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委員会会議録

質問文書

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平成22年11月産業連携推進特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:勝又 喜久男 議員
質疑・質問日:11/29/2010
会派名:平成21


○勝又委員
 小出さんに実際に聞いた中でも、SOHOしずおかにいらっしゃったときは今回、やっているような感じで始められたと思うんですけど。1つは、SOHOしずおかが、現在どのような形になっているかということです。実は、しずおか産業創造機構を県が持っていまして、小出さんがSOHOしずおかを抜けられるときに、しずおか産業創造機構へという話もあったやに聞いているんですけれども。まずはいかがでしょうか。

○小出 宗昭氏
 SOHOしずおかは、この前、新聞にも出ていましたけれども、今でも頑張っていると思います。ただ、中島屋ビルのほうが改装があるということで、場所を静岡銀行の呉服町支店の上、アゴラのビルの中に移しましてやっているんだと思うんですね。僕の後輩たちがインキュベーションマネジャーの位置で頑張っているんだというふうに思っています。

○勝又委員
 それでSOHO静岡ですけれども、後輩の方々や、もともとSOHO自体の考え方が貸し室というか、その中での創業支援という感じだったんですが、小出さんがやっているのは、ちょっとそこと違うと思うんですよ。もともとSOHOしずおかにあった中で、その辺で抜けられるときに、富士へという話があったときにちょっと聞いたのが、しずおか産業創造機構から声がかかったというような話もあったやに聞いたんですが、それは特にはなかったんでしょうか。

○小出 宗昭氏
 創造機構にという話は実際はなかったと思います。僕はとにかく自分としては、静岡銀行の取り組み。要するに現役行員を派遣して――先ほど金融機関のお話が中沢先生のほうからございましたけども――地域金融機関というのは、地域産業があって初めて自分たちの存在があるわけでございますから、何らかの形で地域産業の活性化に寄与すべきだと考えていたんです。ある面、長期間にわたって行員を派遣するというのは全国でも初めての事例であったし。現役行員として出るというのも初めての事例だったんです。それをやらせていただく中で、やっぱり銀行と一体となってやることそのものに僕は強い大きな意味を感じていました。ですから、静岡が終わったあと、すぐにあったのは、今度は浜松市が政令指定都市になったのに伴って、はままつ産業創造センターをつくるから、それにかかわれというような指示がありました。これは、異例中の異例で、出向している人間をさらに出向させる話なんですけれども、それも非常に喜んで引き受けたという次第だったんです。
 富士市に来た経緯というのは、富士市は、非常にものづくりが厳しくなってしまって、何とかもう一回、再生させたい、もう一度、活性化させたいという思いの中で、中小企業支援センターをつくっていこうというのが工業振興ビジョンの中であったんですね。ただし、いろいろ見ても、箱物をつくってもうまくいってなさそうだということがいろいろ視察してみてわかったんです。どうも人だなと。そのときにたまたま僕が富士市出身だということをだれか若い職員が見つけたらしいんですよね。それでくどきに来たんですよ。
 僕は、銀行をやめてまでやる気はなかったんですけども。御存じのように、私の生まれ故郷でございますから。とにかく市の職員の皆様方は尋常じゃない形でくどきに来ていまして、それに対してこたえたと。どこかの時点で生まれ故郷にはという思いがございましたから。そうでなかったら、あえて銀行をやめてまではやらずに、銀行に属しながらやった。だから、中沢先生がおっしゃったような部分でのかかわり方をしたんだと思います。

○勝又委員
 ありがとうございます。最後に1つですけども、なぜ財団法人のしずおか産業創造機構だっていう話です。静岡県も、最近の静岡県は、堀川部長を初め非常に熱心ということで、私も確かにそうは思うんですが。実はシンクタンクとしてしずおか産業創造機構が私の目からしますと、全く機能していないんではないかと思う点があります。全くというと語弊があるかもしれませんが、この6次産業の中で一番核になっていかなきゃならないのはしずおか産業創造機構であると思われるんですが。小出さんがいかが思われるか。人の話も非常にそうだと思うんですけども、組織イコール私は人だと思うんですね。あれだけの税金が行っておりますので、そこら辺も含めて、本当に中核になって小出さんに来ていただけるような、逆にそうでなくても、どなたかが入っていただけるような組織にしていかなければならないと。まさしくきょうの話の中でそう思っているんですが、どのように見ていらっしゃるかと。

○小出 宗昭氏
 正直言って非常に答えにくい御質問でございまして、どういうふうに申し上げたらいいんでしょうね。創造機構のトップは、僕が大変お世話になりました神谷理事長ですし。神谷理事長とか、あるいは今の副理事長の皆さん方とは、活性化についていろいろ意見交換させていただいていますし。取り組みそのものは悪くはないと思っているんですね。ただ、今、委員が御指摘になったように、さらなる活性化の必要性というのは、多分、そういったのは何となく皆様方もお感じになっていると思うんです。
 その際に、仮に意見を求められるとすれば、やはりどうこたえたらいいんだというところについては、もう一度、その状態から考えてみる必要があるのかもしれませんね。ちょっと何かわからないような言い方で、先ほどの歯切れのよさと全然違って、思いっきり奥歯に物が挟まっているような言い方になっちゃって申しわけないんですけども。頑張れと言いたいというところですかね。でも、やりようはあると思うんです。

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