• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 委員会補足文書

ここから本文です。

委員会会議録

委員会補足文書

開催別議員別委員会別検索用


平成20年9月定例会企画空港委員会
所管事項等の報告 【 当局側説明 】 発言日: 10/08/2008 会派名:


○山村企画部長
 おはようございます。企画部長の山村です。
 お手元の企画空港委員会説明資料(企画部)により、企画部の所管事項のうち主要事業について御説明申し上げます。
 なお、広報局関係は後ほど広報局長から説明しますので、私からは広報局を除いた事業について御説明をいたします。
 資料の1ページをお開きください。JAPAN EXPO2008への出展の成果についてであります。
 7月3日から6日にパリで開催されましたJAPAN EXPO2008に、ヤマハ株式会社と協働してブースを出展いたしました。
 静岡県ブースでは、世界に誇る富士山、緑茶をPRしたところ、富士登山、伊豆の温泉等、観光面での期待が非常に強く、2,100名を超える来場がありました。またこれまで欧州における静岡茶の販売は、高級志向で展開されていましたが、今回冷茶専用のお茶の試飲サービスを実施したところ、販売効果が期待されることが来場者の声から検証されました。
 さらに、主催者からは、静岡県とヤマハのハイクオリティをテーマとしたブース展開は、これまでにない洗練されたもので、この博覧会自体のグレードアップにつながったとの評価をいただいたところであります。
 JAPAN EXPO2008への出展は、県の情報発信だけでなく、欧州の情報収集という意味でも大きな収穫が得られたと感じております。今後、担当部署や関連組織への情報提供を行い、成果を活用してまいりたいと考えております。
 2ページをお願いいたします。企業・団体への空港利用の働きかけについてであります。
 県内における富士山静岡空港の利用拡大を図るため、県内企業・各種団体を対象に、本年8月から訪問等の活動を全庁的な取り組みにより実施しております。
 県内企業に対しましては、1に記載のとおり、就航予定先への出張等が想定される約650社に対し訪問等により空港及び路線等の現状を説明し、出張等での利活用を呼びかけるとともに、企業のニーズ把握を行っているところであります。
 また、団体に対しましては、2に記載のとおり、就航予定先との交流が想定される約130団体に対し、訪問等により空港及び路線等の現状を説明し、研修、視察等での利活用を呼びかけるとともに、団体広報誌等での空港PR記事の掲載等を要請しているところであります。
 今後は、企業・団体の意向を取りまとめた上でメール等でタイムリーな情報発信を行うとともに、大口の空港利用が見込まれる企業・団体に対し、経済界や富士山静岡空港就航促進協議会と連携して、重点的に働きかけを行ってまいります。
 3ページをお願いをいたします。社団法人日本青年会議所第57回全国会員大会浜松大会への支援についてであります。
 今月9日から12日までの4日間にわたり、浜松市内へ全国から日本青年会議所の会員1万5000人が参集して、式典やセミナーなどが開催されます。
 県といたしましては、この大会と合わせて実施される青少年の健全育成や音楽、スポーツなど、3に記載してあります県民を対象とした記念事業に対し、支援してまいります。なお、この大会に御臨席されます常陸宮・同妃両殿下におかれましては、あわせて県内事情視察の御視察として、浜松市内の福祉・産業施設などを御訪問されます。
 4ページをお開き願います。平成20年度戦略的政策展開の知事方針についてであります。
 本県の目的指向型行政運営における方針管理の手法として、知事より明示された戦略展開テーマに基づき、来年度以降、戦略的に取り組む施策を企画立案し、重点的に取り組むこととしております。
 本年度の戦略的政策展開は、2にありますねらいに基づいて、3に記載した2つのテーマを設定しました。
 1つ目が、社会経済全体の生産性向上策であり、社会経済全体の生産性向上に通じる具体的な施策を考えるものであります。
 2つ目が、空港活用策(開港効果の最大化)で、空港利用そのものの拡大から、地域社会経済への波及効果の拡大まで開港効果の最大化の方策について幅広く企画提案するものであります。
 現在各部局において、政策化に向けた検討と取りまとめを進めているところであり、今後、平成21年度の予算編成や組織定数に反映させるよう、取り組みを進めてまいります。
 5ページをお願いをいたします。富士山静岡空港周辺への多目的産業展示施設の立地に向けた取り組みについてであります。
 富士山静岡空港の開港効果を最大限に生かし産業振興や地域振興、空港の利用促進を図るため、見本市や展示会等が開催可能な多目的産業展示施設の立地実現に向け、島田市と協働して取り組むことといたしました。
 施設の立地候補地としては、交通利便性が高く、比較的大規模な市有地の存在、周辺施設との連携・相乗効果の発揮等の観点から、島田市金谷の旧金谷中学校跡地を中心とする地区が適地であると判断いたしましたが、今後、周辺民地を含めた敷地拡大の可能性を検討するとともに、施設の整備運営手法等についてもさらに検討が必要なため、引き続き県と市が協力して協議調整を進め、実現に努めていきたいと考えております。
 6ページをお開きください。国土形成計画の策定状況についてであります。
 今後おおむね10年間における国土づくりの方向性を示す国土形成計画の全国計画が去る7月4日、閣議決定されました。この計画は、新しい国土像として、多様な広域ブロックが自立的に発展する国土を構築するとともに、美しく暮らしやすい国土の形成を図ることを基本的な方針としており、全国8ブロックごとに関係機関により組織された協議会において、広域地方計画の策定に向けた議論が始まっております。
 本県は、中部圏とともに首都圏の隣接県として、両圏域の広域地方計画協議会に参加しており、10月3日に開催された第1回中部圏広域地方計画協議会では、中部圏の目指す姿を踏まえ、交流・連携、活力、環境、暮らし、安全・安心の5つの持続的発展に向けた戦略等の内容を示した中部圏広域地方計画の中間整理案が協議されました。
 また、首都圏については、10月24日に第1回広域地方計画協議会が開催される予定となっております。
 国では、21年度での広域地方計画の決定を目指し、今後、それぞれ数回の協議会が開催されることとなっており、本県としては、将来の発展につながる提案を積極的に行ってまいりたいと考えております。
 7ページをごらんください。しずおか次世代育成プランの実施状況についてであります。
 本県では、平成17年4月に策定したしずおか次世代育成プランにおいて、43の目標指標を掲げ、少子化対策の推進に取り組んでいるところです。平成19年度の実績数値は、8ページから10ページの別表に記載のとおりであり、全体としては、目標達成に向け、おおむね順調に進んでおりますが、待機児童の解消や主な道路のバリアフリー化率など、一層の取り組みや働きかけが必要な項目もあります。
 今後、県のホームページなどでプランの実施状況を公表するとともに、課題に対し適切な対応を図り、プランに掲げる施策、事業の着実な推進に努めてまいります。
 11ページをお開き願います。富士山静岡空港のアクセス確保に向けた取り組み状況についてであります。
 去る9月19日に開催した第2回富士山静岡空港アクセス協議会において、交通事業者や観光関係者から空港アクセスの確保に向けた現時点での取り組み状況について報告がありました。
 公共交通によるアクセスについては、2の(1)に記載のとおり、バス事業者から空港に近接する島田駅及び掛川駅、拠点性の高い静岡駅及び浜松西インターチェンジとのバス路線の開設が表明されました。
 また、観光エリアとのアクセスについては、各地区の観光協議会が中心となって検討した結果、(2)に記載のとおり、伊豆エリアにおいては新たに空港と土肥港を直結するルートを開設するなど、それぞれの地域の誘客に係る取り組みが報告されました。
 さらに、(3)に記載のとおり、タクシーについては、地元支部が構内乗り入れを行うほか、レンタカーについては、協会が参入事業者の取りまとめを行っているところであります。
 今後は、来年3月の開港に向け、さらに関係者と協議を行い、より利便性の高いアクセスの確保に努めてまいります。
 12ページをお開き願います。天竜浜名湖鉄道地域公共交通総合連携計画の策定についてであります。
 県、浜松市など沿線の5市1町、天竜浜名湖鉄道株式会社で構成する法定協議会「天竜浜名湖線市町会議」において、天竜浜名湖鉄道地域公共交通総合連携計画を策定するとともに、この連携計画に基づき、国に対し地域公共交通活性化再生・総合事業の申請を行った結果、去る9月30日に認定されたところであります。今後は国の補助を得て、鉄道、沿線市町、沿線住民、県等が協力し、シャトル運行の導入や利用促進事業などを実施することにより、将来にわたって、地域から親しまれる天竜浜名湖鉄道の実現に努めてまいります。
 なお、添付資料としてお手元に連携計画策定調査報告書の概要版を用意いたしましたので、ごらんいただきたいと思います。
 次に、浜松モザイカルチャー世界博2009――最後にチラシをつけておりますけれども、これでございます――ごらんいただきたいと思います。モザイカルチャーとは、花と緑を使った園芸芸術で、その色合いや特性を生かしながら、モザイク状、幾何学状に配置し、形をつくり上げていくものであります。この世界博は、3年ごとに開催されますが、過去3回は外国で行われており、今回浜松市が初めて日本へ誘致し、浜松フラワーパークを主な会場として、人と自然のシンフォニーをテーマに来年9月から2カ月間開催されます。
 県としては、浜名湖花博を浜松市とともに成功させた経緯からも、県の作品を出展するなど、積極的に支援していきたいと考えております。
 以上で、私からの説明を終わりますが、よろしく御審議のほど、お願いをいたします。

○岩ア広報局長
 引き続きまして、広報局が所管する主要事業の概要についてご説明申し上げます。
 資料の13ページをごらんください。重点広報テーマに関する広報局の取り組みについてであります。
 重点広報テーマの1つである富士山静岡空港広報計画については、空港の利活用の関心を高めるとともに、就航先の決定や旅行商品の販売、さらにはPRイベントなどの開催時期に合わせて、空港利用促進の広報を実施してまいります。
 主な取り組みとして、県内向けには、県民だよりや定時テレビ広報番組等の既存媒体を積極的に利用するとともに、県内の民放テレビが行う就航先紹介企画への支援などを実施してまいります。
 また、国内就航先向けには、テレビCM、新聞広告、交通広告等による広報を中心に就航先地元自治体の行政広報紙への広告掲載や県外向け静岡県紹介ラジオ番組などでの広報などを実施してまいります。
 さらに、海外向けには、韓国・中国向けホームページでの広報や海外メディアの静岡県紹介企画への支援などを実施してまいります。
 次に、テレビ、ラジオを活用したスポットCMについては、現在東海地震に備え、家庭内備蓄の推進をテーマに制作中であり、県民一人一人に東海地震発生後の生活を維持するために最低限の家庭内備蓄を呼びかける内容で、地域防災の日に合わせて、11月24日から放送する予定であります。
 次に、資料の14ページをお開きください。県民の日事業についてであります。
 今年度は、静岡県誕生132年目、県民の日制定12年目に当たり、県下各地で市町や民間団体の御協力により、457の事業が実施されました。
 まず、中央イベントとしましては、8月21日に県議会本会議場で中学生74名の参加を得て、「かなえよう私の夢、開こう静岡の未来」をテーマとしたこども県議会を開催し、こども議員の代表9名が地球温暖化防止への取り組みや障害のある方に優しい社会づくりなどをテーマに質問に立ちましたが、これらの質問に対して、知事及び担当部長がわかりやすく御答弁申し上げました。当日は御多忙にもかかわらず、県議会議長を初め県議会議員の皆様にも御参加いただきましたことをこの場をおかりしてお礼申し上げます。ありがとうございました。
 また、8月18日から27日に県庁別館21階展望ロビーにおいて現在の静岡県が誕生した1876年からの主な出来事を歴代知事の肖像写真とともにパネル展示した静岡県歴史パネル展を開催いたしました。
 さらに、県内各地でその他県機関実施事業144事業、市町・民間団体実施事業311事業の多彩なイベントを展開したところであります。
 最後に、添付資料として今回お配りしましたこども県民だより秋号をごらんください。秋号は、「祭りだワッショイ!の巻」として、子供たちが大好きなお祭りの特集号としました。今後も子供たちをはじめ、県民の皆様に魅力あふれる静岡県を伝えてまいりますとともに、県が取り組むべき課題につきましてもお知らせし、県と県民が一体となって行政運営に取り組むことができるよう、そのような広報に努めてまいります。
 以上で私からの説明は終わりますが、よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。

○豊岡委員長
 以上で、当局側の説明が終わりました。
 これより、企画部関係の所管事務調査を行います。質問等がありましたら発言願います。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp