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委員会会議録

委員会補足文書

開催別議員別委員会別検索用


平成30年2月企画文化観光委員会
再開、次期総合計画案に対する委員会意見の集約に係る委員協議の開始、次期総合計画案に対する委員会意見の集約に係る委員協議の終了 【 議事運営 】 発言日: 03/07/2018 会派名:


1 日時 平成30年3月7日(水)
        午前10時30分再開
        午後4時26分散会

2 開催場所
   静岡県議会第2委員会室

3 出席委員(10名)
   委員長     遠 藤 行 洋
   副委員長  1番 宮 城 也寸志
   副委員長  10番 藤 曲 敬 宏
   委  員  2番 多 家 一 彦
   委  員  3番 渥 美 泰 一
   委  員  5番 相 坂 摂 治
   委  員  6番 桜 井 勝 郎
   委  員  7番 中 田 次 城
   委  員  8番 曳 田   卓
   委  員  9番 三ッ谷 金 秋

4 欠席委員(なし)

5 議事内容
(次期総合計画案に対する委員会意見の集約に係る委員協議)
[10:30]
○遠藤委員長
 おはようございます。
 ただいまから企画文化観光委員会を再開します。
 本日の委員会は、最初に次期総合計画案に対する当委員会意見の集約を行いまして、終了次第、通常の審査を行います。

 これより、委員会意見の集約を行います。
 次期総合計画案に関する当委員会所管事項に係る意見は、お手元の一覧表にあります19件でございます。
 委員会意見の集約に当たっては、本日お決めいただく委員会意見が議会の意思としての提言になりますので、その点に十分に御配慮いただくようお願いいたします。
 既に、他会派の意見については十分御検討いただいていると思いますが、改めて確認や補足説明等を行った上で、それぞれの意見に対する賛否を伺いまして意見集約を行っていきます。
 なお、委員会意見は原則として全会一致したものに限るとなっておりますが、なるべく多くの意見を提言できるよう御協力をお願いいたします。
 まず、提出された意見について確認事項や補足説明、反対意見などがある方はいらっしゃいますか。御発言願います。

○相坂委員
 1番から19番までそれぞれについて我が会派が整理させていただいた意見を申し上げることでよろしいですか。

○遠藤委員長
 はい、お願いします。

○相坂委員
 それでは、特に異議がないことについては申し上げませんが、当委員会の総合計画に対する意見としてはふさわしくないのではないかと我が会派として考えている事項について御指摘を申し上げたいと思います。
 まず、前提として総合計画の審査そのものは9月議会で基本構想、それから12月議会で基本計画、そして2月議会で最終案の取りまとめという流れになっていて、議会をスリーサイクルで回していることも含めて考えますと、かつ12月のタイミングでそれぞれの会派から各要望等は当局宛てに提出しているはずです。そのため意見集約が既にある程度なされている前提のもとに、総合計画の審査をやらなければいけないタイミングだろうと考えています。そうした点から考えて意見を申し上げます。
 まず、1番の公明党静岡県議団から上がってきている意見で、目標設定における年次計画を4年間で縛って書いてあるものもあれば年次計画で分けてあるものもあって統一したらどうかということですが、既に12月議会で示されている意見であって年次計画にもう少し細かい指摘を入れるべきではないかと我が会派も申し上げましたが、この組みかえそのものについて提案してきたわけではありません。このタイミングで全ての表記について見直しをかけることは、それぞれの施策の性格等もあろうかと思いますので、表記については当局側に任せてはどうかと思っていますので取り下げを求めます。

 次に3番です。
 ふじのくに県民クラブから、ドリームズ カム トゥルー イン 静岡との言葉に直したらどうかということですが、それこそ9月議会からやっていることなので今さらですかという感じもあります。私も代表質問で伺いまして決して好ましいと思っている表記ではありませんけれども、ジャパンを静岡に変えることについては今さらという気もしますので、むしろ混乱させるのではないかと思います。このビジョンを書いている説明欄にはイン ジャパンという言葉で説明をるる述べて総合計画を書かれているわけですから取り下げたほうがいいと思っています。

 それから5番です。
 ふじのくに県民クラブが上げている日本人留学生に関する意見は大いに賛成します。ただ現時点で800人という目標設定になっていたと思いますけれども、2013年の段階で既に800人以上が留学しています。ですからそれも含めて上方修正し、例えば1,000人とか900人です。上方修正に大いに賛成したいと思いますので補足させていただきました。

 続いて、9番は自民改革会議で私から申し上げた意見ですが、知事直轄組織が抱えている事業をさっさと個別の事業課に振ったほうがいいと意見として既に申し上げており、時期が来ればそうしますと回答を得ていますので総合計画に対する意見からは取り下げてくださって結構です。

 続いて、12番の富士山女子駅伝の件です。
 他県と比較との御意見がふじのくに県民クラブから上がってきていますけれども、場所やエリア、コース設定の問題等もありますので、とりあえず現時点の目標設定でやってみて、仮に他県との比較で著しく低いとか、あるいはもっと上方修正を他県と比較してやっていいということであればPDCAを回す中で判断されたらどうかと思います。スタート時点では目標値についてまだいじりようがないので再考を求めたいと思います。

 それから14番です。
 これもふじのくに県民クラブで申しわけないのですが、DMOを全県的にふやしたらどうかということかと思いますが、我が会派が考えるDMOは基本的に民間事業者、民間で観光事業に当たる、あるいは誘客に当たっている事業者たちの活動をサポートするための情報集約機関、情報を提供しサポートする機関であって、本来の目的は収益を上げるわけではありません。DMOがたくさんふえるのではなくて、DMOを仲介して事業者が最終的にどうなるか、地域がどうなるかが重要です。別の指標で既に総合計画に盛り込まれており、DMOの数そのものは目標値としてそぐわないので我が会派でもこういった議論は当初やりましたけれども、目標設定としてふさわしくないと考えます。

 それから15番です。
 農泊ですけれども、経済産業部所管で記載があります。あえて企画文化観光委員会で申し上げなくても農泊についてのツーリズム等の記載がありますので必要ないと思います。

 それから16番です。
 ツーリズムビューローの商品成約額の目標に関するふじのくに県民クラブからの御意見で科学的アプローチについて記載していますが、理由がよくわからないです。TSJもスタートしてまだ1年ですから、まだ目標値を上方修正するというタイミングでもなかろうと思います。現状値のままPDCAの中で今後の推移を見守りながら、その都度御意見を申し上げていく取り扱いでいいのではないかと考えます。
 以上、数点申し上げましたが、当委員会の皆さんの御審議をいただきたいと思います。

○曳田委員
 今、5番議員からそれぞれ御指摘いただきました。基本的に意見という取り扱い方をしておりますので、個々について今からそれなりのお話をさせていただきたいのですが、最初の3番については時期というお話がございました。これは当然、修正ということはございましたけれども、たまたまこの案をいただいてからいろんな形の中で、インパクトということを考えましたが、この件については取り下げさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 それから、6番の外国人留学生の目標値の件ですが、進捗管理すべきであるという意見で御了解いただければと思いますがいかがでしょうか。

○相坂委員
 先ほど私が意見番号の5番を6番と読み違えて言ってしまったのですが、6番はそのままで結構です。失礼しました。

○曳田委員
 それから、12番目の富士山女子駅伝の件でございます。
 これもやはり意見で、比較する対象については随時進展していく中で目標値を掲げ直すなりしたほうがいいというあくまで意見でございますので、努力目標としてやっていただきたいという意向にしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 それから14番です。
 目標値が全市町となると、なかなかDMOという性格からしていかがなものかと思います。例えば美しい伊豆創造センターは固まっているわけですから、目標数値を全市町ではなく目標値にこだわるとそういう言い方になってしまいますので、そういう目標値を掲げるのであれば全市町よりもDMOの数を設定したほうがいいと意見を申し上げました。

 それから16番です。
 いわゆる科学的というのは、AIも含めて今さまざまなビックデータがある中で例えばこういう投資をしたら、こういう目標値が得られるのではという期待感の中での意見でございます。なかなか出しにくいのであれば1年、2年経過する中で設定していただけたらと思いますので、そういう意味での意見でございます。よろしくお願いします。

○三ッ谷委員
 先ほど5番委員が述べた富士山女子駅伝の件ですが、資料では観光交流数として上げています。富士山女子駅伝を初め箱根駅伝も含めていろんな大きな駅伝大会やマラソン大会がございますが、マラソン大会を見るお客が観光交流客数のカウントで勘定するところがおかしい気がいたします。
 現場で見る人も確かに大勢がお見えになるかもしれませんが、どの駅伝やマラソンでもテレビで見る人が一番多い点を踏まえると現況の11万3000人を2万人近く上げて13万5000人にすることが果たして観光交流客数に反映されるべきことなのか疑問があります。本来の観光交流客数は別の見方でカウントすべきではという気がしますが、いかがですか。

○相坂委員
 観客数のカウントの仕方ということになってしまうと、そもそも観客数という目標値を上げることがふさわしいかどうかという話にもなります。そうかといってマラソン大会をやって人が出てきたこと、あるいはよそから来ている方々をカウントもせず目標設定もしないわけにもいかないでしょう。ですから当局の見立てで駅伝やマラソン大会をやる地域事情とか現状を踏まえて目標設定をされているので、今の総合計画のままでいいと思います。
 ただ、同規模の駅伝やマラソン大会と比較すべきだということについては、それこそ地域事情も違えば道路の様子も違えばということもありますので、その後開催する中でのPDCAで他県と比べて著しく低ければ見直さなければいけない時期も来るかもしれません。総合計画をそうして回していく中で判断材料としていけばいいという見解です。

○三ッ谷委員
 私は、今5番委員が言った御意見でいいと思います。理由はどの大会でもデモでも何でも人数は主催者発表です。カウントしている人なんか誰もいません。マラソン大会で言うと11万3000人が出ましたって誰が一体カウントしたのでしょうか。報道関係あるいは大会本部、運営者側が多分このぐらいのお客様はお見えになって見ていますよという数値であって、県があえて現状値の11万3000人を把握しているとは考えられません。
 ですから、今後観客動員数をふやしながら地域にお出かけいただく観光交流数をふやしていきましょうという言葉に変えていただくようにお願いをするのはいかがですか。

○相坂委員
 文言修正での対応であれば、それでいいと思います。

○遠藤委員長
 ほかにございますか。
 それでは、意見ごとに賛否を伺ってまいります。
 最初に、反対意見が出されなかったもの、何も意見が出なかったものについては委員会意見とすることでよろしいですね。
(「異議なし」と言う者あり)
 それでは、そのようにさせていただきます。
 次に、反対意見が出されたものについて委員会としての意見は原則として全会一致したものに限るとなっていることから、委員会意見としないということでよろしいですか。
(「異議なし」と言う者あり)
 それでは、そのようにさせていただきます。
 以上の結果、まず委員会意見として1つずつ番号を確認させていただきますが、2番、4番、5番、6番、7番、9番、10番、11番、13番、17番、18番、19番、以上の12件を議長に提出することに御異議ありませんか。

○三ッ谷委員
 3番の意見はうちの会派として取り下げると8番委員が報告していますので、自民改革会議と同じであれば意見がないということになるのではないでしょうか。自民改革会議は取り下げるべきだと、それから他の会派もこういうことは取り下げると今8番委員から報告がありましたので、そうすると下げたほうがいいんじゃない。下げますと言うのだから、当然議長に答申する中では賛成で原案を上げていくべきではないということでどうですか。

○遠藤委員長
 そうです。だから3番は今申し上げておりません。

○三ッ谷委員
 だから、逆に言うと両方とも意見が一緒になったということは上げないでいいということでいいわけですね。

○遠藤委員長
 そうです。

○三ッ谷委員
 そうですか。わかりました。

○遠藤委員長
 そのように何回も説明していますけれども、よろしいですか。
 なお、議長へ提出する当委員会意見の表現等については正副委員長にお任せいただくことでよろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 では、そのようにさせていただきます。
 なお、議長に提出する委員会意見につきましては委員の皆さんにも配付いたしますのでよろしくお願いいたします。
 なお、ここで類似した意見について整理させていただきたいと思いますが、17番と18番は同様の内容かと思われますので、これは1つとして整理して提出することでよろしいでしょうか。17番、18番でございます。
(「異議なし」と言う者あり)
 よろしいですか。では17番と18番は1つにまとめて提出させていただきます。
 本日の審査結果につきましては、通常審査の分と合わせて委員長報告いたしますので御承知おきください。

 以上をもちまして、次期総合計画案の審査を終了することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
 異議なしと認め、これをもって次期総合計画案の審査を終了いたします。
 それでは、しばらく休憩します。
 再開は11時5分といたします。

( 休 憩 )

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