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委員会会議録

委員会補足文書

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平成26年2月定例会企画文化観光委員会
総合計画の次期基本計画案の説明 【 当局側説明 】 発言日: 02/24/2014 会派名:


○吉林知事戦略監兼企画広報部長
 おはようございます。
 それでは、御説明を申し上げます。
 昨年来、策定作業を進めてまいりました総合計画の次期基本計画につきましては、去る12月2日に全員協議会で概要を御説明をいたしまして、常任委員会で御議論いただいた後、パブリックコメントを実施いたしますとともに、総合計画審議会でさらなる審議をいただきまして、最終案を取りまとめたところであります。今定例会の常任委員会におきまして集中審査等をいただいた上で、年度内に成案を得てまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。
 それでは、お手元の資料1の1ページをお開きください。
 まず、計画の位置づけについてであります。
 次期基本計画は、おおむね10年後の目指す姿を描く基本構想を実現するための後期アクションプランとして位置づけまして、平成26年度から平成29年度までの今後4年間の計画を策定してまいります。
 7ページをお開きください。
 次に、第1章計画の基本方針についてであります。計画の基本理念は、「富国有徳の理想郷“ふじのくに”づくり」〜ポスト東京時代の日本の理想郷を創る〜であります。
 8ページをお開きください。
 計画の理念を具現化するための方向性といたしまして、全てに優先される「命」を守る危機管理体制の充実を初め、徳のある人材の育成、豊かさの実現、自立の実現に取り組んでまいります。この4つの大きな枠組みのもとに、県民の生活領域や県施策の担い手である行政組織を考慮し、第3章“ふじのくに”づくりの戦略体系に記載のとおり、9つの戦略を構成しております。
 11ページをお開きください。
 3取組の視点は、全ての施策や取り組みに共通して求められる視点や姿勢を示すものでございます。12月県議会定例会での質問答弁等を踏まえまして、富士山から導き出される多様な価値に立脚した地域づくりの考え方を新たに位置づけております。さらに、計画を推進する上で重要となります多様な主体の連携と協働の視点を新たに追加いたしますとともに、イノベーション――いわゆる新結合――による新たな価値の創造については、県民の皆様によりわかりやすい説明文に改めるなど、所要の修正を行ったところであります。
 12ページをお開きください。
 第2章“ふじのくに”づくりの総仕上げに向けた重点取組についてであります。あらゆる可能性を考慮した最大クラスの地震の被害想定を踏まえた、1大規模地震への万全の備えを初め、被災後の復興を先取りする事前の復興の考え方に基づく、2「内陸のフロンティア」を拓く取組、本県の人口減少への歯どめをかける、3人口減少社会への挑戦など8項目を重点取り組みとして位置づけ、部局横断的に全庁を挙げて取り組んでまいります。なお、今後の人口減少社会を見据えた総合的な対策を推進していく視点を追記するなど、12月県議会定例会での質問答弁等を踏まえまして、所要の修正を行ったところであります。
 15ページをお開きください。
 第3章“ふじのくに”づくりの戦略体系についてであります。県民幸福度の最大化を目指し、「命」を守る危機管理を初めとする9つの戦略の目的と理想とする姿にふさわしい目標を掲げております。12月定例会常任委員会での審査を踏まえまして、県民の皆様にわかりやすい記載となるよう、数値目標の出典や現状値を明示したほか、目標水準の見直しを行うなど、所要の修正を行ったところであります。
 21ページをお開きください。
 次に、第4章戦略ごとの具体的取組のうち、企画広報部が担う主な取り組みについて御説明をいたします。なお、計画案の所管部局につきましては、資料1の冒頭にあります関係委員会等一覧表のとおりとなっておりますので、御参照くださいますようお願いいたします。
 70ページをお開きください。
 2−1「有徳の人」づくりの4生涯学習を支える社会づくりのうち、(1)生涯にわたり学び続ける環境づくりについてであります。
 71ページをごらんください。
 中段に記載の「ふじのくに地球環境史ミュージアム(仮称)」の整備・充実についてであります。自然史を基本に、環境史に広がる分野を研究領域とする新しい博物館を旧静岡南高等学校跡地に整備し、多様な研究機関等との交流連携を図り、ふじのくにの地域学の創造と知の拠点づくりを推進してまいります。
 89ページをお開きください。
 2−2「憧れ」を呼ぶ“ふじのくに”づくりの3多文化共生と地域外交の推進についてであります。(1)多文化共生社会の形成では、外国語ボランティアバンク登録者数を1,250人とすることなどを目標に掲げ、誰もが安心して活躍できる多文化共生の地域づくりに向けた施策を展開してまいります。
 主な取り組みとして、多文化共生意識の定着を図るための各国の文化、生活習慣等をまとめた多文化共生手引書の作成、活用促進や、外国人県民のコミュニケーション支援を進めてまいります。
 90ページをお開きください。
 さらに、子供の教育環境の整備や外国人県民の雇用安定、危機管理対策への取り組み、誰もが理解し合え、快適に暮らせる地域づくりなどの施策を推進してまいります。
 91ページをごらんください。
 (2)地域外交の推進では、県及び県内市町の国際交流協定提携数を100件とすることを目標に掲げ、県内市町や企業、民間団体と連携をいたしまして、富士山静岡空港の就航先等の国や地域との地域間交流を展開してまいります。
 主な取り組みといたしましては、海外駐在員事務所を核といたしまして、世界文化遺産である富士山を初めとしたふじのくにの魅力発信や民間団体間のマッチング支援を進めるなど、中国、韓国、モンゴル、台湾、東南アジア、米国等との交流を促進してまいります。
 94ページをお開きください。
 (3)国際協力の推進では、青年海外協力隊累積派遣者数を1,550人とすることを目標に掲げ、国際協力、国際貢献を地域レベルで実施することにより、世界における本県の存在感を高めてまいります。
 主な取り組みとして、国際協力ボランティアへの参加促進と帰国後の再就職などによる能力発揮を支援いたしますとともに、海外技術研修員の積極的な受け入れ、青少年の相互交流を進めまして、将来の交流を担う人材を育成してまいります。
 99ページをお開きください。
 4交流を支えるネットワークの充実のうち、(3)情報通信ネットワークの充実についてであります。公共データのオープンデータ項目数500項目などを目標に掲げ、ICTの利活用を推進してまいります。
 主な取り組みとして、行政手続のオンライン化などにより電子自治体化を推進いたしますほか、超高速ブロードバンドなどの情報通信基盤の整備を促進し、県内の情報格差を是正してまいります。
 113ページをお開きください。
 6多様な交流の拡大と深化のうち、(2)学住一体のまちづくりについてであります。学生を初めとした若者の学びや交流・社会活動などによるにぎわいが増えていると思う県民の割合を30%とすることを目標に掲げ、若者が集いにぎわうまちづくりを進めてまいります。
 主な取り組みとして、東静岡地区における、交流の核となる拠点機能の検討を進めますとともに、大学間及び大学、地域間の連携を促進してまいります。
 169ページをお開きください。
 次に、3−2「和」を尊重する暮らしの形成の4エネルギーの地産地消の推進についてであります。県内の太陽光発電の導入量を100万キロワットとすることなどを目標に掲げ、従来の一極集中型から小規模分散型のエネルギー体系への転換によるエネルギーの地産地消を推進してまいります。
 170ページをお開きください。
 主な取り組みとして、太陽光発電を初めとする再生可能エネルギー等の導入を促進してまいります。さらに、下段に記載のとおり、電気自動車等の次世代自動車の普及促進など、効率的なエネルギー利用を推進してまいります。
 257ページをお開きください。
 4−3地域主権を拓く「行政経営」の、1透明性と県民参加による行政運営についてであります。県政に関心がある県民の割合を70%、県に意見要望等がある人のうち、伝えた人の割合を25%とすることなどを目標に掲げ、県民の皆様の県政に対する理解を促進するとともに、県政への参加を促すことにより、開かれた県政を推進してまいります。
 主な取り組みといたしましては、ホームページや県民だよりなど、各種媒体の特性を生かしながら、効果的でわかりやすい情報を積極的に提供してまいります。また、知事広聴やタウンミーティングなど、県民と意見交換を行う機会を拡充いたしますとともに、県政世論調査等の調査広聴によりまして、県民の声や現場の声などの的確な把握に努めてまいります。
 270ページをお開きください。
 第5章地域づくりの基本方向であります。1基本的考え方の1つ目は、(1)“ポスト東京時代の日本の理想郷”を支える特色ある地域圏の形成とし、これまでの地域圏形成の視点に加えまして、東日本大震災の発生や第4次地震被害想定を踏まえまして、安全・安心で魅力ある地域圏の形成を追加いたしました。全国的、世界レベルの特色ある魅力を備えた地域圏の形成を進めてまいります。
 271ページをごらんください。
 考え方の2つ目は、(2)多様な主体の参加と協働による“ふじのくに”の地域づくりといたしまして、地域住民、NPO、企業等の多様な主体の参加と協働により、開かれた地域づくりを促進してまいります。
 272ページをお開きください。
 2地域圏についてであります。(1)地域区分の考え方は、政令指定都市並みの人口規模を目安といたしまして、現総合計画と同じ5地域といたしました。(2)地域区分に記載のとおり、圏域はさまざまな機能に応じて重層的に存在し、さらに社会経済情勢等によりまして変動していくことが見込まれますことから、地域区分は厳密に区切られるものと捉えることはせず、柔軟に対応してまいります。
 273ページをごらんください。
 3地域圏の目標についてであります。5つの地域圏ごとに目標と目標の実現に資する主な施策を掲げております。
 @伊豆半島地域は、世界レベルの魅力あふれる自然を生かした観光交流圏を目標に掲げまして、世界的な観光交流機能の強化や、都市と農山漁村の一体的な地域づくりを進め、住む人にも訪れる人にも快適で魅力的な地域を創造してまいります。
 275ページをお開きください。
 次に、A東部地域についてであります。日本の国土のシンボル富士山を世界との交流舞台とした健康交流都市圏を目標に掲げ、富士山を生かした交流拡大や、医療健康関連産業の集積などを進め、世界との交流舞台となる魅力的な拠点地域を創造してまいります。
 278ページをお開きください。
 次に、B中部地域についてであります。日本の理想郷“ふじのくに”の県都にふさわしい中枢都市圏を目標に掲げ、商業、コンベンションを初めとする高次都市機能の集積などを進め、本県の中枢機能を担う拠点地域を創造してまいります。
 281ページをお開きください。
 次に、C志太榛原・中東遠地域についてであります。“ふじのくに”の空の玄関口にふさわしい水と緑(食・茶・花)に彩られた美しい品格のある交流都市圏を目標に掲げ、富士山静岡空港を初めとする交通ネットワークを活用した特色ある産業集積などを進め、自然空間と都市空間が調和する地域を創造してまいります。
 284ページをお開きください。
 次に、D西部地域についてであります。世界トップクラスの技術と多彩な文化で最先端をいく躍進都市圏を目標に掲げ、高次都市機能の充実や新成長産業の創出を進めるなど、三遠南信地域の中核都市にふさわしい拠点地域を創造してまいります。
 なお、12月の全員協議会で御説明後の企画広報部関係の主な修正点につきましては、別添の資料2総合計画後期アクションプラン(仮称)の修正(全員協議会後)の1ページ、社会経済情勢の変化から5ページの第3章“ふじのくに”づくりの戦略体系まで、それから13ページ下段の「ふじのくに地球環境史ミュージアム(仮称)」の整備・充実、17ページから20ページの多文化共生と地域外交の推進、44ページから46ページの第5章地域づくりの基本方向に記載のとおりでありますので御参照くださるようお願いいたします。1ページから5ページ、13ページの下段、17ページから20ページ、44ページから46ページでございます。
 私からの説明は以上でございます。御審査のほど、よろしくお願い申し上げます。

○宮沢委員長
 以上で、当局側の説明が終わりました。
 これより質問等に入ります。
 それでは、発言願います。

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