう考え方がこの条例に盛り込まれているのかどうかで当事者がやりがいがあるような、張り合いがあるような、そういうのも私は必要ではないかなというふうに思っていますので。そういう考え方が盛り込まれているかどうか。
それから、今も話が出ましたが、「地産地消」でなくて、「地消地産」だと。時たま私も申し上げさせていただいておりますが、静岡にも大変。県内に、いい物があると。そういう中で全国のそういったコーディネーターが相談を受けるときに、静岡にこういう物があるけど、なんか売れるようなそういうことを考えてもらえないかという相談を受けるっていうんですね。そうじゃないんだと。使う側のそういう人たちのことを考えてやっていけば、自然にいい物が売れる。要はデザインなんですね。私ども、専門家――小出宗昭さんからお聞きしたときに、お茶の中身がまるっきり同じだけど、デザインを変えただけで飛ぶように売れたと。私はそういうことじゃないかなというふうに思うんですが、そういう考え方が盛り込まれているのかどうか。その点を確認したいと思います。
○高木経済産業部政策監
中小企業者を対象としているかというお話でございますけども、本県の産業構造を見ますと、99％が中小企業の方だというふうに認識しておりますので。その中で。別添資料の９ページにあります基本施策の方針でございますが、６次産業化とか農商工連携。こういったことはまさに中小企業者を意識して考えている条例であるというふうに考えております。
それからマイスターですが、それにつきましては、この基本方針の中で。(10)でございますけれども、９ページの。やはり委員会の中で最終的に人づくり、人が大事だというお話をいただいているものですから、表現としてはこの１行だけでございますけれども。具体的にはこの後で経済産業ビジョンをつくります。その中に当然こういったこともうたってまいりますので、そのほうでできる限り把握したいというふうに思っております。
それから、先ほど「地消地産」という話がございましたけれども。やはり今、マーケティングの中では、消費者を意識してつくるのは当然のことでございますんで。そういった意識の中で当然この「ものづかい」という言葉も、いろんな認識をしている方がございます。委員会の中では商工会議所連合会の後藤会長が、我々は「一流ものづくり・ものづかい振興条例」と言ったんですけども、会長自身はむしろ「ものづかい条例」だと。要するにやはり、消費者を意識してつくっていくということは大事だということですから、まさに本当に「ものづかい」をしている中で物をつくっていく。特に、「ものづくり」の中でも消費者ニーズを、「一流のものづくり」の前のところに、人々のニーズを的確にとらえたというふうにうたっております。まさにこういうことを前文で書いていることは今、委員おっしゃったとおりです。リサイクルを含めた、コンテンツを含めた、そういったことを意識して「ものづくり」を進めていくという認識でございます。以上でございます。
○安間委員
はい、わかりました。主に強化をしたいというふうに思うわけでありますが。マイスター制度、これが県だけでもなかなかやれないことだというふうに思いますが。国全体でやっていかないと実効性が上がらないとは思うんですが、そういうものも１つのいろんな専門職として設けていただくといいますか。そういう方向に持っていくことで、やりがいが出てくるんではないかなというふうに思いますし。いろんな現場でそういった専門職的な人たちが、若い人たちの中で商売にならないと言いますかね。仕事にならないからということで受け継がれていないようなそういう状況がありますので、ぜひそういう観点で、もう少しここに鮮明にしていただけるとありがたいなというふうに思います。以上です。
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