• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成24年9月定例会企画文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:盛月 寿美 議員
質疑・質問日:10/02/2012
会派名:公明党静岡県議団

    ○盛月委員
     おはようございます。
     私は、大きく6項目について、質問させていただきます。
     説明資料の12ページの富士山の世界文化遺産登録に向けた取り組みについてですが、イコモスの現地調査が、静岡県、山梨県の25の構成資産全ての調査が終わっております。今後の予定で、平成25年5月ごろにイコモスの評価結果の勧告があるということでございますが、それまでの間、県としては、構成資産を抱える市町とどのように連携をしていくのかを、まず伺います。

     また、県が整備する世界遺産センターについては、既に、場所とか規模など決まっているのでしょうか。世界遺産センターの設置の目的とあわせて伺います。

     それと、富士山の世界文化遺産登録が実現されたら、新東名の開通効果も重なって、国内外からの観光客がふえることが期待できます。この機会を捉えて、周辺観光資源の情報発信を積極的に行い、そして、観光客の誘致に取り組むべきだと考えますが、所見を伺います。

     2点目は、説明資料の16ページの伊豆半島ジオパークの日本ジオパーク認定についてですけれども、9月24日に伊豆半島が日本ジオパークに認定されました。今後は、世界ジオパークの認定を目指して、さまざまな施策を推進してほしいと思っております。世界ジオパークを目指す中で、こちらの説明資料にもありますけれども、平成26年度中の申請、そして平成27年度の認定に向けて、伊豆半島ジオパークの認知度の向上、また推進体制の整備といったことが重要となってくると考えます。世界ジオパーク認定を目指す県としての意気込みを伺います。

     また、観光客がふえると思うんですが、ふえた観光客を受け入れて、そして、ジオパークの価値、情報を伝えるために拠点となるビジターセンターのようなものが必要と考えます。本会議でも質問で取り上げられておりましたし、答弁がありましたけれども、改めてセンターの整備にかかわる県の考えを伺います。

     3点目は、説明資料の18ページの尖閣諸島及び竹島問題に係る海外誘客への影響と対応についてであります。
     外交問題の発生により、観光に大きな影響が出ています。2番目のところにも各国地域の状況が書かれておりまして、こちらを見ましても、特に、中国、韓国で影響が出ています。9月29日には日中国交正常化40周年を迎えました。しかし、現在、日中の友好関係は危機的な状況とも言われております。40周年の記念行事が中止というニュースを聞くと、とても残念に思います。
     ある世論調査では、日本人の8割以上の人たちが、中国に対する印象をよくない、またはどちらかといえばよくないと答えているそうです。しかしその一方で、同じ8割の人が、日中関係は重要、またはどちらかというと重要と答えているという記事が、先日新聞に載っておりました。
     国と国というふうになると、政治的なことで、うまくいかない部分もあるかも知れませんけれども、このような危機的な状況の中でも、本県と中国浙江省の交流のように、地域においては、今後も断絶させることなく相互交流を促進し、友好関係を深めていくべきだと思います。県としてはこの点について、どうお考えでしょうか。所見を伺います。

     4点目は、資料にはございませんけれども、県立美術館の高齢者の観覧料の優遇について、お聞きしたいと思います。
     現在、県立美術館では、70歳以上の方が常設展が無料、企画展が半額となっていますけれども、私の地元の方から65歳以上を無料としてほしいという声が寄せられました。この方は山梨県に旅行に行ったときに、山梨県立美術館が60歳以上の方が無料ということになっていることを知って、なぜ静岡県は70歳以上なのか、65歳以上を無料にしてほしい、という声でした。確かにお元気な御高齢の方が多いですから、65歳以上を無料にすれば、喜んで多くの方が美術館に足を運ばれるだろうと思います。入館者の増加にはつながりますけれども、収入面を考えますと、やはり無料の対象年齢を広げるというのはどうなのかというのも、当然あるかと思います。確か北欧のフィンランドだったと思うのですけれども、子供連れは無料としているということが、最近の新聞に載っておりました。本県では、子供たちに一流の文化芸術に触れさせたいという知事の考えで、小中学生から大学生まで観覧料を減免しているということは、承知しております。70歳から65歳まで年齢を引き下げるというのは、ほかの県立の施設との関係や、財政面でも難しいだろうとは承知しておりますけれども、例えば期間限定で夏休みは子供さんを連れてきた親御さんは無料とか、あるいはお孫さんを一緒に連れてきた祖父母の方は70歳未満でも無料とか、そういったことを検討してみるというのはいかがでしょうか。家族で、芸術文化に親しむ機会をつくってもらうことにもつながると思うのですが、県の考えを伺います。

     5点目、こちらも資料にはございませんが、グランシップの駐車場の件です。実は、9月11日に私どもではセミナーをグランシップの大ホールで行いまして、3,000名以上の方が参加されました。車で来られた方も非常に多くて、駐車場から出るのに、事前の精算機を待つ時間と合わせて1時間から1時間半以上かかったということで、大変に苦情が殺到しまして、私どもはおわびをするのに本当に大変でございました。
     このようにたくさんの方が参加をされる、大混乱が予想されるようなときには、あらかじめ、そういう混乱を防ぐために、何か対応を考えていらっしゃると思うんですけれども、どのような対応を考えているのか、お聞きします。

     それと、最後の6点目は、サムライ・シャツのことを教えていただきたいと思っていたのですけれども、サムライ・シャツの評価はいろいろだと思います。女性は特にファッションにはとても関心がありまして、議場からずっと見させていただいていまして、会派の中では言っていたんですけれども、私は個人的には下山部長が一番似合っていたように、心からそう思っておりました。
     そこで、下山部長、こんなことを聞いて済みません。サムライ・シャツを着用して、どんな感想を持たれているのか、お聞きしたいと思います。
     また、ファッションも文化ですので、文化を所管する委員会として、今回、サムライ・シャツを大々的に採用した中での評価をどのようにお考えなのか、お聞きしたいと思います。以上、6点です。御答弁よろしくお願いします。

    ○杉山世界遺産推進課長
     私のほうから、世界遺産関係で御質問がございましたので、お答えいたします。
     イコモスの調査ですけれども、一定程度の理解をしていただいたということになります。今後、評価結果の勧告と6月の世界遺産委員会に向けて関係市町村とどのようにやっていくかと申しますと、包括的な保存管理計画は、関係する市町村、関係省庁、県の関係部局と取りまとめたものでございます。これを着実に実行していく。構成資産の整備、あるいは景観の保全等、確実に実施していくということ。ただ、これは行政だけで全てができるものではないと思っております。それを広く国民運動として展開していくということで、官民が連携した取り組みの中で、両県県民会議をことしの2月23日に立ち上げました。こうしたものを活用いたしまして、市町村等と連携して広く国民運動として展開していきたいと思っております。

     それから、世界遺産センターでございますけれども、昨年度、基本構想を取りまとめました。
     世界遺産センターの目的というのは、保存と活用の両立を図る拠点、これが目的でございます。その中で、基本構想には、「守る」、「伝える」、「交わる」、「究める」という4つのコンセプトを全方位的に展開する施設であるべきだということで取りまとめております。これをより具体化するということで、現在、基本計画を策定しております。規模、それから建設候補地につきましては、関係している市町、あるいは昨年度基本構想の取りまとめにかかわっていただきました先生方をアドバイザーとしていろいろ助言をいただきながら、整備を進めていきたいと思っております。以上です。

    ○植田観光振興課長
     私から、まず、世界遺産を契機とした観光の関係でございます。
     来年の6月の富士山の世界文化遺産の登録、これを目指しまして、観光のほうとしては、まず一つは、世界遺産ですと保護の部分もありますので、観光客の方々が来ていただいたときに、保護の面からも受け入れ体制をしっかりしなければといけないということで、観光施設整備事業を活用して、市町と一緒になってトイレとか駐車場といった整備を進めております。
     また、もう一つ重要なことは、構成遺産をめぐる魅力あるツアーをたくさんつくっていただいて、めぐっていただいて、また、例えば、伊豆などに泊まっていただくといったツアーをつくっていくのが、一番静岡県の観光のためになると考えております。せんだって名古屋で中京圏の旅行社を集めて商談会をやりましたが、そこで構成遺産の説明とか、そういっためぐるツアーの提案をしました。旅行社に今後、めぐるツアーというのをつくっていただいて、6月を契機に売っていただくという取り組みを今、進めているところです。
     また、来年度に登録が実現した暁には、それをテーマにしたキャンペーンも今、計画を進めているところです。

     次に、尖閣諸島の関係ですけれども、18ページに資料を出しました。
     外国人の宿泊数では、中国が今一番静岡県に来ていただいています。中国からの観光客の方が一番来ておりましたが、この問題が発生しまして、ほぼゼロに近いぐらいにとまっているという状況です。
     現地の旅行社も今、日本向けのツアーはつくっていないということでした。
     ただ、こういったことは始まるのはすぐ始まるのですけれども、また元に戻るのも早いと思っていますので、正常に戻ったときに、すぐに静岡のツアーが発売していただけるように、現地の上海事務所などを通じて、旅行社さんと常にコンタクトをとっております。
     そういったことで、現状を把握しながら事態が収束したらすぐに対応できるような体制を今整えておりまして、今後の観光振興について、しっかりとやっていきたいと考えています。以上です。

    ○松下文化政策課長
     県立美術館の観覧料の減免について、お答えいたします。
     そもそも高齢者の減免ができたのは、平成9年度であり、高齢者の社会参加ということを目的に70歳と決めたのは、老人保健法の医療対象者の年齢、所得税の老人扶養控除の年齢が一応70歳と決められているものですから、オール県庁で横並びで70歳以上の方を減免することとなったと聞いております。
     こどもの国、エコパ、県立水泳場等9つの施設で今、70歳以上が減免対象となっております。委員が言われるように高齢者の社会参加は必要であり重要なことだと思います。ただ、委員も言われていたように、入館者増にはつながるけれども、収入減になるということで、美術館の経営の面からみると、ちょっとつらい部分もあることは確かでございます。現在でも70歳以上が多分入館者の1割ぐらいを占めているものですから、それを65歳に引き下げることは収入減になってしまうということは否めないと思います。
     ただ、70歳以上を無料としている9つの施設とか、高齢者福祉を所管しております健康福祉部と協議しながら、70歳を65歳に下げられるかどうかということは検討してまいりたいと思います。
     ただ、それだけでは、なかなか進みませんので、美術館には館長特認で減免というルールがございますので、その辺を活用して、委員が言われるように期間限定だとか、お子様を連れた方の減免ができるかどうかということを、美術館に検討していただくようにしたいと思います。

     グランシップの駐車場についてでございます。県文化財団の総務課から大会の後、苦情があったということを聞いて、大変申しわけございません。これにつきましては、現状のルールといたしましては、大規模イベントで駐車場に400台以上駐車している場合には、警備員から応援の要請が総務課に来て、通常1つの出口を、臨時の出口を設けて3つの出口で対応するということですが、今回は単純ミスで、その連絡が総務課に行かなかったということでございました。
     苦情を受けて総務課が対応し、3つの出口から搬出したのですけれども、大変時間がかかってしまったということでございます。こういうことは、本当に今後ないように連絡体制の徹底を図るよう、県文化財団に厳しく指導していきたいと考えております。申しわけございませんでした。

    ○藤原観光政策課長
     最初に、伊豆半島ジオパークが世界ジオパークに認定ということで、その意気込みについてお答えいたします。
     現在、日本ジオパークは25件ありまして、そのうち5件が世界ジオパークに認定されておりまして、日本ジオパークのみというのは20件であります。この中に伊豆半島も入っておりますが、例年日本から世界へ推薦されていくのは、大体1つか2つですので、今後のことを考えると、平成26年の申請時においては、20カ所ぐらいの日本のみのジオパークがありますから、これらがライバルになるかと思います。
     今年、世界ジオパークに申請しました隠岐のジオパークが保留扱いになりました。また、日本から世界ジオパークへ申請しようということで手を挙げました阿蘇も日本ジオパークの段階で推薦が見送られました。いずれも、もう少し実績を積んで、世界にPRする必要があるという審査内容でございました。
     日本ジオパーク委員会の認定に伴う現地視察では、伊豆ではジオガイドの養成がうまくいっている、みずから勉強している、伊豆半島は火山と海とをあわせ持ちまた植物の多様性があるからすばらしいですよ、というお褒めの言葉をいただきました。今後は多言語の対応とか、ガイドの養成、あるいはジオツアーの実績を積む一方、隠岐や阿蘇の例を踏まえてよく検討し、伊豆半島ジオパーク協議会の皆さんとももう一度申請に向けて、何をどこまでやろうかということを検討していく。あるいは、世界へ向けてのPRが重要だということがわかりましたので、例えば、来年、韓国済州島でアジア太平洋ジオパークネットワークの会議があり、伊豆がこれだけ頑張っているよというのを事前にどんどんPRしていく。そういった実績づくりをやりつつ、世界に伊豆半島ジオパークを情報発信していく必要があろうかと思いますので、一生懸命着実にやっていこうと思っております。

     次に、ジオパークのビジターセンター整備の考え方ですが、伊豆半島ジオパークは、7市6町の伊豆半島全体でやっておりますので、非常に広うございます。もう一つ、ジオサイトも108カ所、ジオポイントも302カ所と広いところに点在してございますので、これらを1カ所で紹介するのは、無理です。例えば、1市町1カ所、あるいは複数市町でつくるジオパークビジターセンターをつくって、お客様にジオパークについての丁寧な説明ができるとか、そういうことをやっていく必要があると思います。そういう1市町1カ所などで基本的にやっていこうと思います。
     そのために、現在、観光施設整備補助金については、ジオガイド関係、ビジターセンターも含め、建設あるいは整備する場合には補助率のかさ上げ。例えば、2分の1の場所であれば、3分の2に補助率をかさ上げする措置をことしと来年やる予定でおりますので、そういうのを活用して、整備していただこうと思っております。以上です。

    ○下山文化・観光部長
     サムライ・シャツについての感想とそれからファッションを文化としてどう捉えるかということでございます。感想でございますけれども、日本の気候、あるいはこの静岡の気候に大変合った衣服であって、この夏は大変快適に過ごすことができました。今後、デザインであるとか、色合いについてのさらなる改善ができるということでもありますし、また、価格面でも改定が出されると聞いておりますので、今後、これが定着してくれることを願っております。
     それから文化としてということでございますが、文化についてはいろいろな定義があるわけですけれども、地域の、あるいは地域の人々が誇りに思えることであるということが非常に大切であろうかと思います。今回のこの遠州織物に光を当てて、それを外に発信したということは、まさに文化の発信ということでありましょうし、今後の文化・観光部といたしましては、いわゆる芸術という世界だけではなくて、静岡県が持っている衣食住に誇れるものはたくさんありますので、そういったものを文化として捉えて、光を当てて発信していく取り組みをしていきたいと考えております。以上であります。

    ○盛月委員
     御答弁ありがとうございました。幾つか要望と再質問させていただきます。
     富士山世界文化遺産登録に向けた取り組みについてです。世界遺産センターについてですけれども、今の時点で、候補地となっているところが何カ所ぐらいあるのかということをお聞きしたいと思います。

     先ほどは、伊豆半島ジオパークのところでも触れたのですが、富士山世界文化遺産登録に係る構成資産についても、これから観光客がふえることが期待できますし、そういった観光客が憩うことのできる場所とか、資料を展示したりするビジターセンターのようなものが必要だと思います。
     これは、各市町で決めて整備していくことになると思いますが、そういったときに県としては、その市町に対して、全く口出ししないで全部各市町で決めるということなのか、その辺の対応について、お聞きしたいと思います。

     尖閣諸島及び竹島問題に係る海外誘客の影響の対応についての御答弁ありがとうございました。これまで、先人たちが苦労して地道に、命がけで開いてきた中国、韓国など外国との友好関係を決して壊すことなく、さらに深めていかなければいけないと思います。今後も民間交流、特に青年の交流、そして文化交流、教育交流を通して、また、そういったことがこれからも続けていける環境づくりを県としても引き続き、考えていただきたいと思います。これは要望です。

     県立美術館の高齢者の観覧料の優遇についても、70歳から65歳にということで、そんなことは聞き入れてはもらえないというような感じの答弁になるかなと思ったのですが、考えてみる余地もあるというように受けとめまして、ありがたく思います。ぜひ、子供から御高齢の方まで、多くの県民が文化芸術に触れる、心豊かになれるように、ぜひ一度、検討をしてみていただきたいと思います。これも要望です。

     グランシップの駐車場の件ですが、混乱が予想されるときには、出口を3つにするという対応を考えているということでしたけれども、実際には1つの出口しかなくて、大変な混雑でした。また事前精算機のところでも1時間くらい待った方がいらっしゃったのですけれど、そういう時は事前精算機を臨時にふやすというようなことはできないものでしょうか。また事前に精算した人と、精算しないで出口で精算する人を分けると大分混乱は解消されると思います。そういった対応を取っていただくことが、可能かどうか、その辺をお聞きしたいと思います。
     
     サムライ・シャツについては、部長、御答弁ありがとうございました。今後の課題として、デザインや価格ということがあるかと思いますけれども、機能性、また、ファッション性も考えて、よりよいものにしてほしいなと、来年もまた楽しみにしております。ありがとうございます。以上です。

    ○杉山世界遺産推進課長
     まず、世界遺産センターにつきまして、候補地でございますけれども、市町からは富士宮市、富士市等周辺のところから、大体数カ所ぐらい候補が出ていることは承知しております。それ以外にも、例えば、県としての適切な候補地があるとかないとか、そういったものを含めてやっておりますので、数として大体10ぐらいの箇所を候補地として絞り込みながら検討を進めていきたいと思っております。以上です。

    ○松下文化政策課長
     グランシップの駐車場の件でございます。県文化財団内部では、朝、必ず催事の確認というものを行っております。大規模な催事がある場合には、あらかじめ警備員をふやすというような態勢で臨んでいきたいと思います。
     また、御提案のございました事前精算機について余分な台数があるかどうか、今確認ができないのですけれども、もしあれば、台数をふやすなど、考えられる対策を今後とっていくようにしたいと思います。以上です。

    ○杉山世界遺産推進課長
     先ほど、答弁漏れがございまして、市町の対応というところですけれど、1つは財政支援をしていくということと、1つは技術的な支援をしていくということの2つあると思います。来年の登録に向けまして、世界遺産センターをきちっと整備していくということにつきまして、市町の協力を進めながらしていくということもあります。
     そうした中で、1つの世界遺産センターで情報発信をしていくという方向と、複数のところで情報発信をしていくという方向というのはあると思います。多分、市町が整備するというようなものにつきましては、財政的な支援をしていく、あるいは、技術的な支援をしていくと。全てのものを富士山の保存と活用の両立を図るという大きなスキームの中で、富士山の世界文化遺産登録に向けて、そうしたものを整備していきたいと思っております。以上です。

    ○盛月委員
     ありがとうございました。最後に、要望ですけれども、くどくどと済みませんが、グランシップの駐車場については、ぜひ、できる対策はしっかりととっていただきまして、同じようなことが二度と起こらないようにくれぐれもよろしくお願いいたします。以上です。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp