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委員会会議録

質問文書

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平成22年10月産業連携推進特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:中沢 公彦 議員
質疑・質問日:10/26/2010
会派名:自民改革会議


○中沢委員
 ありがとうございます。大変興味をそそらせていただきました。
 ちょっとイラクの捕虜生活のほうも興味ありますけれども、それはおいておいて、まず、1点目、お聞きしたいのが、今、御説明いただいた、西伊豆いきいき漁村活性化協議会というのと、伊豆体験型観光協議会というのと、伊豆グリーン・ツーリズム協会、この役割分担といいますか、すみ分けがどのようにされていますか。

○鈴木 達志氏
 はい、わかりました。伊豆グリーン・ツーリズム協会というのは、私がやっているものです。伊豆体験型観光協議会というのは、私どものような民間の業者が今26社、集まりましてつくられている協議会でございます。だから、伊豆グリーン・ツーリズム協会とか、何々民宿とか、何々レストランですとか、そういうような民間企業の方たちが集まってつくったのがジョイズでございます。
 伊豆体験型観光協議会と漁協と西伊豆町、そして、観光協会、商工会というふうに結びつけて西伊豆町内のみで行っているのが西伊豆いきいき漁村活性化協議会と、こういうような分け方になっております。

○中沢委員
 平たく言っちゃうと、伊豆グリーン・ツーリズム協会は鈴木さんの団体ということですね。

○鈴木 達志氏
 そうです、そういうことです。

○中沢委員
 それの同業他社のようなところが集まったのが体験型観光協議会と。そして、漁村活性化協議会は商工会や行政も含めた連合体という。

○鈴木 達志氏
 そうです。

○中沢委員
 わかりました。そうした場合に、今、御説明いただいた、このいろんな体験のボランティアじゃなくて、もうビジネスだよという部分――例えば補助金のあるなしや、売り上げも含めて、その収益構造――ボリュームが、どんな形になっているんですかね。

○鈴木 達志氏
 ボリュームというと。

○中沢委員
 要は、この事業を通して、商売になっているか、なっていないかというのが重要なわけじゃないですか。ボランティアじゃないかというのが。これでいうと多分、僕の想像では伊豆グリーン・ツーリズム協会の売り上げがどうという話になるのかなという気がします。ほかの協議会はあくまでも、みんなの集まってやっていく作業の団体だと思います。そうするとグリーン・ツーリズム協会としては、どれぐらいのボリュームの、売り上げなんですか。

○鈴木 達志氏
 今日の資料で、グリーン・ツーリズム協会が、ことし夏に行った集落の資料があります。その裏を見ていただくと、プログラムが載っていると思うんです。これは皆さん、いきいき漁村活性化協議会に一緒に手を組んでいる漁業関係者の中に、私のプログラムが1つだけ入っているんです。ほかのところは、すべて西伊豆仁科漁協さん。それとか櫓こぎの会の皆さん。そういうような形で、すべてのプログラムは、第三者がやっています。それは協議会の会員が全部請け負ってやっているということです。そして、収益に関しては、まず、協議会としてやはり運営ベースに乗らなければいけないので、10%、今回に関しては、売り上げの5%をキープするという形にしています。それ以外は、すべてやられたインストラクターの方たちに分配をしております。
 例えば、そこにあるイカのさばき体験、これは仁科の漁協さんを中心としてやっております。その中にはインストラクターとして漁師さんが含まれております。さらに漁協からイカを買うということで、漁協にもお金が落ちるようになっています。そして、テングサのところてん突き大会もやるので、そのところてんをつくっていただく作業工程を含め、近くの民宿のお母さんにお金が落ちるようになっています。それは、ところてん代として。そして、小さなお土産として、ところてんをつけるんです。このプログラムのお金の中に、100グラムの小さなテングサが入っています。それは漁協に落ちるようになっています。その分配した、案分したやつをすべて皆さんで分けているということですね。だから、1人がもうかるような仕組みは絶対にしておりません。
 さらに、そのテングサをつくって食べると、大体が、皆さん、お客様に買っていっていただけます。「近くの漁協の直売所で売っていますよ、どうぞ買っていってください」と言うと、間違いなく買っていってくれます。それに伴い、干物ですとか、そのあたりのものもありますので、かなりのお金が落ちていくということにもつながっている。そんな感じになっています。よろしいでしょうか。

○中沢委員
 ちなみに鈴木さんのところでやられているのは、この中のどれになるんですか。

○鈴木 達志氏
 シュノーケリングでございます。

○中沢委員
 じゃあ最後に伺いたいことは、西伊豆以外の伊豆地域との連携といいますか。例えば、隣の町とか、そういうところと、こういった体験型観光なんかはどんな感じになっていますかね。

○鈴木 達志氏
 今、西伊豆いきいき漁村活性化協議会というのは西伊豆町の中なんです。これは水産庁のお金というか、それを使ってつくられた協議会なんですよ、実は。ですが、伊豆体験型観光協議会、これ私が入っている大もとなんですが、そちらは伊豆半島全体でやっております。ということで、実は体験型としては隣の松崎町、それから南伊豆町、下田市、中伊豆、すべてチーム、仲間がいますので、その中の結びつきで、どんどん体験をつくっております。
 例えば、隣の松崎町であればカヤック体験。南伊豆町に行くと、例えば、マウンテンバイクの先生たちがいらっしゃいますので、それを組み合わせてやっております。だから、この伊豆体験型観光協議会は、ほとんど伊豆半島全体のネットワークづくりをしていますので、例えば、中伊豆でわさびづくりをやった翌日に、海で遊んだらどうですかというようなプランの提案も可能なわけですね。

○中沢委員
 はい、ありがとうございました。

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