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委員会会議録

委員会補足文書

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平成30年12月定例会産業委員会
議案説明及び所管事項等の報告 【 当局側説明 】 発言日: 12/14/2018 会派名:


○梅藤企業局長
 企業局長の梅藤でございます。よろしくお願いします。
 今議会に提出しております企業局関係の案件は、第138号議案「平成30年度静岡県工業用水道事業会計補正予算」、第139号議案「平成30年度静岡県水道事業会計補正予算」、第140号議案「平成30年度静岡県地域振興整備事業会計補正予算」の3件であります。
 提出議案の詳細は、後ほど大場企業局次長から御説明いたします。
 私からは、提出議案の概要及び所管事業の実施状況につきまして、御説明申し上げます。
 お手元の産業委員会提出資料1ページをお開きください。
 1提出議案の概要でありますが、今回の補正予算は県人事委員会の勧告に基づく知事部局職員の給与改定に準じて、企業局職員の給与を改定するために必要となる経費を補正するものであります。
 補正金額は(2)の表にありますとおり、工業用水道事業会計が205万1000円、水道事業会計が201万7000円、地域振興整備事業会計が42万4000円、合計で449万2000円になります。
 給与改定の主な内容については、(3)に記載のとおりであります。
 2ページをお開きください。
 2工業用水道及び水道事業の現状についてであります。
 初めに1工業用水道事業であります。
 柿田川工業用水道を初めとする7つの工業用水道事業の現有給水能力や契約水量等につきましては、(1)の表に記載のとおりであります。
 本年4月から10月までの実使用水量の合計は、(2)実績の表にありますとおり1億1060万3000立方メートルで、前年同期と比べますと96.7%となっております。
 契約水量に対する使用率は70.9%であります。
 次に、2水道事業であります。
 駿豆水道を初めとする3つの水道事業の現有給水能力等につきましては、(1)の表に記載のとおりであります。
 本年4月から10月までの実使用水量の合計は、(2)実績の表にありますとおり4480万6000立方メートルで、前年同期と比べますと97.0%となっております。
 基本水量に対する使用率は50.0%であります。
 今後も、安全で安心な水の安定的な供給に努めてまいります。
 3ページをごらんください。
 3西遠工業用水道事業の料金見直しについてであります。
 赤字が継続しております西遠工業用水道事業の料金見直しにつきまして受水企業と協議を重ねてまいりましたが、全ての受水企業の同意を得ることができましたので、経済産業省の変更承認を得た上で、平成31年4月分からの適用に向け2月定例会に条例改正案を上程したいと考えております。
 見直しの案といたしましては、実使用水量と乖離が生じている契約水量を、使用実態を考慮した水量に段階的に減量するのにあわせて、現行の基本使用料金15円を2019年度から24円に、2021年度から32円に段階的に引き上げるものであります。この料金改定により、事業は黒字に転換することとなります。大幅な改定となりますが、受水企業の皆様には御理解・御協力をいただき、非常に感謝しているところでございます。
 4ページをお開きください。
 4管路更新事業におけるコスト縮減事例についてであります。
 企業局の水道施設は、その多くが高度経済成長期に整備されていることから、全面的な更新時期を迎えつつあります。
 平成29年3月に策定した水道施設更新マスタープランにおいても、今後莫大な更新費用を要することが試算されており、これまで以上に更新工事におけるコスト縮減の取り組みが求められております。
 このたび、静清工業用水道の管路布設がえにおける推進工法において、立坑を浅くする工法を採用することでコストの縮減を図ることができましたので、御報告いたします。
 通常、水道の管路を地中深く、推進工法により埋設する際には、地中深く掘削した2つの立坑の間に水平にトンネルを掘り、水道管を布設します。これに対し、今回採用した工法は特殊な推進機で縦方向にカーブをつけてトンネルを掘ることにより、浅い立坑と深い立坑の間に水道管を布設することができます。一方の立坑が浅くなることからコストの縮減を図ることができ、今回の場合は施工延長177メートルでありましたが、通常工法と比べて2割程度、約4800万円のコスト縮減を図ることができました。
 今後も、新技術を積極的に導入することでコストの縮減に取り組んでまいります。
 5ページをごらんください。
 5富士山麓フロンティアパーク小山区画1の土地売買契約についてであります。
 富士山麓フロンティアパーク小山は、造成工事及び土地利用手続が完了し、既に土地売買契約を締結した区画3と区画6については、進出企業への移転登記も完了しております。
 企業誘致も積極的に行っており、去る11月30日には株式会社アクシージアと3社目となる土地売買契約を締結いたしました。株式会社アクシージアは東京都に本社を置く化粧品の研究開発、製造、販売を行っている企業で、今回初めての自社工場建設用地として区画1を購入いたしました。
 引き続き、経済産業部や東京・大阪事務所などと連携し、積極的な企業誘致活動を続けてまいります。
 6ページをお開きください。
 6富士大淵地区工業団地の概要についてであります。
 先日報道がございましたが、富士市大淵地区において、既存の富士山フロント工業団地の南側隣接地を工業団地として整備するものであります。
 全体事業費は約14億円の予定で面積は約5.8ヘクタール、富士市が造成した用地を購入し、進出企業に分譲するセミオーダーメード方式での開発を予定しております。
 今年度、富士市から企業局に対して開発の事前協議申請が提出され、現在富士市が進めている開発可能性詳細調査の技術的支援を行っており、来年度早々の基本協定の締結に向けて準備を進めております。
 今後も、社会経済動向の変化に応じ市町と連携して、企業ニーズに適合した用地を柔軟かつ迅速に供給してまいります。
 続きまして、静岡県の新ビジョン評価書案について御説明いたします。
 平成30年度静岡県の新ビジョン評価書案と記した青色のファイルをお開きください。
 このうち、企業局が関連する取り組みの進捗状況や今後の施策展開等について御説明いたします。
 評価書案の160ページをお開きください。
 5−1次世代産業の創出と展開のうち(3)企業誘致・定着の推進についてであります。
 活動指標に掲げる企業局の工業用地等造成区画数・面積につきましては、レディーメード方式で整備しました富士山麓フロンティアパーク小山を初め、オーダーメード方式による用地造成を計画に基づき実施してまいりました。
 本年度の取り組みとしましては、今年度の見込欄にありますとおり、オーダーメード方式により2区画、3ヘクタールの整備を目指して最善の努力をしておりますけれども、現在、1区画進捗がおくれておりまして、2区画は少し厳しいのかなという状況でございます。
 来年度の取り組み方針としましては、161ページの下段、2019年度の取り組み方針の3点目にありますとおり、既に着手しているセミオーダーメード方式による工業団地造成事業を着実に推進するとともに、工業用地開発可能性調査等により市町及び企業の多様なニーズを的確に把握し、特に市町と連携しまして、新たな工業用地造成事業に積極的に取り組んでまいります。
 また、工業用水道施設につきましては161ページ上段2018年度の取り組み状況の4点目にありますとおり、耐震化計画に基づき静清工業用水道等の耐震補強工事を実施しているところであります。
 来年度は、下段2019年度の取り組み方針の4点目にありますとおり、21施設耐震化の目標達成に向け、計画的に中遠工業用水道等の耐震化に取り組み、工業用水の安定供給を図ってまいります。
 次に、評価書案202ページをお開きください。
 6−2持続可能な社会の形成のうち(1)環境に配慮した快適な社会の形成についてであります。
 水道施設につきましては、203ページの上段2018年度の取り組み状況の8点目、一番下にありますとおり、耐震化計画に基づき遠州水道等の耐震補強工事を実施しているところであります。
 来年度につきましては、204ページ下段2019年度の取り組み方針の4点目にありますとおり、20施設耐震化の目標達成に向け遠州水道等の耐震化に取り組み、水道用水の安定供給を図ってまいります。
 続きまして、まち・ひと・しごと創生総合戦略評価書案について御説明いたします。
 平成30年度美しいふじのくにまち・ひと・しごと創生総合戦略評価書案と記しました黄色のファイルをごらんください。
 このうち、企業局関係の主要施策について御説明いたします。
 25ページをお開きください。
 2−1−(2)地域資源を生かした産業の創出・集積のうち、企業立地の促進に向けた本県の優位性の創出についてであります。
 下段の今後の展開の4点目でありますが、市町と協力して工業用地の造成に積極的に取り組み、企業のニーズに合った用地を迅速に供給してまいります。また、富士山麓フロンティアパーク小山の早期完売を目指し、企業誘致活動を積極的に展開してまいります。
 報告事項は以上でありますが、参考資料といたしまして、最新の企業局情報通信Kリリースをお配りしております。
また、CNFに係る企業の取り組みを紹介した記事を取りまとめ、別冊として発行しております。この別冊につきましては、先日富士市で開催いたしましたふじのくにCNF総合展示会などで配布しております。企業局の取り組みの参考にごらんいただければと思います。
 私からの説明は以上でございます。御審査のほど、よろしくお願いいたします。

○大場企業局次長
 今議会に提出いたしました12月補正予算案につきまして、御説明申し上げます。
 最初に、議案に基づき概要を説明させていただき、その後、議案説明書に基づき詳細を説明させていただきます。
 まず、議案の29ページをお開きください。
 第138号議案「平成30年度静岡県工業用水道事業会計補正予算」であります。
 今回の補正予算は、知事部局に準じて実施する給与改定に要する経費の補正を行うものであります。
 議案説明書に移りまして、34ページをお開きください。
 収益的収入及び支出の支出であります。
 第1款工業用水道事業費用第1項営業費用第2目配水及び給水費から第4目共用施設管理費までの合計205万1000円を増額補正するものであります。
 また、議案31ページをお開きください。
 第139号議案「平成30年度静岡県水道事業会計補正予算」であります。
 工業用水道事業会計と同様、知事部局に準じて実施する給与改定に要する経費の補正を行うものであります。
 議案説明書の37ページをお開きください。
 収益的収入及び支出の支出であります。
 第1款水道事業費用第1項営業費用第2目配水及び給水費から第4目共用施設管理費までの合計201万7000円を増額補正するものであります。
 戻りまして、議案33ページをお開きください。
 第140号議案「平成30年度静岡県地域振興整備事業会計補正予算」であります。
 工業用水道事業会計及び水道事業会計と同様、知事部局に準じて実施する給与改定に要する経費の補正を行うものであります。
 議案説明書39ページをお開きください。
 収益的収入及び支出の支出であります。
 第1款開発整備事業費用第1項営業費用第2目 一般管理費について、20万2000円を増額補正するものであります。
 続きまして、41ページをお開きください。
 資本的収入及び支出の支出であります。
 第1款資本的支出第1項建設改良費第1目開発整備費について、22万2000円を増額補正するものであります。
 以上が、企業局の12月補正予算の概要であります。よろしく御審査のほどお願い申し上げます。

○大石(哲)委員長
 以上で、当局側の説明が終わりました。
 これより企業局関係の質疑等に入ります。
 なお、所管事務調査もあわせて行います。
 では、発言願います。

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