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委員会会議録

質問文書

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平成24年9月定例会企画文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:和田 篤夫 議員
質疑・質問日:10/02/2012
会派名:自民改革会議

    ○和田委員
     私のほうから3点ほどお伺いいたします。
     まず、説明資料の2ページ、第115号議案でございます。
     静岡県高校生就学支援基金条例の一部を改正する条例ということで、これについては、国庫補助4000万円ほど出ております。先ほど、具体的な処置等については説明を受けましたけれども、この4000万円を積算した根拠となるいわゆる減免を受ける、あるいは補助を受ける対象校、これは県内にどのぐらいあるのか、さらには、その対象校に所属している生徒の人数がわかれば教えていただきたいと思います。

     2点目は、資料の一番最後の航空貨物の利用促進についてでございます。
     県の総合計画によると、平成25年度には、取扱量3,000トンという目標を設定しておられますけども、この取扱量の推移をみると、平成21年度から倍々ゲームで増加しております。しかしながら、来年度に3,000トンというのは非常に高い目標であろうかと思います。特に、今、中国、韓国との問題もありますし、なかなか難しい数字ではなかろうかと思います。そういうことを解消するために、トライアル輸送ということをやっておられると思いますけども、このトライアル輸送に参加いただいている物流企業、あるいは荷主企業の反応、これについて、お伺いをしたいと思います。
     それから、トータル的に、この事業について、もう少し解説を加えていただきたいと。この書いてある資料だけでは、ちょっと理解できない部分もあるので、よろしくお願いします。

     3点目は、資料にはないんですけれども、グランシップについてでございます。
     前回の委員会でも、私はお聞きしたんですけれども、安全対策改修工事の設計を、今やっておられるということで、この工事が始まりますと、恐らく安全確保のためには休館をせざるを得ないのではないかというふうに思っております。休館ということになれば、今でもたくさんのお金を投入をしているが、当然、事業収益もその間はなくなる。あるいは、休館ということになれば、グランシップを持っている地域の経済波及効果も当然影響を受けるだろうということで、現在、設計中の段階でございますけども、休館の時期とか、どのぐらい休館せざるを得ないというような見通しがあれば、お聞きしたいと思います。以上、3点でございます。

    ○木塚私学振興課長
     まず1点目ですが、今回の特例措置となる対象校でございますが、平成23年度の就学支援金の実績を見ますと、およそ60校が対象になるというふうに見込んでおります。
     また、人数でございますが、これにつきましては、従来の就学支援金の1.5倍加算受給者数の4割。この4割というのは、実は国が総額を決めたときに大体こうやって見込みましょうという、全国統一の基準でございますので、それを掛けますと737人と見込んでおります。以上です。

    ○石川空港利用政策課長
     航空貨物の利用促進に関し、トライアル輸送についての御質問にお答えいたします。
     トライアル輸送につきましては、航空貨物のうち特に国際貨物、こちらを利用促進しようということで、今年度から始めている事業で、先ほどの委員会説明資料の21ページにございますように、現在、トライアル輸送事業に取り組んでいるところでございます。
     まず、この概要について御説明いたしますけれども、そもそもトライアル輸送というのは、国際航空貨物の取り扱いをする場合、他空港で扱っているものを静岡空港を使って実施したいという物流業者に対しまして、富士山静岡空港航空貨物利用促進協議会と協定を結び、その一定の費用を負担する形で実施するものでございます。予算は全体で300万円という中で実施しております。
     事業としては、そこに書いてある6点となっておりますけれども、今、実施されているものは、台北からのものが2点、それと上海、武漢が2点、ベトナムから2点という形で、実施しているところでございます。
     部長からの話にもありましたように、コチョウランにつきましては、最初の6月の先行事例ということで実施いたしました。これにつきましては、従前、成田から輸入していたものを静岡空港を使って、在庫量を減らす、保管コストを削減することによって、荷主あるいは物流企業にメリットが出るのではないかというトライアルをしているところでございます。
     もう1点、物流企業者、荷主の反応ということでございますけれども、こちらにつきましては、航空貨物利用促進協議会の中で、いろいろな議論を経て、この事業を実施しておりまして、積極的にいろいろな可能性を今年度探っていただいているところでございまして、今、よい反応が出てきているところでございます。以上です。

    ○松下文化政策課長
     グランシップの休館期間についてお答えいたします。
     グランシップのスレート対策改修工事につきましては、今年度建築専門家による設計アドバイザーから助言をいただきながら、設計業務を進めておるところでございます。その結果に基づきまして、来年度、安全対策に係る予算をお諮りする予定でおります。
     休館期間につきましては、グランシップを利用される方々に御不便、御迷惑をおかけしないよう、できるだけ、早目にお知らせする必要があるというふうに考えております。設計業者からの報告によりますと、現時点での見込みではありますけれども、現場で仮囲いをして行う工事は平成26年5月の連休明けから平成26年11月末までの7カ月間で、その間を休館予定としております。以上でございます。

    ○和田委員
     航空貨物の輸送の資料の中で、トライアル輸送の荷主企業が公表不可となっているのですけれども、これは何か理由があるのかどうか、お聞きしたいと思います。

     それから、グランシップは7カ月間も休館すると、大変長い期間だと思うんですけど、これぐらい休館するとなると県にとっては、かなりの損失になろうかと思います。これに対する対応策は、今の時点で考えておられるかどうか、お聞きします。

    ○石川空港利用政策課長
     委員会資料の荷主企業の公表不可ということについての御説明でございます。
     各企業にトライアル輸送で物流を実施していただいているところではございますけれども、各企業がどういったものを、どの時期にどこに運んでいるかということは、企業戦略に当たる部分が多数あるということで、公表に当たっては、荷主企業に公表してよいかどうか確認した上で実施しているところでございます。不可とさせていただいた企業につきましては、公表を控えていただきたいとのことです。ただ、事業実施における検証については、十分協力していただくということです。以上です。

    ○松下文化政策課長
     グランシップの収入減に対する対応策でございます。今グランシップを管理する県文化財団と調整をとっているところでございますけれども、休館中、ふだん出られない地域に出ていくアウトリーチワークを活発にやりたいと考えております。
     また、休館中につきましては、営業活動を一生懸命やりまして、平成26年の秋口から平成27年度の大型イベントを積極的に招致するように大学、学会などそういうところを回ろうという計画でおります。

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