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委員会会議録

委員会補足文書

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平成27年9月定例会企画くらし環境委員会
議案説明及び所管事項等の報告 【 当局側説明 】 発言日: 10/06/2015 会派名:


○池谷くらし・環境部長
 おはようございます。くらし・環境部長の池谷でございます。どうかよろしくお願いいたします。
 それでは、今議会に提出しております、くらし・環境部関係の議案及び所管事項につきまして、議案、議案説明書及び委員会説明資料等に従って御説明を申し上げます。
 初めに、議案関係についてでございます。
 今回提出しております案件は、予算議案1件及び別号議案2件の計3件であります。
 委員会説明資料の1ページをお開きください。
 第113号議案「平成27年度静岡県一般会計補正予算」のうちくらし・環境部関係は、1500万円であり、今年度予算の累計額は、79億9871万3000円となります。
 補正事業の詳細は下段の表及び2、3ページの事業概要等の説明のとおりであります。
 なお、議案及び議案説明書の該当ページは、記載のとおりでございます。
 続きまして、4ページをお開きください。
 第135号議案「県営住宅明渡し等請求事件の提訴について」は、県営住宅家賃の長期滞納者及び不法占有者に対して、住宅の明け渡し等の訴えを提起することについて、議決を求めるものであります。
 続きまして、5ページをごらんください。
 第136号議案「県営住宅家賃の支払いに関する和解について」は、県営住宅家賃の支払いに関し、長期滞納者と和解することなどについて、議決を求めるものであります。
 引き続きまして、所管事項について主要なものを御説明いたします。
 恐れ入りますが、6ページをお開きください。
 移住・定住の促進についてであります。
 “ふじのくにに住みかえる”静岡県移住相談センターは、本年4月に東京都内に開設して以来、8月までの5カ月間に、延べ206件の相談に応じたところでございます。
 また、市や町などの担当者が出張して移住相談に応じる市町ウィークや、7ページのほうにございますが、複数の市や町などが連携して、その地域を紹介するふじのくにに住みかえるセミナーを開催するなど、活動センターを拠点とした相談対応や情報発信に努めております。
 続きまして、下段のよく来た伊豆!!移住定住ふれあいの場創生事業は、国の地方創生先行型交付金を活用するもので、空き家等の改修によりお試し移住体験や現地ツアーの受け入れなどを地元市町や地域団体と連携して行うこととし、今議会の補正予算案件に計上しております。
 続きまして、8ページをお開きください。
 賀茂地域における消費生活センター共同設置に向けた取り組みについてであります。
 賀茂地域の6市町及び県による消費生活センターの共同設置が合意されましたことから、平成28年4月の開設に向け、センターの設置、運営等について関係部局と連携し、6市町との準備を進めてまいります。
 9ページをごらんください。
 UD――ユニバーサルデザインに関する情報発信の取り組みについてであります。
 学生の視点による身近なUD情報の取材やフェイスブックによる発信、企業による楽しい魅力的な付加価値を持つ先進的な技術や製品を発表するイベントの開催など、引き続きUDの普及に努めてまいります。
 続きまして、10ページをお開きください。
 子どもの体験型防犯講座の実施状況についてでございます。
 平成27年度から3カ年で、県内全ての小学校において体験型防犯講座を開催できる体制を目指し、講座の開催と、それによる講師の人材の養成を行っております。
 本年度は県下90校で開催をする予定でございますが、1学期中に51校で実施するなど取り組みは順調に進んでおります。
 続きまして、11ページをごらんください。
 女性活躍推進の取り組みについてであります。
 女性活躍推進法が本年8月28日に成立をいたしました。第2回目となるふじのくにさくや姫サミット2015の開催など、さまざまな取り組みを講じて、女性の力が最大限発揮される静岡県づくりに取り組んでまいります。
 続きまして、12ページをお開きください。
 豊かな暮らし空間創生事業についてでございます。
 先導的なプロジェクトである民間主体の島田市内のしまだあさひガーデンプレイス、また小山町が主体のクルドサック16は分譲を開始し、31区画のうち約半数が契約見込みとなっております。
 また、三島市や沼津市において、プロジェクトが動き始めておりますので、その実現に努めてまいります。
 13ページをごらんください。
 空き家等対策についてでございます。
 本年5月26日の空家等対策の推進に関する特別措置法の全部施行を受け、空き家等の実態把握や、空き家等対策計画の策定を市町に対して働きかけるとともに、特定空き家等の対策や空き家の活用方策の検討、相談体制の整備など官民が一体となって取り組んでまいります。
 14ページをお開きください。
 静岡県耐震改修促進計画の推進についてであります。
 住宅・建築物の耐震化率の目標は90%に対しまして、多数の者が利用する建築物の耐震化率は88.9%、また住宅の耐震化率は82.4%と目標達成は非常に厳しい状況にございますが、1軒でも多くの住宅の耐震化が実現できるよう、市町とともに戸別訪問を強化してまいります。
 また、本年12月までの耐震診断結果の報告が義務化されました大規模建築物につきましては、全ての対象建築物で耐震診断が完了、または着手をされております。
 なお、結果の公表につきましては、所有者の意向を十分踏まえ、国、市町などとも情報交換を密にして対応してまいります。
 16ページをお開きください。
 温室効果ガス排出削減計画書制度の見直しについてであります。
 改定版ふじのくに地球温暖化対策実行計画における温室効果ガス排出削減目標の達成に向けて、削減計画書の提出対象範囲の見直しや表彰制度の拡充などにより、制度の実効性を高めるための見直しに取り組んでまいります。
 17ページをごらんください。
 ニホンジカ対策についてであります。
 下段の(2)の表にございますように、昨年度は、伊豆地域の捕獲目標7,500頭に対して8,562頭、富士地域の捕獲目標4,100頭に対しまして4,721頭と、それぞれ目標を上回る頭数を捕獲をいたしました。
 本年度は、さらに目標頭数をそれぞれ7,700頭、4,600頭に拡大し取り組んでおります。
 また、捕獲の担い手育成のための研修につきましては、県内3カ所程度において順次実施をしてまいります。
 18ページをお開きください。
 海岸漂着物等対策事業費助成についてでございます。
 海岸漂着物処理推進法に基づき静岡県海岸漂着物対策地域計画を策定したところでございます。
 本計画に基づき、台風などで漂着した流木等の回収処理や、海岸や川へのごみのポイ捨て防止の啓発事業等を実施する市町への助成を行っております。
 19ページでございます。
 静岡県環境影響評価条例の一部改正についてでございます。
 環境影響評価法において放射性物質による環境への影響を評価対象とすることとされたことを受け、条例の関係条項の改正を行うとともに、内容の一部見直しを行うこととしております。
 今後、パブリックコメントの意見などを踏まえ、12月定例会に条例の一部改正案を提出する予定でございます。
 20ページをお開きください。
 清水天然ガス発電所――仮称でございますけれども――建設計画に係る環境影響評価手続についてであります。
 8月24日に、事業者から建設計画に係る方法書が提出されましたことから、静岡市長に意見を求めるとともに、県環境影響評価審査会での審議を経て知事意見を述べてまいります。
 21ページをごらんください。
 地下水管理のあり方検討についてでございます。
 平成25年度から27年度にかけて県内全域で地下水賦存量調査を実施し、その結果に基づいて関係市町や地下水採取事業者等と地下水管理のあり方について検討を進め、地下水の利用と保全の両立を可能とする地下水管理体制を構築してまいります。
 以上が、議案及び所管事項につきましての御説明でございます。
 次に、人口減少を克服する地方創生の取り組みについてであります。
 前段の取りまとめにつきましては、企画広報部が担当となりますが、委員会審議は、先攻する当部のほうから説明をするということで指示がございましたので、概要について、まず御説明をいたします。
 総合戦略等の素案につきましては、さきの6月県議会定例会で御審議をいただき、7月13日には県議会各会派の皆様から115項目に及ぶ大変貴重な御提言をいただきました。
 また、8月3日に開催した美しい“ふじのくに”まち・ひと・しごと創生県民会議や、5つの圏域ごとの地域会議、パブリックコメントを通じて御意見をいただき、お手元に配付の資料のとおり、取りまとめをしたところでございます。
 今回、改めて御審議いただき、実効性を一層高め、10月中に成案を得てまいりたいと考えております。
 初めに、長期人口ビジョン案についてでございます。
黄色のファイルをお開きいただき、A3判の長期人口ビジョン案の概要をごらんください。
 長期人口ビジョンにつきましては、6月県議会定例会で御審議いただいた素案から統計数値を最新データに置きかえたことなどが主な修正であり、基本的には大きな変更はございません。
 人口の将来展望として、さまざまな効果的な対策を講じ、2020年に合計特殊出生率を2.07に回復させ、同時に社会移動の均衡を達成することにより、長期的には2090年以降290万人程度の安定した人口水準が維持されるとの展望をお示しいたしました。
 次に、総合戦略案についてでございます。
 恐れ入ります、緑のファイルでございますけれども、所管部局につきましてはお手元の緑のファイルの冒頭に一覧でまとめてございます。
 その後、A3版の資料で6枚がございまして、その後に本冊がございます。
 本冊のほうの6ページをごらんいただければと思います。
 Vの推進体制等のうち2のPDCAサイクルの確立についてであります。
 さまざまな県民ニーズの的確な把握に努めまして、施策の改善に反映していく旨を明示いたしました。毎年度の外部評価を徹底し、継続的な改善を図ってまいります。
 続きまして、14ページをお開きください。
 戦略の1命を守り、日本一安全・安心な県土を築くに掲げる成果指標の達成に向けまして、重要なポイントとなる重要業績評価指標――KPI及び主な施策との関連性等の見える化等を図るために、戦略の概要を一覧にして明示いたしました。また、各戦略の冒頭に同様の表記をしたところでございます。
 続きまして、ちょっと飛びます、159ページをお開きください。
 Y地域づくりの方向性につきましては、冒頭に、県下に5つの地域圏を設定する考え方、また地域圏における地方創生の基本方針や、取り組みの視点、推進体制を明示したところでございます。
 以上が、全体を通じた素案からの主な修正事項でございます。
 次に、くらし・環境部の主要な取り組みについて、各会派の皆様からの御提案をいただいた内容、あるいは6月にお配りした素案からの変更点を中心に御説明をいたします。
 16ページをお開きください。
 1の戦略――命を守り、日本一安全・安心な県土を築くのうち、1−1安全・安心な地域づくりの(1)防災先進県としての国土強靱化の推進についてでございます。
 ア地震・津波対策アクションプログラム2013の推進を図るため、目標に多数の者が利用する大規模な建築物の耐震化率94%を掲げ、可能な限り前倒しで目標達成を目指すとともに、住宅や建築物の倒壊被害の防止に取り組んでまいります。
 続きまして、20ページをお開きください。
 下段に記載のとおり、女性を対象とした防災講座の実施や、男女共同参画の視点からのネットワークの推進を位置づけるなど、地域防災力の強化に取り組んでまいります。
 続きまして、64ページをお開きください。
 3の戦略、“ふじのくに”ならではの魅力あるくらしを提供し、新しい人の流れをつくるの、3−1の(1)移住・定住の促進についてでございます。
 目標の住宅及び住環境に対して満足している人の割合を77%から80%に、豊かな暮らし空間の実現に取り組む市町数を18市町から35市町に見直しをいたしました。
 続いて、66ページでございます。
 就業・生活環境の充実の目標、空き家バンクの設置等、空き家の活用に取り組む市町の数35市町等を掲げ、空き家の活用と耐震性、耐久性の向上を図るなど、空き家の流通促進に取り組んでまいります。
 67ページでございますが、ウ移住者の希望に添った受け入れ体制の整備で、目標に県及び市町の移住相談窓口等を利用した県外からの移住者数累計1,000人を掲げ、雇用や住まいに関する提案機能を強化してまいります。
 また、次の68ページでございますが、多彩なライフスタイルを送ることが可能という本県の強みを生かした情報発信や、農業希望者向けの相談会の開催など就農支援との連携により、移住希望者の相談に幅広く対応し、都市部から中山間地まで本県全域への移住・定住を促進してまいります。
 110ページをごらんください。
 4の戦略、若い世代の結婚、出産、子育ての希望をかなえるの4−1社会総がかりでの次世代育成の促進に向けた(1)次世代育成に向けた意識改革についてでございます。
 ア企業における意識改革で、男女共同参画社会づくり宣言の普及と実践支援により、ワーク・ライフ・バランスの普及促進等に取り組んでまいります。
 私からの説明は以上でございます。御審議のほど、どうかよろしくお願いいたします。

○増田委員長
 以上で、当局側の説明が終わりました。
 これより、質疑等に入ります。
 なお、所管事務調査もあわせて行います。
 では、発言願います。

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