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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成23年9月定例会企画文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:小楠 和男 議員
質疑・質問日:10/07/2011
会派名:自民改革会議


○小楠委員
 1点だけ質問します。
 5番委員が意見陳述だけで質問しなかったものですから、県民だよりについてお伺いします。
 一昨日の文化・観光部の審査で、私がこの県民だよりについて質疑しましたので、多分皆さん方も耳に覚えていらっしゃると思うし、新聞の紙面に載ってます。私のスタンスは、一言で言うなら、この2ページにまたぐ書面を見て、おおよそ和解案を受け入れるという一方の当事者がつくった紙面とは思えん、というのが私の感想です。ことさら日本航空の不誠実さを強調し、自分の主義主張だけになると、そういう紙面だと私は思った。ということでいくつか質問しますが。
 和解案の提示がされたのが、地裁から提示されたのが9月8日、そしてこの和解案を受け入れるということをたぶんお決めになったのが、知事及び執行部というところでしょうか、9月13日だったのではないかと思います。そして翌日の9月14日の議会の委員会で議案として正式に提示というふうに承知していますけども、県民だより、和解案を受け入れるについての考え方を紙面に載せるということを、執行部とか高いレベルのところで決めたのは、いつなんでしょうか。
 先ほど7番委員と木広報課長のやりとりの中では、9月15日とかいう数字がありましたんで、9月中旬ぐらいから作業に実際かかったんでしょうけれども、知事周辺で県民だよりに載せるということを決めたのはいつなんですか。お聞かせをいただきたいと思います。

 もう一点は、ここに全文が掲載された陳述書という文書、これはどういう文書だというふうに思っていますか。それをお聞かせください。

 3点目、陳述書の全文を掲載するに当たって、広報課は知事戦略局の中にございますんで、担当の広報課というよりも、部内でどんな議論がされたのか。お聞かせいただきたいと思います。

○木広報課長兼県民のこえ室長
まず、いつ決定したかというお話でございますけども、私どもが指示を受けたのは9月14日ではなかろうかと思います。

 それと、陳述書の関係につきましては、私も詳しくは知りませんけれど、やはり県からの意見を申し上げたという形のものではないかというふうに理解をしています。

 部内につきましては、多分知事戦略局長のほうからお答えいただけると思います。

○土屋知事戦略局長
 先ほど確認をもう一回しました受け入れの話について、作成をという話があったのは9月14日に、作成ができればという話で、やったものについて議論をしてくれとの話がございました。

 それから、中身につきましては、作成した内容につきましては、私どもがつくってございませんので、昨日の委員会でお聞きになったかと思いますけれども、その内容を記載したということです。

 それから、提出に当たりましては、文化・観光部との相談の中で、こういうものを伝えるということで、いただいたものを、これは外部印刷していますので、外部に投げて中身をつくってもらった後校正をしたという手続をしたものでございます。

○小楠委員
 指示を受けた広報課の木課長さんと、指示を出したというか仲介をした知事戦略局長さんの日にちが一致しているんで、9月14日ぐらいから多分かかったということなんでしょう。和解案を受け入れる段階で、相当早い段階でこういうことができるかということを模索しておられたのかというのは、何となく理解できます。

陳述書っていうのはどういうものかっていうのは、これは木課長の判断は、ちょっと無理だと思うんで、もう一回どなたかこれを教えてください。

 議論なんだけど、さっき5番委員の質疑の中で、編集会議等々の話があったわけですけれども、そういう中では、陳述書とか何とかっていうのは、あくまでも文化・観光部からこういうの載せてくれというふうに言ってきたから、そのまま載せたというふうに、今の知事戦略局長の話だと聞こえちゃうんだけど、ここの実際の発行主体、発行の責任を持つ企画広報部として、特に議論があったのかなかったのか、もう一回聞きます。

○土屋知事戦略局長
 先ほどの陳述書につきましては、答弁が漏れました。陳述書は、今回の訴訟において知事が裁判所のほうに提出したもので、そのものを載せるということでございます。

 それから、企画会議の話につきましては、若干の語弊はあるかもしれませんけども、企画については、広報広聴会議というのは年に1回決めて、大体のスタンス、こういうものをやりましょうということを決める会議でございまして、あとはどういうものを載せるかというのは、項目ごとに各部局からいただいたものを相談の上に載せていくということで、個別に毎回毎回何をしましょうかという議論というのは、存在してございません。
 今回につきましても、もともとの枠の中の分を載せたいということでございまして、それについては上司に諮った結果で載せたということです。県民だより全体の中の各コーナーごとに何をやるかというのは、年間で決めてございまして、それについてこれを入れて、あと今回入れるものは9月以降に手続はしました。

○小楠委員
 よくわかりました。
 陳述書っていうのは、今知事戦略局長がおっしゃったとおり、被告である静岡県がこの裁判を有利に導こうという目的のために裁判所に提出した書類です。だから中身は静岡県に有利なことしか書いてないんです。多分、この日本航空とのさまざまな交渉過程で、知事以外の幹部職員の方々もいろいろ動いているはずです。そういうような過程のこと、ひょっとしたら重大な案件だったかもしれないようなことは、意図的に外してある、有利に進むために。僕はそういう文書だと思っています。裁判に勝つためだから当たり前です。何も構っていられないから、そのための書類です。だから当たり前でいいんです、裁判に出すんだから。それは僕は当たり前のことだと。

 しかし、県民だよりという、いわばこれマスコミュニケーションの方もいらっしゃるけど、マスコミとはまた違った意味で、もっと公平性を問われる静岡県の広報媒体で、一方的な、片方に有利に働かせようとしてつくった陳述書を載せるっていうのは、これは僕は大問題だと思っている。私だけならいいです、私だけなら。多分違うと思う。そういうことに対して、特に発行主体である、責任のある企画広報部でほとんど議論をされていない、それもちょっとつらい。まして、部長ももちろんだけど知事戦略局、知事公室含めて、みんなで知事を守り働きやすい環境を整えるのが仕事なのでしょう。私だけが思っているならいいけど、ひょっとしたらとてつもないリーダーシップを兼ね備えた知事さんなのかもしれないのに、この陳述書を載せたことによって、僕は狭量な、器の小さい人だっていうことを何かちょっと感じちゃうんだよな。だから、やっぱりチーム川勝として、知事を守り、県政の発展のために知事に働いてもらおうという皆さん方なら、誰かがこれ本当にいいのと言うぐらいのことは、あってよかったんじゃないかなって私は思うんだよね。もっと言ったらそうあってほしい。
知事に嫌われるかもしれないけど、だからそういう意味合いで、今後の県民だよりっていうところに、県の主義主張を一方的に載せる。政党の機関誌じゃないんだから、やっぱり公平公正な記事を載せていくことが、大前提だと思うんです。そこでは、今土屋知事戦略局長のお話を聞く限りでは、実際の紙面づくりについては1年に1回大体決めて、余りその都度その都度やっていないというけれど、やっぱり議論する場は僕は必要だと思う。そういうように思うんですけど。
1点だけ絞って、県民だより等の、「Myしずおか」もそうですけど、そういう広報を発行していることについて、内容についての編集会議みたいなものをつくるお考えがあるかどうか。お聞きします。

○木広報課長兼県民のこえ室長
 今、知事戦略局長が、編集会議がないっていうお話をちょっとされたのかもしれませんけども、一応、課内では、局長も入っておりますけれども、今回何を載せるかということについては、確かに議論しております。編集会議というのがないのではございませんので、それはちょっと補足させていただきたいと思います。当然のことながら、121万部という企画広報部の最大の広報媒体でございますので、そういうことは十分に認識しながら進めていきたいと、改めてこれについては誤解のないように申し上げます。以上でございます。

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