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委員会会議録

質問文書

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平成23年10月富士山静岡空港活性化特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:柏木 健 議員
質疑・質問日:10/26/2011
会派名:みんなの党・無所属クラブ


○柏木委員
 きっと静岡空港に貨物が入ってくるということは、何かほかの空港では困っていることがあったりとか、デメリットがあって、静岡空港だと解消できることだから、入ってくると思うんですけれども、それで、入りと出について別々に伺いたいんですけれども、まず入ってくる便のことを考えて、私も、韓国で物を買ってきたんですけど、結構国内で買うのと同じぐらいのスピードで届くんですよね。沖縄で物を買って、結構早く来るんですけど、買った側からすると、別にどこの空港を通ってきても、関係ないですよね。自分のところに届けばいいわけですから。そういう意味では、静岡空港を入ってくる方で貨物をふやそうとすると、ほかの空港が今困っていなければ、静岡空港に来ないとは思うんですけど、何かそこに余地があるのかなと。今のシステム、非常に早くなっているなというふうに感じているんですけれども、そういう意味で、何か困っている箇所があって、そこを静岡空港で解消すれば、貨物が来るという、何かそういうのがあればということをお伺いしたいなと。もう1個は、出すほうで、先生、大分メロンのことは詳しいということで、例えば、メロンをここから出したいというときに、いまのシステム上で、セントレアとか羽田とか成田かわからないですけれど、そこを使って出していて、何か困ったことがあれば、これも何か静岡空港をどうしても使わなくてはいけないという理由になると思うんですけれども、今のシステムでメロンを出したりとか、花を出したりとかというときに、何か今、困っていることがあるのかなと。入りと出について、何か静岡空港をうまく使うときに、何かそういうのがあればなと、何か先生のほうにあれば、伺いたいなと。

○内野孝宏氏
 メロンの話ですけれども、メロンという商材は、あれは、特にクラウンメロンのような高級メロン、――私、バブルのはじけたころに大変になってしまったからどうしようかと言われて、いろいろ調査らしいものをしたときに――あれはそう言えば、東京のホテルなんかに結婚式の披露宴に出すときに、大事な役割をしているのは仲卸。これは何をしているのかというと、出荷組合から出荷したメロンをそのままホテルの披露宴に並べるのではなくて、間に卸売業の仲卸さんが入りまして、いわゆる食べごろピンポイント、今は食べごろですよというときに出すわけです。ですから、空港の場合、それをあえて飛行機で運んでそういう状況を香港なり北京なり高級ホテルにでは出しましょうというときには、やはりそういう役割が必要なことと、では、それが飛行機で運ぶ、船では時間がちょっとかかり過ぎるような気がするんですけど、それの関係性がはっきりしないと、本当に空輸がいいのがどうだかというのは、これもちょっと調査する必要があるのかな、ただ、実際にそういう実験的にはやっていらっしゃるみたいなもんですから、その辺で、では困ったことというと、やはりピンポイントでおいしいものを静岡のグランドールというようなブランドで、高級で、値段を崩さないためには、そういった管理が必要なものですから、そういうことができるかどうかということの検討は必要ではないかなということで、困った点ということがあるのかなとは思うんですけど、何せ二、三十年前ぐらいにやった調査なものですから、済みません、無責任な回答になっているかもしれません。
 それから、ほかの空港で困っているというのは何かと言われると、ちょっとなかなか回答も難しいんですが、恐らく、成田では荷物が大渋滞することがあるという話をよく聞くものですから、要するにトラックがあそこをミルクランという、何かぐるぐる回っているらしいですけども、どうも渋滞してしまって、荷物が滞ってしまうもんですから、さっき言った中国のフォワーダーらしき業者が静岡空港がすいているねと、しかも入れればすぐ出てくるし、荷物の点検もよくできる、どこに何がいってしまったとかというわからないことがないものですから、そういう面で静岡空港に目をつけて、首都圏の輸入業者がつけめんみたいなかつらみたいなものを持ってきたということで見ると、他空港が困っているというかどうかわかりませんけれども、成田あたりの弱点というとそのようなところがあるのではないかなという気はします。

○柏木委員
 そうすると、一たん静岡空港から物を出すとすると、管理能力が静岡空港にあると、例えばこの農産物、メロンに関してだったら、メロンは静岡空港を通せば、非常に食べごろのときにいくよとか、そういうメリットがあれば、可能性はそこにあるわけですよね。今の先生の話。それで、入ってくるときには、例えば、少しでも遅れてしまうと鮮度が下がってしまったりとかというものに関しては、成田だと今の話だと渋滞もあるし、荷物が多いのでどこかにいってしまう可能性もあると。静岡空港だと例えば、確実にきょうの4時に届けたいというときには、そういうものの場合は静岡空港のメリットが発揮できるという、そういうことなんですかね。

○内野孝宏氏
 そのときに、検疫体制とか、通関体制というのがまだまだ恐らく弱いのかなということが、やはり、そのために、人も静岡空港に張りついていなければならないというような荷物量の状態になってくればいいんですけれども、ちょっとその辺が整っていないのかなと。食物検疫であるとか、ここは法律の話なものですから、絶対それは外せないので、薫蒸したりということになるので、まだ整っていないので、他空港の弱点を弱点として活用できるような体制になっていないのかなと気はします。それがどのくらいで施設設備をしたらいいのかというのは、ちょっとわかりませんです。

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