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委員会会議録

質問文書

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平成20年2月定例会企画空港委員会 質疑・質問
質疑・質問者:赤堀 佐代子 議員
質疑・質問日:03/12/2008
会派名:自由民主党県議団


○赤堀委員
 よろしくお願いいたします。
 私たちの国とか県とか地方ですけれども、その発展に大きく寄与しているのがエネルギーでございます。そのエネルギーでもう水力、火力と肩を並べるぐらい30%以上のエネルギーを出している原子力でございますけれども、プルサーマルではなかなか4市が同意を得られるまでに紆余曲折し、そして最終的には皆さんが周辺4市がそろって同意を得たということで県に――知事に御報告いたしました。
 国策でもあり、エネルギーの代替の進捗はなかなか進まない、本来なら危険の高いものであるので、そうでないもののほうがという気持ちはありますけれども、火力にしても水力にしても環境がこれだけ悪化しちゃった中でいきますと、やっぱり頼らざるを得ないのではないかということでこの方向を決めたことだと思います。
 プルサーマルはリサイクルするものでありますので、なお怖いという感を持つ人も多々あるようですけれども、安全をとにかく守ってもらって進める方向に打ち出した。県はそれを受けて国へ報告いたしました。
 このときに、知事は――4市で交付金についてのいろいろな議論がされてるわけですけれども、その詳しい内容も聞いていなかったんだろうと思いますけれども――配分割合を今までと変更はしないということを発言されたようでございます。ですけれども、このプルサーマルの受け入れに伴って、4市では交付金の配分の割合を巡って今も本当にさまざまな議論をされております。
 行政枠が大きくなりましたので非常に難しくなった。前の5町のようなわけにはいかない状況でございます。そんなことで、今までの交付金の制度と今度のプルサーマルの制度は交付金が違うと思います。交付金を配る立場の県としては、交付金の配分についてのしっかりとした、市民に納得がいく説明が必要であると思います。
 そこで、制度の概要と今後の交付金に向けたスケジュールの見通しをお伺いいたします。

それから統計調査についてでございます。
 私、この統計は本当に先ほどからも教育のいろんな統計、そして福祉もそうですし、また労働力の統計いろいろな統計をとられていると思いますけれども、これをさかのぼって歴史から今後どういうことを進めていったらいいかというような非常に重要な統計もあると思います。この統計の管理はどのようにされているのか。
 統計管理ということで、私は企画部かなと思ったんですけれども――今回、上川陽子担当相が公文書管理についての担当相になりました――そのことは総務部のほうだから違うんですけれども、でも、いろいろ保存していく立場としては同じだと思いますので、そのことをお聞きいたします。とった統計をどのように管理されているか。

 それから、これはただいま部長からもお話がありましたように、ボーダーを越して要望を実現してもらいたいなということで、空港部のときに開港前のイベントには心に残る本当に記念すべきことをやってくださいということの要望をいたしました。その気持ちは申し上げませんでしたのでぜひ受けとめていただきたいな、こんなふうに思います。
 それは、子供から大人まで女性も男性も、そして障害者もお金もかけないで――時間はかかると思いますけれども――やってもらいたいというのは滑走路を歩くこと。2,500メートルを歩くということは非常に長いかもしれない、ゆっくりな人は1時間ちょっとかかるかもしれない。でも、もしそれができるなら、子供たちが大きくなったときに、この空港が開港するときにはその前にここを歩いたんだよって、ずっと語り継がれるのではないかなと思いまして……。お金はかかりません。ですから、部長のさっきのボーダーを越して要望をしておきたいと思います。よろしくお願いいたします。以上です。

○伊熊総括企画監(企画調整担当)
 最初にお尋ねいただきました、プルサーマルにかかる交付金の制度の概要と今後のスケジュールという点でございます。
 この核燃料リサイクル交付金になりますが、プルサーマルの実施受け入れに同意した都道府県に交付される交付金でございます。その交付を受けるためにはこの交付金を活用して行う発電所周辺地域の地域振興事業について、県が地域振興計画をまとめましてその計画を国に提出することが前提でございます。
 そして、この地域振興計画が経済産業大臣に認められた場合にはMOX燃料――これはウランとプルトニウムを酸化物として混合した燃料でございます――このMOX燃料の使用開始年度までに10億円、その翌年度から5カ年間に50億円、トータルで60億円を交付限度額とした交付金が国から県に交付される制度となっております。
 今後のスケジュールでございますが、地元の4市と調整をとりながら平成20年度中に地域振興計画を作成いたしまして平成21年度から事業が実施できるように準備を進めていきたいと思っておりますので、いろいろな御協力をぜひお願いいたします。よろしくお願いいたします。

○大石統計利用室長
 統計情報の保管管理についてお答えいたします。
 統計情報自体が県民なり企業からの協力によって調査したものですので、法律とか条例で定めたものは公表が義務づけられております。そればかりでなく、いろいろな統計を保管管理していくというのが私たちの役割、使命で、それを提供するということが必要だというふうに考えております。
 そのため、県では県民サービスセンター――東館2階でございますけど――ここに統計利用室の職員2名をそこに配置しまして、統計情報ですね、統計資料、現在、約1万4500冊をそこに保管し、それの閲覧、提供、相談に乗っております。そのほか、県立中央図書館にも同じものをつくって保管していただいております。また、国立国会図書館でも行っております。
 これらの統計情報についてはインターネットでどんな統計書が入っているかということを検索できるようにしております。

○岩ア企画部理事(政策調整担当)
 赤堀委員からいただいた御提言でございますけれども、企画部が需要創造を担っていきます。
 これ、需要創造はただ単にいわゆるエージェントを通じて旅行者を送り込むというだけではなくて、やはり各種のイベントと相当密接にかかわり合わないと、いわゆる北海道からお客を呼ぶ、九州からお客を呼ぶ、沖縄からお客を呼ぶ、韓国からお客を呼ぶ。これはやはりイベントと、あと会議、メッセはかなり大きな誘客要因だというふうに認識しておりまして、これとの連携を企画部としては来年度1年間ですね、どの程度取り組めるのか、これやはりひとつ、いわゆる搭乗者を伸ばす大きなファクターであるというふうに認識しておりますので、赤堀委員からいただいた御提言、いわゆる飛行場を使ったイベントにつきましても、開港前でありますけれども誘客につきましてはかなりのPR効果を呼ぶイベントだというふうに私ども受けとめましたので、そうした年間の行事の中で空港部とまたいろいろ知恵を絞りながら取り組んでまいりたいというふうに考えております。よろしくお願いします。

○赤堀委員
 ありがとうございました。
 プルサーマルですけれども、MOX燃料からということで、本当に地元3市、1市は半分もらうものですから、ですから残りの3市が本当に均等に配分できるようなことができないのか。今度の制度はこれまでとは違うものですから、そういうことでいろんなスタートになると思うんです。
 今までの1基、2基、3基、4基、5基の原発をつくるときのものとは、今度はプルサーマルに対しての交付金ですから、その辺をよく検討いたしていただきたい。どの時分までに各市へこういうふうに動かせないなら動かせないんだよという、理解ができるような説明をしていただきたいのですけれども、それはいつごろまでにやっていただけるのか。

 それから、統計の関係ですけれども、県立中央図書館とか、国立図書館とか、あるいは県民サービスセンターで保存しているということで、その内容にもよると思いますけれども、どれぐらいの期間保存するのか、それを聞かせてください。以上です。

○伊熊総括企画監(企画調整担当)
 プルサーマルの配分の関係でございますが、これにつきましては、地元の御意見として共通したものがいただければその意見につきまして公表していきたいと思ってございます。
 時期的にいつかという点につきましては、現時点では申し上げられませんが、早急に皆様方の意見を取りまとめしていただければ、我々としてはその意見を公表していきたいということで考えてございます。以上でございます。

○大石統計利用室長
 保存期間でございますけれど、集められたものはすべて保管しております。途中中間報告的なものは除いて、毎年決まって保管すべきということで、サービスセンターについてはそんなに古くないもので――ちょっと私のほうではっきりしませんけれど――サービスセンターができてからのものは保管してあります。
 中央図書館については明治時代のものまであると、検索するとそういう形で出て、すべてがそろっているかどうかはちょっとわかりませんけれど、そういうものまであります。

○赤堀委員
 ありがとうございました。わかりました。
 それから最後に、先ほど岩ア理事ありがとうございました。大変前向きな考えでいてくださることに感謝を申し上げます。
 ありがとうございました。以上です。

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