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委員会会議録

質問文書

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平成30年2月企画文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:相坂 摂治 議員
質疑・質問日:02/21/2018
会派名:自民改革会議


○相坂委員
 よろしくお願いいたします。
 2点だけ、一問一答方式で1つずつ伺います。
 まず、232ページに富士山世界遺産センターの来館者数目標が毎年度30万人と記載があります。オープンしてからかなり順調なペースだと伺っているんですが、もうちょっと目標設定を上げてもいいんじゃないか。総合計画の記載についての質問としてはとってもささいな質問で申しわけないんですが。目標値を上げられないんですかということが1つ目です。

○内野富士山世界遺産課長
 12月23日にオープンしてから2カ月余りですけれども、大変皆さんに御好評をいただきまして、関心も高く、きょうあすぐらいで10万人になろうかという勢いで来館者をお迎えしているところでございます。ありがとうございます。
 今、5番委員の質問にございましたが、年間目標30万人を設定している中で、上方修正する考えはないのかでございますけれども、まだ開館して2カ月余りという開館直後の効果もございまして入場者数が多くなる傾向もありますので、今後の様子を見まして、また上方修正などを検討していくことができればと考えております。

○相坂委員
 わかりました。御期待申し上げますので、頑張っていただきたいと思います。

 次に、文化力の拠点のことで伺います。
 知事直轄組織関係の審査の中で、総合計画に書かれている年次計画について、年度的なステップがわかる書き方で年次計画をきちんと定めてPDCAサイクルを回しやすいようにつくったほうがいいと9月議会から再三申し上げてきたんです。知事直轄組織も多分、各部局に年次計画をできる限り各年度の歩みがわかるように書き直ししてくださいという取り組みもしてくださったと思うんです。しかし231ページの文化力の拠点を見てみますと、年度計画そのものが書いていない。私がこれだけ再三言い続けて、しかも文化力の拠点は私の地元事業でもあり、それで年度計画が書いてないと腰が抜けるぐらいびっくりしてしまって、何とかもうちょっと入れてもらわないといけないんじゃないかという気持ちになりまして質問します。
 もちろん、今の経過はある程度わかっているんですが、年度計画には節目がどのタイミングで訪れなければ文化力の拠点の整備を今後進めていく上で効果的な進め方と言えないかとか、これまでの経過も含めて相当の日数がたっていることも含めて、ここに将来の取り組み工程表をきちんと載せていく、その節目がどんなタイミングで来るのかも含めて現時点でペーパーに落とせないんでしょうけれどもお答えいただきたいと思います。

○松浦政策監
 5番委員にお答えいたします。
 文化力の拠点の関係で御心配いただきまして、まことにありがとうございます。文化力の拠点の形成につきましては図書館を中心といたします公的施設の先行整備方針に基づきまして、ただいま作業を進めているところでございます。
 昨日の本会議で知事からも説明がございましたが、来年度は先行的に整備する施設の整備計画なども策定する予定でございます。全体工程を現時点でお示しすることができなくて大変申しわけないと思っておりますけれども、さまざまな御意見を頂戴しながら拠点の形成に向けた取り組みを着実に進めさせていただいております。全体工程につきましては、年度策定する先行施設の整備計画の中で明らかにしてまいりたいと考えております。今後ともよろしくお願いいたします。

○相坂委員
 1点だけ御注文しておきたいと思います。
 これは、また本会議でも今回取り上げたいなと思っているので余り細かい話はできないんですけれども、この文化力の拠点を整備しようという話は一度プランそのものが練り上がっていて、それで中央図書館にひび割れが入って、かつホテルやら何やらの調査をかけたところどこも引き受け手がなさそうだということで急遽見直しして図書館に移そうみたいな、まだちょっと混沌とした状態にあるのは承知していますけれども、これを繰り返し続けるのはなかなか年度計画も決まらなければ、いつ何ができるんだということにもなります。こういう事業をやっていくときには、1つのプランで突き進まずにできる限りウイングを広げながらやって、第1の矢が折れたら振り出しに戻ってではなく第2、第3のプランを同時並行的に見れる少しゆとりのある進め方をしながら、やっぱり県民に早目に県有地の効果が出る備えといいますか体制を心がけていただけたらと思います。早目に年度計画が定めされる進みぐあいを御要望しておきたいと思います。以上です。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

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