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委員会会議録

質問文書

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平成21年10月新型インフルエンザ対策特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:野澤 洋 議員
質疑・質問日:10/27/2009
会派名:平成21


○野澤(洋)委員
基礎疾患ということで、先ほどもちょっと、糖尿病とかぜんそく等の人がかかりやすいと。この辺については、何となくわかりますけれども、もう少し専門的に教えていただきたいというのが1点と、あと、例えば感染して、発熱があって、新型だというのがわかれば別にいいんですが、その発熱する前に、例えば生ものを扱っている御商売ですね。例えば、料理屋さんだとか、あるいは屠殺場なんかでもそうだと思うんですが、そういう、いわゆる危機体制というのは、何か考えられているのかどうなのか。

○大槻公一氏
 非常に難しい御質問だと思います。
 1番目の基礎疾患ということですが、今、何らかの病気を抱えているということは、そのような方々は、通常のウイルス感染に対する抵抗力を持っていないということですね。ですから、より感染しやすい状況にあるということだと思います。結局、免疫がうまく働かないということです。これは、昨日のウイルス学会でも話が出てましたけれども、今回の新型インフルエンザウイルスに感染した人が、すべて発病するわけじゃないんですね。発病してない人もかなりおられるんです。恐らく、そういう発病する機会が、こういう基礎疾患を持っている人はよりふえてしまうということだと思います。それと、もともと抵抗力がないですから、どうしても重症化して、ウイルスがよりふえてしまうということになろうかと思います。特に、ぜんそく持ちの方は、やはり呼吸器が非常に弱いわけですので、ですから今回のこういうインフルエンザという呼吸器病とピッタリ合ってしまうということになろうかと思います。それから、妊婦の方がありますよね。妊婦の方は、妊娠という、結局、自分でない、他人でもないですけれども、子供さん、自分でない非自己を自分の体の中に持っておられるわけなんですね。余り、その免疫力が、通常のように強く働いてしまうと、実は、その胎児はもう異物ですから、排除されてしまうわけなんですね。排除されないように、体の中で育てるためには、お母さんの体は免疫力を落とさないといけないわけなんですね――その子供さんを異物として認識しない程度に落とさないといけないわけです――ですから、それだけ免疫力が落ちているということになります。ウイルスに対する抵抗力も落ちているということになるんですね。ですから、やはりそういう方々は、やはり重症化する危険度が非常に高いという、そういうことにつながってくると私ども考えております。それから、高齢の方は、もともと抵抗力を失っておられるという、そういうことになってきてしまいます。

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