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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成26年12月定例会企画くらし環境委員会 質疑・質問
質疑・質問者:藪田 宏行 議員
質疑・質問日:12/15/2014
会派名:自民改革会議


○藪田委員
 一括質問方式で2問質問させていただきますが、その前に要望をお願いします。
 今も白井企画広報部長から説明があったわけですが、内陸のフロンティアについて、まだまだ沿岸部では浸透していないということで、沿岸部の議員や住民からよくお叱りを受けます。沿岸都市部のリノベーションというものをできるだけ一緒に記載して、いろいろなところに出していただきたいと、以前にも申し上げたわけです。まだまだ県民、特に沿岸部では理解がないものですから、できるだけ内陸のフロンティアと沿岸都市部のリノベーションという言い方でお願いできたらと思います。これは要望です。

 それでは、委員会説明資料の7ページにある内陸のフロンティアに関することでありますが、この点については、本会議で本会派の鈴木洋佑議員からも質問がありまして、沿岸部に対する取り組みについて答弁があったところであります。
 10月の第2次指定について先ほど説明がありましたとおり、伊東市の水産物供給施設、掛川市の防潮堤整備といったものが指定されました。第1次指定の際にも富士市、磐田市、吉田町と合わせて5つの沿岸部の市町が指定されたことになるのではないかと思いますが、改めて沿岸部に住む住民が十分理解できるものとなるよう、県が指定している取り組みについて御説明をお願いしたいと思います。

 もう1点は、今説明いただいた総合計画後期アクションプラン評価書案についてです。
 431ページの透明性と県民参加による行政運営にある表を見ますと、県政に関心がある県民の割合が平成25年度は62.2%であったわけですが、今年度は59.3%ということであります。県政のいろいろな課題あるいは情報を県民に知らせるということは大変重要なことであるわけですが、県民の関心は少し下がっているように思います。このぐらいの数字は特段気にすることはないのか、この下がりぐあいについて県ではどのように把握し、対応しているのか御説明をお願いします。以上、よろしくお願いします。

○長澤地域政策課長兼内陸フロンティア推進室長
 内陸のフロンティアに関し、沿岸都市部のリノベーションについての県の取り組みについてということでございます。
 先ほど、5番委員から御紹介いただきましたように、今年度創設した内陸のフロンティア推進区域につきましては、春と秋2回の指定におきまして、沿岸都市部については5つの市町において推進区域に指定されたということでございます。
 この中には港を活用したにぎわいづくりという事例も幾つか出てまいりましたので、こういったものを今後も活用していきたいと考えております。
 内陸高台部に比べましてまだまだ沿岸都市部のリノベーションの事業につきましては、さらなる拡充が必要だと考えておりますので、こういった具体的な事例をもって沿岸都市部の市町の皆様のところにまたお邪魔して、具体的にどんなものができるのかということについてきちんと対応してまいりたいと考えています。説明資料にもございますように、来年度も推進区域の制度につきましては継続してまいりますので、ぜひ多くの沿岸都市部の市町の皆さんに手を挙げていただきますよう協力していきたいと考えております。以上でございます。

○石垣広報課長兼県民のこえ室長
 県政に関心のある県民の割合が低下しているというお話ですが、62.2%から2.9ポイント減少しまして59.3%となりました。その原因として、年代別に見ると、50歳代で6.8ポイント、60歳代で6.3ポイント減少している点が挙げられます。これらの人が県政に関心がない理由としまして、「自分の生活にあまり関係がない」の割合が50歳代で8.6ポイント、60歳代で2.3ポイントふえております。さらに深堀りして推測してみますと、東日本大震災に伴い新たに発生した不安が50歳代で3.1ポイント、60歳代で5.8ポイント減少しております。これらのことから、東日本大震災の発生から年月が経過したことに伴い、地震・津波等の危機管理についての関心が薄れてきたことが、1つの要因ではないかと考えております。とはいいましても目標を70%に設定しておりますので、今後も引き続き向上に努めてまいります。以上です。

○藪田委員
 以前、内陸フロンティアについて質問させていただいたときにも、長澤地域政策課長からお話があったわけですが、各市町と具体的に話をされているということです。御前崎市や牧之原市とはどのような話をして現状はどのようになっているのか伺います。

 もう1点は、県政に関心がある人の割合についてです。サミットにしてもオリンピックにしても、東京都だけではなく静岡県にも関係するいろいろな大きなものがありますので、ぜひ関心を持ってもらうほうがいいと思います。要望ですがこの辺を工夫してやってください。最初の質問について答弁を求めます。よろしくお願いします。

○長澤地域政策課長兼内陸フロンティア推進室長
 内陸のフロンティアを拓く取り組みにつきまして、御前崎市及び牧之原市との取り組みの状況はということでございます。
 御前崎市につきましては、お話は何度かさせていただいておりますけれども、まだ具体的な取り組みまでは至っていないというのが現状でございます。ただ御前崎市につきましては、御前崎港を初めとして有効な地域資源がございますので、そういったものをきちんと活用して、ぜひ来年度の推進区域に手を挙げていただけますように、我々も積極的に今以上に取り組んでいきたいと考えております。
 牧之原市につきましては、沿岸都市部ではございませんけれども、内陸高台部の取り組みについて、市の総合計画の中で地域づくりのことを考えてくださっていて、具体的な動きを出していこうと取り組んでいただいております。まだ確実に合意ということではございませんけれども、来年の春に向けて手を挙げていただけるように、我々もアドバイスしてお手伝いできるよう努力してまいります。以上でございます。

○藪田委員
 両市とも沿岸部で悩みも課題も山積しておりますので、よく連携をとっていただきますとともに、御指導をよろしくお願いします。以上で終わります。

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