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委員会会議録

委員会補足文書

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令和3年決算特別委員会
田内産業分科会委員長 【 分科会委員長報告 】 発言日: 11/12/2021 会派名:


○藪田委員長
 次は、産業分科会委員長 田内浩之君。

○田内産業分科会委員長
 産業分科会における審査の概要と結果について御報告いたします。
 今回、当分科会で審査した決算は「令和2年度静岡県一般会計歳入歳出決算」のうち経済産業部及び労働委員会関係並びに「令和2年度静岡県中小企業高度化資金貸付事業等特別会計歳入歳出決算」外特別会計歳入歳出決算2件及び「令和2年度静岡県工業用水道事業決算」外公営企業決算2件であります。
 最初に、経済産業部及び労働委員会関係から申し上げます。
 まず委員から、コロナ禍における制度融資の成果についてただしたところ、当局から令和2年度の負債額1000万円以上の倒産件数は202件でコロナ以前の過去2年と比較して減少している、令和2年の完全失業率は2.4%で令和元年の2.0%より上昇しているが3%を超える急激な上昇は抑えられている、さらに令和2年度の信用保証協会の代位弁債は1,256件、124億円で、協会職員による経営改善支援もあり件数及び金額は平成30年度から年々減少しているとの答弁がありました。
 これに対し委員から、制度融資は大きな成果が出ていると考えるが、しばらくは新型コロナウイルス感染症の影響により先行きが厳しいと思うので県内経済の回復に向けてより的確な判断を行い支援されたいとの意見がありました。
 次に、新型コロナウイルス感染症の影響により低下した花卉事業の拡大に向けた取組及びその効果についてただしたところ、各種イベントや結婚式等が中止となり売上げが例年比で約半分となったため、国庫を活用した公共施設や企業、幼稚園等、約2,200か所へのフラワーアレンジメントの展示や県内の駅19か所への花のフォトスポット設置など花に触れる機会を創出した結果、SNSへの投稿やいいねの数は16万回を超え県産花卉を広くPRすることができた、またECサイト販売での割引支援や共同購入も実施し、生花店や生産者からは買い支えていただいたとの声が寄せられているとの答弁がありました。
 これに対し、地元生産物の消費が落ち込んだときに行政が支援策を立ち上げることは重要であるため、新型コロナウイルス感染症収束後も事業として定着するような成功事例をつくり消費喚起策の確立につなげられたいとの意見がありました。
 このほか、中小企業等危機克服チャレンジ支援事業の支援内容、コワーキングスペース設置事業費補助金の利用状況などについても質疑がありました。
 次に、企業局関係について申し上げます。
 令和2年度静岡県工業用水道事業会計の決算に関し、各工業用水道の事業別収支の状況についてただしたところ、柿田川工業用水道の純利益は前年より増加し静清・中遠・西遠及び湖西の4工業用水道は減少しているものの、単年度損益は黒字を確保した、残る富士川工業用水道及び東駿河湾工業用水道については大口受水企業の利用廃止の影響により赤字となっているため、事業統合と料金改定により健全経営化に取り組んでいるとの答弁がありました。
 これに対し、事業別に収支状況及び課題を明確化し経営の視点から見て売上げ最大、経費最少によって収益を確保する採算制度の確立に努められたいとの意見がありました。
 このほか、地域振興整備事業の工業用地開発可能性基本調査の採択条件などについても質疑がありました。
 以上が当分科会における審査の概要でありますが、結果といたしましては、審査を行った「令和2年度静岡県一般会計歳入歳出決算」の所管部局分外6件の決算につきましては、全員一致をもって、いずれも認定すべきものと決定いたしました。
 以上で、分科会委員長報告を終わります。

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静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp