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委員会会議録

質問文書

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平成21年11月新型インフルエンザ対策特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:野澤 洋 議員
質疑・質問日:11/25/2009
会派名:平成21


○野澤(洋)委員
 二、三お伺いいたします。
 初めに、先ほども答弁いただきましたけれども、各旅館からのアンケートの回収、61%ということで、もっと回収率高いのかなと思ったんですが。統計的には問題ないと思いますが、当局の答弁の中では、より積極的に今後やっていくということですので、ぜひ、特に伊豆を中心にした観光地には、もう少し積極的に、やっぱり危機意識をもっと持ってもらうと、こういうことでお願いをしたいというふうに思っております。
 先ほどの中にもありましたけれども、接種対象者の中で、特に自治体病院におかれて、いわゆる事務局員、これも拡大して対応するようなお話をいただきましたけれども、実態として、県立の病院とか、あるいは各市町で持っている事務局の人たちですね。その人たちは、どのような扱いになっているのかお伺いをいたします。
 それから、以前、ワクチンそのものが不足していて、接種の対象者に量を減らして接種をして数をふやしたと、こういう報道がありましたけれども、効果的に一体どういうものかなと。お医者さんがやることですから効果はあると思いますが、そうして数をふやしたと、その辺についてお伺いしたいというのが1つ。
 さらに、教育委員会のほうで、実は10月の時点で、ある学校の校長さんともお話したんですが、その先生はいわゆる集団的な野外活動とか、あるいはスポーツクラブにおいても私は規制をしませんよと。どんどん出て行ってくださいと。むしろ、感染すりゃいいってわけじゃありませんけれども、先ほど6番委員からも出ましたけれども、受験対策として、今、かかっておいたほうが受験のとき大丈夫だと、私はそういう方針でやっておりますと。ある集会に行ったら確かに10人ほど風邪ひいてきましたけれども、新型かどうかわかりませんが、免疫性を持って受験時に対応してもらいたいと。やっぱりそういう考え方もあるのかなと、こんなふうに思いましたけれども、その点について、教育委員会としてどういうふうに思っているのか、お伺いしておきたいと思います。以上です。

○池谷観光政策室長
 新型インフルエンザの調査についての回収率が低いという御意見でございますけれども、確かに緊急という形で調査を実施しましたので、回収率のほうは61%、決して多くはないということは認識しております。
 ただ、今回のこの調査につきましては調査でよしとすることではなくて、むしろ現状を把握して次にどういう対応をとるかということをまず主目的として行いました。と申しますのも、先ほどの委員からも御指摘がございましたけれども、やはり旅館、ホテルの経営者というのは中小・零細の方も非常に多い。そういう中で、インフルエンザ対策が十分にとれていない。あるいはBCP対応が十分にできてないということが今回の結果でもよくわかりましたので、私どもとしては旅館組合に入っている868施設すべてに、私どものほうである程度のガイドラインというか、マニュアルのようなもので簡単につくれるものをぜひこれからつくってそれを皆様にお勧めして、アンケート結果は61%ですけれどもインフルエンザ対応については100%という目標、ちょっと難しいかもしれませんけれどもそれに近い形で対応させていきたいというふうに考えております。以上でございます。

○竹内疾病対策室長
 ワクチンの優先接種の対象者の御質問について、お答えをいたします。
 医療従事者ということで、今回、国は新型インフルエンザの診療に直接従事をする医療従事者であれば、医師、看護師以外の職種であっても対象に含めるという判断をしているわけですけれども、各医療機関に調査を行ったところ、医師、看護師以外の人たちを含めますと、医療従事者として国が想定している3万人に対して、本県はおおよそ9万人近くになってしまったというのが実際のところです。
 その中で、県としては、限られたワクチンを必要な医療従事者の方に供給をするということで、まず先ほど申し上げましたように、医師、救急隊員については100%、それから診療所の看護師については100%、病院の看護師については直接新型インフルエンザに常に従事しない部分もあるということで、一定の割合、半分程度というような形、あるいは事務職員の方について言えば例えば診療所であれば、内科、小児科などの主に新型インフルエンザの患者さんが多数いらっしゃるところについてはその他の職種についても配分をいたしますけれども、例えば眼科ですとか皮膚科ですとか、新型インフルエンザが疑われたときにすぐに第一にかかるような診療科でないところには配分をしないというようなめり張りをつける形で供給をさせていただいて、最終的には先ほど申し上げた4万7000余の方に対して供給したという状況であります。以上です。

○中澤学校教育課長
 免疫をつけるというお考えですが、確かに免疫をつけないと最終的には防げないのかなというふうに思いますが、ただ学校にはいろいろな子供がいまして、特に基礎疾患を有するようなお子さんだとかあるいは特別支援教育の対象になるお子さんだとかいろいろなお子さんがいて、一概にはやらせればそれでおさまってという考え方でいけるかというとそうでもなく、やはり子供たちの健康とか人権を大事にしながら、その中でも感染をできるだけ防いでいくというようなことが基本的な考え方だというふうに思っております。

○竹内疾病対策室長
 済みません、答弁漏れがありましたので。
 ワクチンの接種量を減らしてはどうかというお話ですけれども、基本的にワクチンの接種量は13歳以上が大人と同じ0.5CCで、1歳から5歳まで、6歳未満が0.2CC、その間の6歳から13歳未満までが0.3CCということで量は決まっております。基本的に決められた接種の量で行うというのが原則になりますので、実際にそれを減らしてどうだったということはちょっとこちらのほうとしても把握はできておりません。
 一般的な注意事項として、例えばバイアルの残りがもったいないのでどうかという話も最近出ておりますけれども、基本的に違うバイアルのものをまぜて接種するというのは留意事項として一応避けるべきというふうにされておりますので、適切な形で接種をしていただければと思っております。以上でございます。

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静岡県議会事務局議事課

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